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22章
アールスローン戦記Ⅱ 神の力
しおりを挟むアースが言う
「久しぶりだな?この世の破壊神 我らの神 ベガよ」
ベガが呆気に取られていた状態から口角を上げ大笑いする
「あーはっはっはっはっはっは!あーーはっはっはっはっはっはっはっ!!」
アースの後ろで Mラミリツがセイバーを構える Mハイケルが両手に銃を構える アースが言う
「再会の挨拶は以上で 単刀直入に 用件を言わせてもらう」
ベガが口角を上げアースを見下ろす アースが言う
「この世界の粛清を取り止め 我々新人類へ この世界の未来を委ねろ 以上だ」
ベガが言う
「戯言を… 新人類ごときが この世界を如何に出来るとでも 思って居るのか?」
アースが言う
「少なくとも 貴様に出来る事であるのなら それ以上が可能だ」
ベガが視線を向ける 瞬間 アースが拳を突き出す 強い光が放たれ ARTマシーナリーたちが衝撃をこらえる 光が消えると ラミリツがメインモニターを前にハッとして言う
「ハブロス司令官っ!?」
ART隊員たちが息を飲む
ARTマシーナリーたちの視線の先
アースが床に倒れて居た状態から起き上がって言う
「なるほど?流石は神と言われる者か?アークや新人類なら 吹き飛ばす事が出来る力であっても 堪えるか?」
ベガが言う
「…下らん これしきの力で このベガに敵うと思って居るのであれば」
アースが言う
「思って居るさ?何故なら この力こそが このプラントを統べる 貴方へ与えられた力であり そして アークへと預けられた その力であるからだ!」
ベガが言う
「貴様… 何を…っ?」
アースが言う
「更に今は その貴方の力と共に 貴方の持ち得なかった 我々新人類の力もある!ベガ!これが最後の警告だ!私からの用件を飲み この世界の粛清を止め そして 貴方が消滅させた 第3エリア ウィザードらの国を再生させろ!それを受け入れるのなら 我々新人類は 再び貴方を神と崇め この第6プラントの管理を委ねる!」
ベガが言う
「どうやら 何処かのアークが 不要な悪知恵を与えた様だな?しかしそれも 貴様が今しがた申した通り 全ての力は我が力 そこへ 下等な新人類の力が加わろうとも 話にもならぬ!」
アースが言う
「良いのか ベガ?貴方の力とある アークは 全て第3エリアへと送り込み そこで 全てが潰されたのだろう?我々 新人類が作った ウィザードの力で!」
ベガが押し黙る
「ぐぅ…っ」
アースが言う
「そして今度は アールスローンのウィザード… 我々ARTが 貴方の残された力と共に その貴方をぶっ飛ばそうとしているんだっ 悔い改めると言うのであれば 今の内だ!返答を急げよ ベガっ!?」
アースが片腕を振るうと 左後ろに光の翼右後ろに闇の翼が現れる ベガが言う
「そうか… その力…っ その力こそが 新人類の悪しき力の源!今こそ消し去ってくれる!」
ベガが玉座を立ち両手を広げると 幾何学模様を表す後光が広がる アースが言う
「ART機動部隊っ!」
ラミリツが視線を強める Mハイケルの後方で ART1隊員らがプラズマ銃を充填している MラミリツとART2がプラズマセイバーを構えている アースが言う
「放てー!」
ART隊員たちが一斉に攻撃に転じる ベガとアースが同時に力を放つ Mラミリツがベガへ向かい プラズマセイバーを突き向けて叫ぶ
「やぁああーーっ!!」
――…
ラミリツが意識を取り戻し 床に伏していることに気付くとハッとして 慌てて身を起こして辺りを見渡す
辺りは七色の光りが立ち込める異空間
ラミリツが呆気に取られていた状態から ハッと後方へ顔を向けて言う
「ハブロス司令官!?」
ラミリツの視線の先で アースが辺りを見渡して言う
「ここは…?」
周囲にART隊員たちが生身で倒れていて 各々が意識を取り戻して起き上がると言う
「なんだ?ここ…?」 「あれ?何で…?マシーナリーはっ!?」
リックの声が聞こえる
『ハブロ… 聞こえるか…?』
皆が反応して アースが言う
「エリックアーベスト?」
リックの声が聞こえる
『おう 聞こえてんな?』
アースが言う
「状況は?」
ART隊員たちがアースの近くへ集結し ハイケルが言う
「ART1総員 異常は無いか?」
隊員Aが自身の身体を見て言う
「えっと… 異常は… 無いと言えば無いですけど?」
隊員Eが辺りを見渡して言う
「マシーナリーが無くなっちまった事は 異常って言わねぇのか?」
隊員Fが苦笑して言う
「それを言ったら まず この場所が異常だし?」
隊員IがM90を手に言う
「その上 おかしいんだ 俺が今日 マシーナリーに搭載していた小銃は M91だったのに 気が付いた時に背負っていたのは このM90だった」
隊員Bが言う
「あれー?俺もー?何で最新の方じゃなくて いっこ前のM80サブマシンガンになってるのー?俺 こっちは 持って来てなかったのにー?」
シュナイゼルがART2隊員らへ言う
「ART2 皆の調子はどうだ?」
ART2隊員が言う
「異常ありません 副隊長っ」
別のART2隊員が疑問して言う
「あれ…?これは先日壊れてしまった筈の あの使い慣れていたプラズマセイバー?」
ラミリツがアースを庇って周囲を警戒している
アースが言う
「…そうか では 作戦通り 奴の位相へ合わせられた言う事だな?こちらはこのまま 奴の本体を探す」
リックの声が聞こえる
『おう こっちも ゲートの調整を合せられる様 何とかさせてやるぜ?』
アースが言う
「ああ 宜しく頼む」
リックの声が聞こえる
『…死ぬなよ?ハブロ!』
アースが軽く笑って言う
「当然だ」
ラミリツがアースへ向く アースが言う
「ART総員 問題は無いか?」
ハイケルが言う
「ART1 問題無い」
ラミリツが一度シュナイゼルと視線を合わせてから アースへ向いて言う
「ART2も同じく!」
アースが言う
「よし では向かうぞ ターゲットは目前だ!」
アースが振り返る 皆がアースの視線の先へ向く
続く
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