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それからのカズキ達
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カズキはやはり大事なものを作るべきではなかったと考えていた。
今回のような事がまた起こるかもしれないと思うと苛立つ。
しかし、一度愛おしいと思う存在を手に入れてしまったカズキはもう彼女を手放すことは出来ない。
例え、危険に晒しても。
カズキは今の仕事を変える気もない。
それならばルミを守りながら生きていくしか方法はない。
ルミはカズキを椅子に座らせ、救急箱を持ってきた。
そして彼の顔に触れた。
「ひどい傷・・・」
カズキは彼女の手を取り言った。
「これ位どうってことない。手当は自分で出来るからお前は着替えてこい」
彼から指摘され、胸元が大きく引き裂かれたのを思い出した。
彼女の乳房が少し見えていた。
ルミは胸元を隠し、自分の部屋へ行った。
彼女には彼の怪我の手当てがどのみちできない。
何故なら傷を見ることが出来ないからだ。
血が出ているときは匂いを頼りに手当をしてくれるが、打撲などの時は手当てをすることが出来ない。
こういう時ルミの目が見えたらいいのにと思う。
どうしても手の届かない傷がある。
そこが化膿しないように手当てがしたい。
しかし、カズキは彼女の目が見えないことも気に入っていた。
透明なガラス玉のような水色の瞳。
しかし、彼女の目には輝きがない。
無機質な感じの瞳だ。
カズキはまだ彼女に伝えていなことがあった。
いつ伝えるか迷っていた。
そもそも自分みたいな人間が口にしていいことなのかわからなかった。
暫くの間はまだ黙っておこうとも思った。
そういう雰囲気になった時に言うのも悪くない。
そんな事を考えているとルミが戻ってきた。
「ルミ、今回の事悪かったな。巻き込んで」
「いいえ、大丈夫よ。少し怖かったけど」
そう言って彼女は微笑んだ。
そうは言っても相当怖かったに違いない。
ルミは強がって見せているのだ。
カズキに気を使っている。
カズキもそれが分かった。
「今日はもう寝よう」
そう言い、彼女の手を引き自分の部屋へ連れて行った。
カズキはルミにキスをしてベッドに横になった。
ルミは自分が何故ここに連れて来られたのかわからなかった。
「私、自分の部屋に・・・」
そう言おうとするとカズキに途中で遮られた。
「今日は何もしない。ただここで一緒に眠ってほしい」
カズキはそう言い、彼女の体を抱きしめた。
彼女は一瞬驚いたような表情をした。
「私は、どこへも行かないわ。だから放して?」
「嫌だ。俺と一緒に眠ってくれ」
少しルミは警戒したが、カズキに抱きしめられているうちに安心して警戒を解いた。
硬くしていた体の力を抜いて、身を任せた。
ルミは思った。
これは彼の優しさなのではないのかと。
今日、ルミは怖い目にあった。
彼に訊ねられた時、怖かったと言った。
ルミが不安にならないよういに、抱いて眠ってくれているのではないかと思った。
カズキの体温は心地よくて、さっきまでの恐怖が嘘みたいに思えてきた。
彼は少しずつ優しくなってきている。
これから何があっても彼と一緒にいたいと思うルミだった。
しかし、ルミはやはり両親を殺されたことと、彼の職業の事が心に引っかかる。
でもそれ以上にルミはカズキを愛し始めていた。
その事はまだ言えないがカズキは勘が良いので近々気づくだろうと思った。
今日は抱かれなかったことを少し残念に思う自分がいることに気がつき急に恥ずかしくなった。
こうやって段々彼に惹かれていき、全て許せる日がいつか来るはずだ。
今回のような事がまた起こるかもしれないと思うと苛立つ。
しかし、一度愛おしいと思う存在を手に入れてしまったカズキはもう彼女を手放すことは出来ない。
例え、危険に晒しても。
カズキは今の仕事を変える気もない。
それならばルミを守りながら生きていくしか方法はない。
ルミはカズキを椅子に座らせ、救急箱を持ってきた。
そして彼の顔に触れた。
「ひどい傷・・・」
カズキは彼女の手を取り言った。
「これ位どうってことない。手当は自分で出来るからお前は着替えてこい」
彼から指摘され、胸元が大きく引き裂かれたのを思い出した。
彼女の乳房が少し見えていた。
ルミは胸元を隠し、自分の部屋へ行った。
彼女には彼の怪我の手当てがどのみちできない。
何故なら傷を見ることが出来ないからだ。
血が出ているときは匂いを頼りに手当をしてくれるが、打撲などの時は手当てをすることが出来ない。
こういう時ルミの目が見えたらいいのにと思う。
どうしても手の届かない傷がある。
そこが化膿しないように手当てがしたい。
しかし、カズキは彼女の目が見えないことも気に入っていた。
透明なガラス玉のような水色の瞳。
しかし、彼女の目には輝きがない。
無機質な感じの瞳だ。
カズキはまだ彼女に伝えていなことがあった。
いつ伝えるか迷っていた。
そもそも自分みたいな人間が口にしていいことなのかわからなかった。
暫くの間はまだ黙っておこうとも思った。
そういう雰囲気になった時に言うのも悪くない。
そんな事を考えているとルミが戻ってきた。
「ルミ、今回の事悪かったな。巻き込んで」
「いいえ、大丈夫よ。少し怖かったけど」
そう言って彼女は微笑んだ。
そうは言っても相当怖かったに違いない。
ルミは強がって見せているのだ。
カズキに気を使っている。
カズキもそれが分かった。
「今日はもう寝よう」
そう言い、彼女の手を引き自分の部屋へ連れて行った。
カズキはルミにキスをしてベッドに横になった。
ルミは自分が何故ここに連れて来られたのかわからなかった。
「私、自分の部屋に・・・」
そう言おうとするとカズキに途中で遮られた。
「今日は何もしない。ただここで一緒に眠ってほしい」
カズキはそう言い、彼女の体を抱きしめた。
彼女は一瞬驚いたような表情をした。
「私は、どこへも行かないわ。だから放して?」
「嫌だ。俺と一緒に眠ってくれ」
少しルミは警戒したが、カズキに抱きしめられているうちに安心して警戒を解いた。
硬くしていた体の力を抜いて、身を任せた。
ルミは思った。
これは彼の優しさなのではないのかと。
今日、ルミは怖い目にあった。
彼に訊ねられた時、怖かったと言った。
ルミが不安にならないよういに、抱いて眠ってくれているのではないかと思った。
カズキの体温は心地よくて、さっきまでの恐怖が嘘みたいに思えてきた。
彼は少しずつ優しくなってきている。
これから何があっても彼と一緒にいたいと思うルミだった。
しかし、ルミはやはり両親を殺されたことと、彼の職業の事が心に引っかかる。
でもそれ以上にルミはカズキを愛し始めていた。
その事はまだ言えないがカズキは勘が良いので近々気づくだろうと思った。
今日は抱かれなかったことを少し残念に思う自分がいることに気がつき急に恥ずかしくなった。
こうやって段々彼に惹かれていき、全て許せる日がいつか来るはずだ。
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