5 / 17
ヒバリの変化
しおりを挟む
「Lost Heroines」一生懸命考えたグループ名だ。
3人にもグループ名を確認してもらいO.K.だった。
今、3人は事務所が用意したマンションに住んでいる。
ヒバリとライラックはは今夜からピアノと歌を歌いに行くことになっている。
その練習をしていたようだった。
楽譜が床に散乱していた。
一枚一枚拾っているとヒバリは慌てて悟の方へ駆け寄ってきた。
「すみません。こんなに散らかしてしまって!!」
「いや、それほど熱中してくれていたのなら嬉しいよ」
「・・・がんばった・・・」
悟はそう言った2人の頭を軽く撫でた。
「もう!子ども扱いしないでください」
「・・・もっと・・・撫でて欲しい・・・」
悟はヒバリを子ども扱いたわけではなかったがそうとられてしまった。
ライラックは悟によく懐いていた。
頭を撫でてもらおうと近づいてきた。
悟はライラックの頭に手を伸ばしわしわしと撫でた。
綺麗なウウェーブの髪はくしゃくしゃになってしまった。
「あーずるい!!わたしも!!」
そこに乱入してきたのはネイルだった。
ネイルの頭も撫でてやるとネイルも喜んだ。
「・・・私、集中したいから1人にしてくれませんか?」
いつもより強めな口調でそう言われ、部屋から追い出されてしまった。
ライラックは少し心配そうな表情を悟に向けた。
「・・・大丈夫だよ。今夜が本番だから集中したんだと思う」
「マネージャー!お茶いれるよー」
元気いっぱいにお茶に誘ってくるネイルを見ると少し悟も元気になった。
「悟さんに酷い言い方しちゃった・・・」
(悟さんから見れば私達3人は世話をしなければいけない相手でそこに特別な感情も無いのに・・・)
「はーっ、私何を考えているんだろう」
1人部屋に残されたヒバリは溜息をつきさっきの言葉を反省した。
しかし悟に対する気持ちが何なのかわからずもやもやする。
自分の胸に手を置き深呼吸した。
すると、少しは気持ちが落ち着いてきた。
「皆の所に行こう」
そう言うと楽譜を踏まないよう慎重に歩き、ヒバリはリビングへ向かった。
「ヒバリ、落ち着いたかい?」
ヒバリは優しく微笑む悟の表情を見ると胸が高鳴るのを感じた。
それを隠すためにさっきの事を皆に謝った。
「さっきはごめんなさい。初めての事だから緊張してあんな言い方してしまって・・・」
「気にしてないよー」
「ヒバリ・・・大丈夫・・・?」
ヒバリは思わず2人を抱きしめた。
「心配かけてごめんね」
その光景を見ていた悟はヒバリが何かと葛藤しているのではないかと思った。
しかし自分が入る隙は無い。
悩み事の相談を受けるのもマネージャーの仕事だ。
「ヒバリ、何か悩みがあるのかい?」
「私の悩みですか・・・?ありますけど悟さんには秘密です」
そう言いヒバリは美しく微笑んだ。
3人にもグループ名を確認してもらいO.K.だった。
今、3人は事務所が用意したマンションに住んでいる。
ヒバリとライラックはは今夜からピアノと歌を歌いに行くことになっている。
その練習をしていたようだった。
楽譜が床に散乱していた。
一枚一枚拾っているとヒバリは慌てて悟の方へ駆け寄ってきた。
「すみません。こんなに散らかしてしまって!!」
「いや、それほど熱中してくれていたのなら嬉しいよ」
「・・・がんばった・・・」
悟はそう言った2人の頭を軽く撫でた。
「もう!子ども扱いしないでください」
「・・・もっと・・・撫でて欲しい・・・」
悟はヒバリを子ども扱いたわけではなかったがそうとられてしまった。
ライラックは悟によく懐いていた。
頭を撫でてもらおうと近づいてきた。
悟はライラックの頭に手を伸ばしわしわしと撫でた。
綺麗なウウェーブの髪はくしゃくしゃになってしまった。
「あーずるい!!わたしも!!」
そこに乱入してきたのはネイルだった。
ネイルの頭も撫でてやるとネイルも喜んだ。
「・・・私、集中したいから1人にしてくれませんか?」
いつもより強めな口調でそう言われ、部屋から追い出されてしまった。
ライラックは少し心配そうな表情を悟に向けた。
「・・・大丈夫だよ。今夜が本番だから集中したんだと思う」
「マネージャー!お茶いれるよー」
元気いっぱいにお茶に誘ってくるネイルを見ると少し悟も元気になった。
「悟さんに酷い言い方しちゃった・・・」
(悟さんから見れば私達3人は世話をしなければいけない相手でそこに特別な感情も無いのに・・・)
「はーっ、私何を考えているんだろう」
1人部屋に残されたヒバリは溜息をつきさっきの言葉を反省した。
しかし悟に対する気持ちが何なのかわからずもやもやする。
自分の胸に手を置き深呼吸した。
すると、少しは気持ちが落ち着いてきた。
「皆の所に行こう」
そう言うと楽譜を踏まないよう慎重に歩き、ヒバリはリビングへ向かった。
