うちのお風呂と異世界が繋がっています

えりー

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真紀と足枷

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翌朝、目を覚ますと隣にはウォンが眠っていた。
逃げるなら今しかないと思い立ち上がろうとした。
すると足の方からにじゃらっという金属音が聞こえた。
足には足枷が付けられていた長い鎖が部屋の天井に付いていた。
部屋の中は自由に動けるが出入り口付近には近づけない長さだ。
「もう起きたのか?」
「・・・」
「俺とは話したくないのか?」
「・・・」
真紀は黙ったまま俯いている。
しかしずっとそうしているわけにはいかない。
「この足枷、外して」
「大事なペットが逃げて怪我をしたら困るだろう?」
「私はペットじゃないわ!」
「外は危険がいっぱいあるんだ。この部屋にいる方が安全だ」
「・・・この国はそんなに物騒なの?」
「後宮の中が物騒なんだ。女同士の嫉妬や争いは醜い」
「貴方が火種になっているのよ?」
「分かっている」
少し拗ねたようにウォンは言った。
「だから外に出ないように私を鎖でつないだの?」
「ああ、それから今日から真紀に専属の使用人をつけようと思う」
その言葉に、真紀は驚いた。
(本当に私を飼うつもりね)
少し頭に来たけど仕方ないと真紀は思った。
他に行くあても無いし、もとの世界にも帰れない。
それなら今のところは此処に置いてもらうしかない。
「入れ」
その声を合図に1人の女性が入ってきた。
「フィンと申します。今日からお世話を担当させていただきます」
「あ、真紀といいます宜しくお願いします」
真紀はフィンに丁寧に頭を下げた。
「フィン、処女を抱いた後どうさせておいたらいい?」
「安静にさせておくのが一番いいかと思いますが?」
「真紀は今日一日安静にしておけ。フィン見張っておいてくれ」
「畏まりました」
「真紀、俺は今から仕事に行かなければならない。分からないことはフィンに聞け」
「真紀様、横になっていてください。お食事をお持ちしますから」
フィンはそう言い部屋から出て行った。
「お前、俺とフィンに対しての態度が違いすぎないか?」
「当り前でしょう!?こんな事する人と対等になれると思っているの?」
そう言いながら真紀はウォンにつけられた足枷を指した。
「だからそれはお前を守るためのものだと・・・」
ウォンは途中で言葉をやめた。
きっときりがないと思ったのだろう。
「俺が戻るまでいい子にしてろよ」
そう言いキスをされた。
今度は荒々しいキスじゃなく軽く触れるだけのものだった。
そうして、真紀の目の前で服を脱ぎ、着替えを始めた。
品のある黒い衣装を纏っていく。
美青年だけによく似合っている。
惚けて見ていたら声をかけられた。
「見惚れているのか?」
「だ、誰が!!」
「昨夜は楽しめたか?」
「あんな事されて楽しめるはずないでしょう!!」
「それなら今晩はもっと優しく抱いてやろう」
「今日は絶対にしない!!」
(まだアソコも痛いのに出来るわけない)
ウォンは嗤いながら部屋を後にした。
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