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恋人
20.まだ足りない※R18/ノーマル/あまあま/ラブラブえっち
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「美緒ちゃん、大丈夫……?」
「う、ん……。ちょっと疲れちゃったけど……。」
そう言うと彼は申し訳なさそうな顔をしたが、すぐに笑顔になって私の頭を撫でてくれた。それが心地よくて目を細めると陽翔くんはそのまま唇を重ねてきた。
ちゅっと音を立てて離れた唇は弧を描き、また軽く触れるだけのキスをする。それからギュッと抱きしめてくれる。
「ありがとう。俺に初めてをくれて。俺を受け入れてくれてありがとう。」
その言葉に胸がいっぱいになる。私も同じ気持ちだよ、むしろ貰ってくれてありがとう──なんて、恥ずかしくて言えない気持ちを伝えるように抱きしめ返した。
すると彼の心臓の音まで聞こえてきてなんだかとても幸せな気持ちになった。
「美緒ちゃん。好きだよ」
「私も……その、大好き……」
そう言って微笑み合えば、自然と唇を重ねた。何度も角度を変えて啄ばむようにキスを繰り返す。
すると、腹部にまた硬いものが押し当てられているのがわかった。
「あ、あの……陽翔くん……?」
「ごめん。もう一回したい……」
そう言ってまた押し当ててくる。
顔が真っ赤になって俯いたが、小さくこくんと頷いた。
疲れたし、眠いけど……陽翔くんが、したいなら……いい、のかな……?
すると彼は嬉しそうに笑ってもう一度覆い被さってきた。そして今度はゆっくりと挿入していく。先ほどより滑らかに入っていくそれに、思わず吐息を漏らす。
「んっ……あっ……」
やがて全部入ると、彼は一度動きを止めた。
それからゆっくりと動き出す。私の身体を気遣ってか、ゆっくりゆーっくりと動くのは、むしろ膣の襞を擦り、捲り上げるようで、お腹がゾクゾクするような感じ方をしてしまう。
「あっ、はぁ……っ! んっ……!」
「美緒ちゃん。気持ちいい……?」
「ん、んぅ……! きもちぃよぉ……っ!」
「良かった……俺もすごく気持ちいいよ……。」
陽翔は切なげに眉を寄せて笑った。その表情を見てまた子宮の奥が疼く感じがした。
彼のモノをキュウッと締め付けてしまうと、彼は更に質量を増した気がした。
それから何度も何度も打ち付けられていくうちに段々と早くなっていく動きに合わせて口から漏れる声も大きくなっていく。
「ふぁあ……っ! んぅ……っ! あぁんっ!」
「美緒ちゃん、気持ちいい……幸せだ……っ!」
「わ、わたしも……っ……!」
そう言うと彼はまた深く口付けてきた。舌同士を絡ませ合い、唾液を交換するような濃厚なキスをしながらお互いを求め合う。
やがて限界が近いのか、陽翔くんの動きは激しくなり、ラストスパートをかけるように強く腰を打ち付けられる。パチュッパチュパチュンという水音と肌同士がぶつかり合う音が部屋に響く。
そして最後に最奥をグリッと突き上げられる。
「美緒ちゃん、愛してる……っ! くぅ……っ!」
「ふぁあ……っ! わ、わたしもぉ……! あぁあ!!」
ビクビクと痙攣するように膣内が収縮し陽翔くんのモノをキュウキュウ締め付ける。
そのまま彼は最後の最後まで絞り出すかのようにゆるゆると腰を動かし続けた。
そして全てを出し切ったのかゆっくりと引き抜かれると、ゴムの中にはたっぷりと白濁液が入っていた。それを取り外し口を結ぶとゴミ箱へ捨てた。
それからベッドに連れて行かれ、陽翔くんは隣で横になり、私をゆるく抱きしめてくれた。
「美緒ちゃん……ありがとう」
「こちらこそ……貰ってくれて、ありがとう。」
恥ずかしくて、顔は背けてしまったけど、そう伝えると、ギュッと抱きしめる手に力が入る。
厚くて温かい胸板になんだか安心する。そしてまたキスをすると、陽翔くんは愛おしげに目を細めて言った。
「……愛してるよ。」
