花売り娘は身代わり花嫁

えりー

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初夜

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思い切ってリーゼは言った。
「今日は・・・初夜ですね」
少し驚いたらしいウィザードは言った。
「・・・初夜だな・・・」
「・・・」
「・・・」
重たい沈黙が落ちる。
先に沈黙を破ったのはウィザードだった。
「リーゼは初夜に何をするか知っているのか?」
「詳しくは知りません」
「俺が教えても構わないか?俺は今日リーゼを抱きたい」
「!」
リーゼは真っ赤になった。
でも、もう夫婦になったのだから身をウィザードに任せるのが当然だろう。
「はい」
リーゼは小さな声で返事をした。
「リーゼから許可も出たことだし・・・するか?」
「な、何を・・・?」
「リーゼはまだ男を知らないようだな」
「・・・はい」
「本当に俺が相手で良いのか?」
「私達、今日夫婦になったじゃありませんか。私は不貞を働く気はありませんよ」
「むっ、それもそうか」
何やらウィザードは納得したらしい。
ウィザードはリーゼを抱え上げ、ベッドへ連れて行った。
そして覆いかぶさり、徐々に寝間着を脱がせていく。
「あっ」
「何だ?」
「私、貧相な体なのであまりウィザード様を愉しませられないかもしれません」
「俺のほうこそ顔が怖いから怖がらせるかもしれない。だが決して怒っているわけではないぞ」
「知っています。ウィザード様は優しい方です」
気がつくと下着姿になっていた。
「今から下着も脱がすからな」
「・・・はい」
そう言うとウィザードはリーゼの下着を脱がした。
リーゼは恥ずかしくなりベッドの上で体を隠すために丸まった。
「あ、明かりを消してください・・・」
「何故?明かりを消すと見えないではないか」
「恥ずかしいんです!!」
「俺は明るい中でしたい。夫の頼みが聞けないのか?」
「・・・んっ」
ウィザードは濃厚なキスをリーゼにした。
「んん!!」
ウィザードの舌が口腔内に入ってきた。
まるで口腔内を犯すようなキスだ。
経験のないリーゼは酸欠に陥った。
「んんぅ、んっふっ」
「リーゼ、ゆっくり鼻で息をするんだ」
そう言ってやるとリーゼは酸欠から解放された。
キスをしながらウィザードは自分の寝間着と下穿きを脱いでいく。
2人はお互いに裸になった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「大丈夫か?」
「あ、はい」
(!!)
リーゼは生まれて初めて男性の裸を見た。
女性とは全然違う事に驚いた。
「そうまじまじと見るな恥ずかしくなるだろう」
「すみません初めて見たのでつい・・・」
「そう言えばお前の家は父親がいなかったな」
「はい、私が小さい頃病気で亡くなりました」
リーゼは少し寂しそうにそう言った。
「今話す内容ではなかった。すまない」
「だから、頭を下げないでください」
リーゼは慌てた。
10歳も年上の男性に頭を下げさせることはしたくない。
「そろそろ再開するぞ」
「はい」
リーゼは怖くて目を瞑った。
ウィザードは優しく胸に触れてきた。
「んっ・・・」
「あんっ、あぅ」
「ここが好いのか?」
「よくわかりません・・・ぞくぞくします」
「はぁん」
胸への愛撫を繰り返されるうちに下腹部に違和感を覚えるようになった。
足で擦り合わせているとウィザードがその事に気がつき下腹部に手を伸ばしてきた。
「触るぞ」
そう言い、蜜口の具合を確かめ始めた。
「あまり濡れていないな。じっとしていろよ」
リーゼの両膝裏を掴み左右に大きく開かせた。
「きゃぁぁぁ!!」
「騒ぐな。初めてなんだからゆっくり馴染ませないと怪我をする」
「は・・・はい」
(それでも恥ずかしい!!)
蜜口に舌を這わせ始めた。
ゆっくり蜜口に舌を差し込んでいく。
「ひやぁ!!」
「ふっ、もっと色気のある声を出せよ」
(初めて笑った・・・でもこの状態じゃ素直に喜べない!)
舌を出し入れしているうちに徐々に蜜の量が増え始めた。
ウィザードは次は指を入れてみることにした。
「ひぁ!!」
指をすんなり受け入れるまでになってきた。
蜜壺の中で指をかき回す。
ある一カ所に指が触れると明らかに他の場所と違う反応を示す場所を見つけた。
ウィザードはそこを中心的に責め始めた。
「やぁ、そこ、やめてください・・・!変になりそうです」
「あ、やぁぁぁぁぁ!!」
初めてリーゼは達した。
蜜がどっと溢れてきた。
ウィザードの指を軽く3本受け入れるほどになった。
「そろそろいいか」
「え・・・?」
リーゼは見てしまった。
大きくなったウィザードのものを。
「や、怖い・・・」
「痛いのは初めだけだからな」
ウィザードは自身のものをリーゼの蜜壺に入れた。
半分まで入ったところで何かに阻まれた。
ウィザードは気にせずそのまま全部突き入れた。
「きゃぁぁぁぁ!!痛いぃ!」
リーゼは自分の体の中で何かが破れる感覚がした。
そして激しい痛みに襲われた。
リーゼはパニックになって暴れた。
しかし、ウィザードに押さえつけられて行為は続けられた。
「大丈夫だから落ち着いてくれ・・・」
「・・・痛いの・・・抜いてぇ」
「まだこれからだ。動くぞ」
ウィザードは腰を動かし始めた。
「ひぃ!痛いぃ!」
だが、出し入れされて中が擦れていくたびに痛みより違う感覚が生まれてきた。
「ひぃあ!!やぁ、何か・・・来ちゃう・・・」
「あ、あん、やぁん」
「も、やぁぁぁあっぁあ!!」
リーゼはまた達した。
蜜壁が蠢きだし、徐々にウィザードのものを締め付け始めた。
ウィザードは腰を必死に振り始めた。
部屋には肌と肌のぶつかる音が響く。
「ぐっ・・・」
ウィザードは低く呻いて達した。
「やぁぁぁ、熱いぃ!」
白濁した液は全てリーゼの蜜壺へ注がれた。
こうして無事”初夜”を終えることが出来た。
2人は抱き合い荒い呼吸を落ち着けた。
そうしてリーゼはそのまま眠りについてしまった。
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