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第一章 巫女ってなんなんですか
42.消したい自分 Side ゲルト ※
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※ 少し強引な表現があります。
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Side ゲルト
リヒターと会っていたのに平然としてる巫女を押し倒したかった。押し倒して無茶苦茶にしたかった。歪んだ嫉妬は目をつぶって耐え、いつも通りペニスを取り出して寝転ぶ。怒りと欲望が暴れ先端からドロドロに汚れていた。
巫女がいつも通りまたがったのに、違う。いつもより熱をもった中が、いつもより柔らかい肉が、いつもより俺に絡みつく。巫女の呼吸がすぐに乱れ始めて俺の胸を焼いた。
何してた? 俺が来る前に、あいつと何してた? こんな体知らない。なんでこんなに吸い付く? 吸いつきたいのは俺じゃない。俺じゃないんだろ? 俺を咥え込んでるのに、あいつを思い出してるんだろ? 許さない。俺を見ろ。俺を。中にいるのは俺だ。
巫女の腰を押さえつけ下から突き上げる。思い切り何度も突き上げて巫女の声が大きくなるたび愉悦を感じた。
俺だ。中にいるのは俺だろ? お前の中を汚すのも俺だ。俺のものだ。
出しても収まらない興奮が頭を沸騰させている。押し倒して見下ろした巫女の怯えた顔。我に返った一瞬で血が引き巫女の上から飛びのいた。
何をした。俺は、また。また、やるところだった。俺は、おかしい。
体が震えて冷や汗が流れた。
「……ゲルト?」
「……すみません、ごめんなさい」
体を丸めて動けないでいる俺に巫女が水を渡してくれた。震える手で受け取って一気に飲み干す。
「……どうしたの?」
本当は最初に言わなければいけなかった。俺はおかしいって。でも怖い。怯えさせてしまった。これ以上軽蔑されたら?
巫女の手が俺の手にそっと触れた。顔をあげたら心配そうに俺を見てた。酷い目に遭いそうになったのに、酷い目に遭わせようとした俺を心配してる。
胸が痛くて目頭が熱くなった。動かない俺の手を指先で撫でてくれる。これだけの触れ合いで喜びが湧く。その優しさに涙がこぼれた。
「……我を忘れてしまうんです」
「うん」
「以前それで獣化して、軽くですけど、怪我させたことがあって」
「うん」
「短い時間なら大丈夫だったんですけど」
「今日は?」
唾を飲み込む。寝たくないと言っておいて、裏切られたと思うなんてバカなこと言えない。嘘をついた自分のせいなのに。でもこれ以上、嘘もつけない。頭がグルグル空転する。
「今日は……リヒターがいて、2人で何してたか気になって」
「……したくないんだよね?」
「あ、でも、今日は俺の日で」
「あー、うん、ごめん。うーん? それじゃしたいってこと?」
「……はい。本当は、……したくて。すみません」
恥ずかしさと情けなさで語尾が震えた。なんて馬鹿なんだ。今更こんなこと。
「触れられたくないのは?」
「それは、その、おかしくなったら困るから、なるべく離れていようと思ったので」
「嫌いじゃないってこと?」
「嫌じゃない、です。全然」
そう答えた俺を巫女が軽く抱きしめた。
「これは? 嫌じゃない?」
「い、やじゃない、です」
俺を抱きしめる巫女の腕を、恐る恐る触る。ジッとしてるのに、抱きしめられて心臓が落ち着かない。
「もう寝ようか」
「……はい」
いつものように離れて眠ると思うと、抱きしめられた体を離すのが寂しかった。
何をどう考えればいいのだろう。これからどうなる? もう触れない? 当たり前だ。でも火の精霊を産まなきゃいけないんだ。俺を排除できないはず。
酷いことしそうになったのに、みっともなく縋り付いてる自分に反吐が出そうだ。巫女に背を向けて体を丸めた。忘れたい。今日の自分を消せたらいいのに。
巫女の動く気配がして、俺の背中にあたたかい体が触れた。腕が腰に回されて、巫女の息が背中にかかる。
「嫌じゃない?」
「嫌じゃ、ないです」
ドキドキする。あたたかい触れ合い。巫女の手に手を重ねると握ってくれた。
「すみません、乱暴にして」
「うん、怖かった」
「……すみません」
手を優しく撫でて慰めてくれる巫女への罪悪感で胸が痛んだ。
「次の時はラルフに見張りしてもらおうか?」
「へ」
「暴れたりしてもラルフなら止めれるでしょ? 獣化したときの対処も知ってるだろうし」
「俺と?」
「うん、私じゃ対処できないから。見張りがいたら安心じゃない?」
……また俺と寝てくれる? 対処法まで考えて。精霊を産まなきゃならないから仕方ないけど、でも嫌がって当然なのに。
「嫌じゃ……ないですか」
「んー怖かったけど、まあ試してみないとわかんないし。問題あったらまた考えよう」
「……ありがとうございます」
喜びが胸に広がる。あたたかい背中に安心して優しい手を握った。
嬉しくて体が疼いてる。胸に抱きしめたい。思い切り抱きしめて頬ずりしたい。でもそんなことをしたら、またおかしくなってしまう。また次の機会を待たないと。深呼吸して巫女の手を抱えこんだまま体を縮めた。熱い。またおかしくなる前に手洗いで出してきたほうがいいかもしれない。
巫女の手を外してゆっくり起き上がった。
「手洗いに」
「うん」
洗面所の扉を閉めてすぐ下ばきを降ろした。
床にしゃがみ込んだ俺の目に、洗面台のカゴの中でくしゃくしゃになった巫女の服が映り、鼓動が早まった。手を伸ばして服の下から取り出した下着に顔を埋める。鼻につく体臭が体の熱を上げた。
巫女の寝息が聞こえてから静かに洗面所へ行き、匂いを嗅ぎながら熱を吐き出す行為を訪れるたびにしていた。
一度出したのに今日は手の動きを止められない。手の中に吐き出した汚れをそのままに、しごき続ける。熱くて柔らかかった肉を思い出した。乱れた息を、叫び声を。巫女の中に放ったことを。
手に吐き出して息をつく。下着から顔を上げて自分のやったことに気付いた。今日は巫女が起きてるのに。制御できない自分が恨めしい。下着をカゴに戻して手とペニスを洗った。
ベッドに戻り元の場所に入る。おかしくならないように、巫女に背を向けて。横になると巫女が寝ぼけながら背中に寄り添ってくれた。
嬉しい。こうして寄り添ってくれて。こんなふうに誰かと寄り添うのが夢だった。優しい気持ちで想い合える相手がほしかった。そんなふうに振舞えない自分でいるのが辛くて涙がにじむ。
寄り添われたぬくもりを大事にしたくて、体を丸め目をつぶった。
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Side ゲルト
リヒターと会っていたのに平然としてる巫女を押し倒したかった。押し倒して無茶苦茶にしたかった。歪んだ嫉妬は目をつぶって耐え、いつも通りペニスを取り出して寝転ぶ。怒りと欲望が暴れ先端からドロドロに汚れていた。
巫女がいつも通りまたがったのに、違う。いつもより熱をもった中が、いつもより柔らかい肉が、いつもより俺に絡みつく。巫女の呼吸がすぐに乱れ始めて俺の胸を焼いた。
何してた? 俺が来る前に、あいつと何してた? こんな体知らない。なんでこんなに吸い付く? 吸いつきたいのは俺じゃない。俺じゃないんだろ? 俺を咥え込んでるのに、あいつを思い出してるんだろ? 許さない。俺を見ろ。俺を。中にいるのは俺だ。
巫女の腰を押さえつけ下から突き上げる。思い切り何度も突き上げて巫女の声が大きくなるたび愉悦を感じた。
俺だ。中にいるのは俺だろ? お前の中を汚すのも俺だ。俺のものだ。
出しても収まらない興奮が頭を沸騰させている。押し倒して見下ろした巫女の怯えた顔。我に返った一瞬で血が引き巫女の上から飛びのいた。
何をした。俺は、また。また、やるところだった。俺は、おかしい。
体が震えて冷や汗が流れた。
「……ゲルト?」
「……すみません、ごめんなさい」
体を丸めて動けないでいる俺に巫女が水を渡してくれた。震える手で受け取って一気に飲み干す。
「……どうしたの?」
本当は最初に言わなければいけなかった。俺はおかしいって。でも怖い。怯えさせてしまった。これ以上軽蔑されたら?
巫女の手が俺の手にそっと触れた。顔をあげたら心配そうに俺を見てた。酷い目に遭いそうになったのに、酷い目に遭わせようとした俺を心配してる。
胸が痛くて目頭が熱くなった。動かない俺の手を指先で撫でてくれる。これだけの触れ合いで喜びが湧く。その優しさに涙がこぼれた。
「……我を忘れてしまうんです」
「うん」
「以前それで獣化して、軽くですけど、怪我させたことがあって」
「うん」
「短い時間なら大丈夫だったんですけど」
「今日は?」
唾を飲み込む。寝たくないと言っておいて、裏切られたと思うなんてバカなこと言えない。嘘をついた自分のせいなのに。でもこれ以上、嘘もつけない。頭がグルグル空転する。
「今日は……リヒターがいて、2人で何してたか気になって」
「……したくないんだよね?」
「あ、でも、今日は俺の日で」
「あー、うん、ごめん。うーん? それじゃしたいってこと?」
「……はい。本当は、……したくて。すみません」
恥ずかしさと情けなさで語尾が震えた。なんて馬鹿なんだ。今更こんなこと。
「触れられたくないのは?」
「それは、その、おかしくなったら困るから、なるべく離れていようと思ったので」
「嫌いじゃないってこと?」
「嫌じゃない、です。全然」
そう答えた俺を巫女が軽く抱きしめた。
「これは? 嫌じゃない?」
「い、やじゃない、です」
俺を抱きしめる巫女の腕を、恐る恐る触る。ジッとしてるのに、抱きしめられて心臓が落ち着かない。
「もう寝ようか」
「……はい」
いつものように離れて眠ると思うと、抱きしめられた体を離すのが寂しかった。
何をどう考えればいいのだろう。これからどうなる? もう触れない? 当たり前だ。でも火の精霊を産まなきゃいけないんだ。俺を排除できないはず。
酷いことしそうになったのに、みっともなく縋り付いてる自分に反吐が出そうだ。巫女に背を向けて体を丸めた。忘れたい。今日の自分を消せたらいいのに。
巫女の動く気配がして、俺の背中にあたたかい体が触れた。腕が腰に回されて、巫女の息が背中にかかる。
「嫌じゃない?」
「嫌じゃ、ないです」
ドキドキする。あたたかい触れ合い。巫女の手に手を重ねると握ってくれた。
「すみません、乱暴にして」
「うん、怖かった」
「……すみません」
手を優しく撫でて慰めてくれる巫女への罪悪感で胸が痛んだ。
「次の時はラルフに見張りしてもらおうか?」
「へ」
「暴れたりしてもラルフなら止めれるでしょ? 獣化したときの対処も知ってるだろうし」
「俺と?」
「うん、私じゃ対処できないから。見張りがいたら安心じゃない?」
……また俺と寝てくれる? 対処法まで考えて。精霊を産まなきゃならないから仕方ないけど、でも嫌がって当然なのに。
「嫌じゃ……ないですか」
「んー怖かったけど、まあ試してみないとわかんないし。問題あったらまた考えよう」
「……ありがとうございます」
喜びが胸に広がる。あたたかい背中に安心して優しい手を握った。
嬉しくて体が疼いてる。胸に抱きしめたい。思い切り抱きしめて頬ずりしたい。でもそんなことをしたら、またおかしくなってしまう。また次の機会を待たないと。深呼吸して巫女の手を抱えこんだまま体を縮めた。熱い。またおかしくなる前に手洗いで出してきたほうがいいかもしれない。
巫女の手を外してゆっくり起き上がった。
「手洗いに」
「うん」
洗面所の扉を閉めてすぐ下ばきを降ろした。
床にしゃがみ込んだ俺の目に、洗面台のカゴの中でくしゃくしゃになった巫女の服が映り、鼓動が早まった。手を伸ばして服の下から取り出した下着に顔を埋める。鼻につく体臭が体の熱を上げた。
巫女の寝息が聞こえてから静かに洗面所へ行き、匂いを嗅ぎながら熱を吐き出す行為を訪れるたびにしていた。
一度出したのに今日は手の動きを止められない。手の中に吐き出した汚れをそのままに、しごき続ける。熱くて柔らかかった肉を思い出した。乱れた息を、叫び声を。巫女の中に放ったことを。
手に吐き出して息をつく。下着から顔を上げて自分のやったことに気付いた。今日は巫女が起きてるのに。制御できない自分が恨めしい。下着をカゴに戻して手とペニスを洗った。
ベッドに戻り元の場所に入る。おかしくならないように、巫女に背を向けて。横になると巫女が寝ぼけながら背中に寄り添ってくれた。
嬉しい。こうして寄り添ってくれて。こんなふうに誰かと寄り添うのが夢だった。優しい気持ちで想い合える相手がほしかった。そんなふうに振舞えない自分でいるのが辛くて涙がにじむ。
寄り添われたぬくもりを大事にしたくて、体を丸め目をつぶった。
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