その言葉に胸が温かくなるのを感じた。
それから抱きしめられる温もりを感じながら眠りについたのだった。
「う、ん……。ちょっと疲れちゃったけど……。」
そう言うと彼は申し訳なさそうな顔をしたが、すぐに笑顔になって私の頭を撫でてくれた。それが心地よくて目を細めると陽翔くんはそのまま唇を重ねてきた。
ちゅっと音を立てて離れた唇は弧を描き、また軽く触れるだけのキスをする。それからギュッと抱きしめてくれる。
「ありがとう。俺に初めてをくれて。俺を受け入れてくれてありがとう。」
その言葉に胸がいっぱいになる。私も同じ気持ちだよ、むしろ貰ってくれてありがとう──なんて、恥ずかしくて言えない気持ちを伝えるように抱きしめ返した。
すると彼の心臓の音まで聞こえてきてなんだかとても幸せな気持ちになった。
「美緒ちゃん。好きだよ」
「私も……その、大好き……」
そう言って微笑み合えば、自然と唇を重ねた。何度も角度を変えて啄ばむようにキスを繰り返す。
すると、腹部にまた硬いものが押し当てられているのがわかった。
「あ、あの……陽翔くん……?」
「ごめん。もう一回したい……」
そう言ってまた押し当ててくる。
顔が真っ赤になって俯いたが、小さくこくんと頷いた。
疲れたし、眠いけど……陽翔くんが、したいなら……いい、のかな……?
すると彼は嬉しそうに笑ってもう一度覆い被さってきた。そして今度はゆっくりと挿入していく。先ほどより滑らかに入っていくそれに、思わず吐息を漏らす。
「んっ……あっ……」
やがて全部入ると、彼は一度動きを止めた。
それからゆっくりと動き出す。私の身体を気遣ってか、ゆっくりゆーっくりと動くのは、むしろ膣の襞を擦り、捲り上げるようで、お腹がゾクゾクするような感じ方をしてしまう。
「あっ、はぁ……っ! んっ……!」
「美緒ちゃん。気持ちいい……?」
「ん、んぅ……! きもちぃよぉ……っ!」
「良かった……俺もすごく気持ちいいよ……。」
陽翔は切なげに眉を寄せて笑った。その表情を見てまた子宮の奥が疼く感じがした。
彼のモノをキュウッと締め付けてしまうと、彼は更に質量を増した気がした。
それから何度も何度も打ち付けられていくうちに段々と早くなっていく動きに合わせて口から漏れる声も大きくなっていく。
「ふぁあ……っ! んぅ……っ! あぁんっ!」
「美緒ちゃん、気持ちいい……幸せだ……っ!」
「わ、わたしも……っ……!」
そう言うと彼はまた深く口付けてきた。舌同士を絡ませ合い、唾液を交換するような濃厚なキスをしながらお互いを求め合う。
やがて限界が近いのか、陽翔くんの動きは激しくなり、ラストスパートをかけるように強く腰を打ち付けられる。パチュッパチュパチュンという水音と肌同士がぶつかり合う音が部屋に響く。
そして最後に最奥をグリッと突き上げられる。
「美緒ちゃん、愛してる……っ! くぅ……っ!」
「ふぁあ……っ! わ、わたしもぉ……! あぁあ!!」
ビクビクと痙攣するように膣内が収縮し陽翔くんのモノをキュウキュウ締め付ける。
そのまま彼は最後の最後まで絞り出すかのようにゆるゆると腰を動かし続けた。
そして全てを出し切ったのかゆっくりと引き抜かれると、ゴムの中にはたっぷりと白濁液が入っていた。それを取り外し口を結ぶとゴミ箱へ捨てた。
それからベッドに連れて行かれ、陽翔くんは隣で横になり、私をゆるく抱きしめてくれた。
「美緒ちゃん……ありがとう」
「こちらこそ……貰ってくれて、ありがとう。」
恥ずかしくて、顔は背けてしまったけど、そう伝えると、ギュッと抱きしめる手に力が入る。
厚くて温かい胸板になんだか安心する。そしてまたキスをすると、陽翔くんは愛おしげに目を細めて言った。
「……愛してるよ。」
その言葉に胸が温かくなるのを感じた。
それから抱きしめられる温もりを感じながら眠りについたのだった。
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