「ヒバリ、落ち着いたかい?」
ヒバリは優しく微笑む悟の表情を見ると胸が高鳴るのを感じた。
それを隠すためにさっきの事を皆に謝った。
「さっきはごめんなさい。初めての事だから緊張してあんな言い方してしまって・・・」
「気にしてないよー」
「ヒバリ・・・大丈夫・・・?」
ヒバリは思わず2人を抱きしめた。
「心配かけてごめんね」
その光景を見ていた悟はヒバリが何かと葛藤しているのではないかと思った。
しかし自分が入る隙は無い。
悩み事の相談を受けるのもマネージャーの仕事だ。
「ヒバリ、何か悩みがあるのかい?」
「私の悩みですか・・・?ありますけど悟さんには秘密です」
そう言いヒバリは美しく微笑んだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」
まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。
目が覚めたら、婚約破棄されていた。
理由は「地味で面白みがない」から。
泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。
最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。
でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。
厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。
そして就任スピーチで宣言した。
「500人全員の名前を、覚えます」
冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。
悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。
元婚約者は——後悔し始めていた。
婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。
なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
側妃の愛
まるねこ
恋愛
ここは女神を信仰する国。極まれに女神が祝福を与え、癒しの力が使える者が現れるからだ。
王太子妃となる予定の令嬢は力が弱いが癒しの力が使えた。突然強い癒しの力を持つ女性が異世界より現れた。
力が強い女性は聖女と呼ばれ、王太子妃になり、彼女を支えるために令嬢は側妃となった。
Copyright©︎2025-まるねこ
秘められた薫り
La Mistral
恋愛
エブリスタにて、トレンド#恋愛で最高位
55位を獲得した作品です。
「愛しているよ」という夫の言葉が、今の美咲には虚しい空気にしか聞こえない。
欠けていたのは、理性を焼き尽くすような衝動。
クライアントの慎吾と交わす視線。ビジネスという仮面の下で共有される、剥き出しの欲望。
指先が触れる。名前を呼ばれる。ただそれだけで、美咲の積み上げてきた「良き妻」としての世界は音を立てて崩れ去る。
完璧なアリバイ、塗り固めた嘘。
夫の隣で微笑みながら、心は別の男の指先を求めている。
一度知ってしまった濃厚な「薫り」は、もう彼女を元の場所へは戻してくれない。
守るべき家庭と、抗えない本能。
二つの世界の境界線で、美咲が選ぶ「最後の一線」とは――。
欲望の熱に浮かされた女の、美しくも残酷な堕落の記録。
【コミカライズ決定】魔力ゼロの子爵令嬢は王太子殿下のキス係
ayame@アンジェリカ書籍化決定
恋愛
【ネトコン12受賞&コミカライズ決定です!】私、ユーファミア・リブレは、魔力が溢れるこの世界で、子爵家という貴族の一員でありながら魔力を持たずに生まれた。平民でも貴族でも、程度の差はあれど、誰もが有しているはずの魔力がゼロ。けれど優しい両親と歳の離れた後継ぎの弟に囲まれ、贅沢ではないものの、それなりに幸せな暮らしを送っていた。そんなささやかな生活も、12歳のとき父が災害に巻き込まれて亡くなったことで一変する。領地を復興させるにも先立つものがなく、没落を覚悟したそのとき、王家から思わぬ打診を受けた。高すぎる魔力のせいで身体に異常をきたしているカーティス王太子殿下の治療に協力してほしいというものだ。魔力ゼロの自分は役立たずでこのまま穀潰し生活を送るか修道院にでも入るしかない立場。家族と領民を守れるならと申し出を受け、王宮に伺候した私。そして告げられた仕事内容は、カーティス王太子殿下の体内で暴走する魔力をキスを通して吸収する役目だったーーー。_______________
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる