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パンドの視察団
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「今夜も抱くぞ。ブランシュ」
「・・・すみません。その、月のものが来てしまいました」
「・・・そうか」
それは妊娠していない証拠のものでもある。
「すみません」
ルークはブランシュを抱きしめた。
「そう何度も謝るな。体が次の準備に入っただけだ」
「次・・・は御子授かれるといいですね」
そう言い無理をして微笑んだ。
ルークから見たらその微笑は痛々しいものだった。
「そうだな。だが、焦っても仕方のないことだ。それに子が出来ないのは・・・」
「?」
「いや、何でもない。体はきつくないか?」
「少しお腹が痛いです」
素直に具合が悪いことを伝えた。
「では、今夜は早めに休むか?」
「いいえ、せっかくルーク様が一緒にいらっしゃるんですから眠ったらもったいないです」
「何かお話をしてください」
「話か・・・。最近新しく外交を始めた国があってな。明後日、視察でこの国に訪れることになっている」
「外交・・・」
ルミールではほとんど外交は行われていなかった。
外交とは一体どういう事をするのだろう?
「外交に興味があるのか?」
「はい、どういうことをするのかと思って・・・」
「説明すると長くなるぞ。まぁ、色々だ」
(省略された!!)
ブランシュは省略されたことに軽くショックを受けた。
多分難しい話なのだろう。
「・・・体調が良ければ視察に同行するか?」
「え!?良いんですか?」
「ああ。どのみちブランシュにも会ってもらわないといけないからな」
「私、何もできませんが?」
「ブランシュは俺の隣で微笑んでいてくれればいい」
「はい」
「さぁ、話はここまでだ。ゆっくり休もう」
「はい」
ブランシュは温かいルークの腕に包まれて眠りについた。
視察の日がやって来た。
体調は回復している。
視察団はもうすぐ到着するそうだ。
国の名前はパンド。
国王自らやって来るそうだ。
王の間で到着を待っていると外がざわつき始めた。
窓から外を眺めるとパンドの国王の姿がない。
その代り視察団の隊長が先頭に立ってパンドの視察団をまとめ上げている。
隊長をよく見ると女性だった。
年齢は20歳くらいだった。
王の間に視察団を通した。
「この度はお招きありがとうございます」
「して、パンドの国王はいかがされた?」
「体調を崩し臥せっております」
「・・・そうか、お会いしたかったのだが残念だ」
「そうお伝えしておきます」
ブランシュは居心地悪そうにルークの隣に腰かけていた。
「そちらの方が王妃様でございますか?」
「ああ、我が愛しい王妃だ」
「あ、ブランシュと申します。お見知りおきください」
少し出遅れて挨拶をしてしまった。
(ルークが変なこと言うから~・・・!)
ブランシュはルークを見た。
ルークは何やら考えている様子だった。
(どうしたんだろう?)
ブランシュは不思議に思った。
「では、視察へ参ろうか。・・・貴殿の名は?」
「私はランティと申します」
「ランティか。どこかで聞いた事がある名だな・・・」
ランティはすかさず言った。
「我がパンド国では多い名です」
まずは市街を周り、その後河川の工事現場の視察をし、最後に城の中を案内した。
ランティは河川の工事現場に一番興味があったようだ。
「パンドは川と川に挟まれている国でございます。あのような堤防初めてみました。参考にしたいと思いますので作り方の資料を頂けると助かります」
「ああ、構わん。ディ、資料をランティに」
「畏まりました」
「ルーク王の慈悲に感謝いたします」
ランティはルークに跪いた。
「たった資料一つでそこまで感謝しないでくれ」
ルークはふと隣に立っていたブランシュを見た。
「ブランシュ?どうした?さっきから黙って」
「いいえ、市街は活気があって、堤防の工事も凄いなぁと思いまして」
「そうか。具合が悪くないのならいい」
視察は馬に乗り行われている。
乗馬が得意なブランシュは始めパンドの視察団に驚かれていた。
しかし、いつの間にかパンドの視察団の人間と打ち解けていた。
ブランシュが席を外した時に、ルークは言った。
「そろそろ本当の話をしてくれないか?俺は試されることが好きじゃない」
「・・・やはりバレてしまいましたか」
そう言うとかつらを取り、服の下に手を入れ胸からパッドを外した。
「やはり貴殿がパンドの国王ラティか。何故このような事を?」
「人を見る目をお持ちか試したのでございます。女性を軽視する王ならば視察を切り上げようと思いました」
「ブランシュ、来い!」
そう言われ急いでブランシュは戻ってきた。
「あれ?ランティ様は?」
「目の前にいる。この方がパンドの国の国王ラティ殿だ」
「えぇ!!・・・見事な女装でしたね。私、すっかり騙されてしまいました」
「あはははは、ブランシュ王妃は愉快な方ですね」
「ああ、そうだろう」
「?」
ブランシュには何が何やらさっぱり分からない。
とりあえずこの2人が仲良くなっていっていることは分かった。
「女性を軽視するようなら外交はしないという事だな」
「はい。女性あっての国ですから。わが国は女性の数が少ないのです」
「だから女性に対してもきちんとしたもてなしが出来るか試したのか」
「はい。失礼な事をして申し訳ございませんでした」
ルークは考えて言った。
「それで結果は?」
「是非、外交をさせていただきたいと思っております」
「それが答えか?」
「はい」
「ルーク様は女性を軽視したりいたしませんよ」
遅れてブランシュが話に入ってきた。
「むしろ優しすぎるくらいですよ。何の心配もいりませんよ」
「・・・ルーク王はそのようですね」
「今度はこちらからも視察に行きたいんだがいいか?」
「こちらはいつでも構いませんよ。ただ、ここから30日はかかりますので遠いですよ」
「えーと・・・ラティ様。私も行っても構いませんか?」
「本当に遠いですよ!?」
「大丈夫です。馬に乗るのは得意ですから」
「いや、そう言う問題ではなくて・・・」
「?」
「女性には危険な旅になりますよ」
「でも、私はラティ様の話を聞いてパンドの国を見てみたくなりました」
脱力したようにラティは言った。
「そうですか。その時はこちらからも護衛をつけさせていただきますね」
「はい、ありがとうございます」
こうして無事にパンドの視察団との対話も終わり、彼らはパンドへ帰る日が来た。
見送りにブランシュも出た。
ラティはブランシュの手にキスをした。
「また、お会いしましょう」
そう言い熱い視線で見つめられた。
真横から冷気が伝わってくる。
何事もなく見送りも終わり、城へ帰ろうとした時、ルークがブランシュの手を取った。
ラティにキスされた方の手だ。
「~っ!」
その手にキスマークをつけられてしまった。
「ルーク様!!こんなところにつけないでください!!」
「それではどこなら良いんだ?」
「それは・・・その・・・」
「ははははは、冗談だが、ブランシュは隙が多すぎるようだな」
「え?」
「再教育が必要か?」
「い、いりません!!」
(絶対に何かよからぬことをされる)
本能がそう訴えている。
「・・・すみません。その、月のものが来てしまいました」
「・・・そうか」
それは妊娠していない証拠のものでもある。
「すみません」
ルークはブランシュを抱きしめた。
「そう何度も謝るな。体が次の準備に入っただけだ」
「次・・・は御子授かれるといいですね」
そう言い無理をして微笑んだ。
ルークから見たらその微笑は痛々しいものだった。
「そうだな。だが、焦っても仕方のないことだ。それに子が出来ないのは・・・」
「?」
「いや、何でもない。体はきつくないか?」
「少しお腹が痛いです」
素直に具合が悪いことを伝えた。
「では、今夜は早めに休むか?」
「いいえ、せっかくルーク様が一緒にいらっしゃるんですから眠ったらもったいないです」
「何かお話をしてください」
「話か・・・。最近新しく外交を始めた国があってな。明後日、視察でこの国に訪れることになっている」
「外交・・・」
ルミールではほとんど外交は行われていなかった。
外交とは一体どういう事をするのだろう?
「外交に興味があるのか?」
「はい、どういうことをするのかと思って・・・」
「説明すると長くなるぞ。まぁ、色々だ」
(省略された!!)
ブランシュは省略されたことに軽くショックを受けた。
多分難しい話なのだろう。
「・・・体調が良ければ視察に同行するか?」
「え!?良いんですか?」
「ああ。どのみちブランシュにも会ってもらわないといけないからな」
「私、何もできませんが?」
「ブランシュは俺の隣で微笑んでいてくれればいい」
「はい」
「さぁ、話はここまでだ。ゆっくり休もう」
「はい」
ブランシュは温かいルークの腕に包まれて眠りについた。
視察の日がやって来た。
体調は回復している。
視察団はもうすぐ到着するそうだ。
国の名前はパンド。
国王自らやって来るそうだ。
王の間で到着を待っていると外がざわつき始めた。
窓から外を眺めるとパンドの国王の姿がない。
その代り視察団の隊長が先頭に立ってパンドの視察団をまとめ上げている。
隊長をよく見ると女性だった。
年齢は20歳くらいだった。
王の間に視察団を通した。
「この度はお招きありがとうございます」
「して、パンドの国王はいかがされた?」
「体調を崩し臥せっております」
「・・・そうか、お会いしたかったのだが残念だ」
「そうお伝えしておきます」
ブランシュは居心地悪そうにルークの隣に腰かけていた。
「そちらの方が王妃様でございますか?」
「ああ、我が愛しい王妃だ」
「あ、ブランシュと申します。お見知りおきください」
少し出遅れて挨拶をしてしまった。
(ルークが変なこと言うから~・・・!)
ブランシュはルークを見た。
ルークは何やら考えている様子だった。
(どうしたんだろう?)
ブランシュは不思議に思った。
「では、視察へ参ろうか。・・・貴殿の名は?」
「私はランティと申します」
「ランティか。どこかで聞いた事がある名だな・・・」
ランティはすかさず言った。
「我がパンド国では多い名です」
まずは市街を周り、その後河川の工事現場の視察をし、最後に城の中を案内した。
ランティは河川の工事現場に一番興味があったようだ。
「パンドは川と川に挟まれている国でございます。あのような堤防初めてみました。参考にしたいと思いますので作り方の資料を頂けると助かります」
「ああ、構わん。ディ、資料をランティに」
「畏まりました」
「ルーク王の慈悲に感謝いたします」
ランティはルークに跪いた。
「たった資料一つでそこまで感謝しないでくれ」
ルークはふと隣に立っていたブランシュを見た。
「ブランシュ?どうした?さっきから黙って」
「いいえ、市街は活気があって、堤防の工事も凄いなぁと思いまして」
「そうか。具合が悪くないのならいい」
視察は馬に乗り行われている。
乗馬が得意なブランシュは始めパンドの視察団に驚かれていた。
しかし、いつの間にかパンドの視察団の人間と打ち解けていた。
ブランシュが席を外した時に、ルークは言った。
「そろそろ本当の話をしてくれないか?俺は試されることが好きじゃない」
「・・・やはりバレてしまいましたか」
そう言うとかつらを取り、服の下に手を入れ胸からパッドを外した。
「やはり貴殿がパンドの国王ラティか。何故このような事を?」
「人を見る目をお持ちか試したのでございます。女性を軽視する王ならば視察を切り上げようと思いました」
「ブランシュ、来い!」
そう言われ急いでブランシュは戻ってきた。
「あれ?ランティ様は?」
「目の前にいる。この方がパンドの国の国王ラティ殿だ」
「えぇ!!・・・見事な女装でしたね。私、すっかり騙されてしまいました」
「あはははは、ブランシュ王妃は愉快な方ですね」
「ああ、そうだろう」
「?」
ブランシュには何が何やらさっぱり分からない。
とりあえずこの2人が仲良くなっていっていることは分かった。
「女性を軽視するようなら外交はしないという事だな」
「はい。女性あっての国ですから。わが国は女性の数が少ないのです」
「だから女性に対してもきちんとしたもてなしが出来るか試したのか」
「はい。失礼な事をして申し訳ございませんでした」
ルークは考えて言った。
「それで結果は?」
「是非、外交をさせていただきたいと思っております」
「それが答えか?」
「はい」
「ルーク様は女性を軽視したりいたしませんよ」
遅れてブランシュが話に入ってきた。
「むしろ優しすぎるくらいですよ。何の心配もいりませんよ」
「・・・ルーク王はそのようですね」
「今度はこちらからも視察に行きたいんだがいいか?」
「こちらはいつでも構いませんよ。ただ、ここから30日はかかりますので遠いですよ」
「えーと・・・ラティ様。私も行っても構いませんか?」
「本当に遠いですよ!?」
「大丈夫です。馬に乗るのは得意ですから」
「いや、そう言う問題ではなくて・・・」
「?」
「女性には危険な旅になりますよ」
「でも、私はラティ様の話を聞いてパンドの国を見てみたくなりました」
脱力したようにラティは言った。
「そうですか。その時はこちらからも護衛をつけさせていただきますね」
「はい、ありがとうございます」
こうして無事にパンドの視察団との対話も終わり、彼らはパンドへ帰る日が来た。
見送りにブランシュも出た。
ラティはブランシュの手にキスをした。
「また、お会いしましょう」
そう言い熱い視線で見つめられた。
真横から冷気が伝わってくる。
何事もなく見送りも終わり、城へ帰ろうとした時、ルークがブランシュの手を取った。
ラティにキスされた方の手だ。
「~っ!」
その手にキスマークをつけられてしまった。
「ルーク様!!こんなところにつけないでください!!」
「それではどこなら良いんだ?」
「それは・・・その・・・」
「ははははは、冗談だが、ブランシュは隙が多すぎるようだな」
「え?」
「再教育が必要か?」
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(絶対に何かよからぬことをされる)
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