うちのお風呂と異世界が繋がっています

えりー

文字の大きさ
11 / 27

4度目の交わり

しおりを挟む
真紀は急にウォンを意識しだした。
単純だと思ったがウォンの格好良さに気がついてしまった。
そして、自分に向けられる熱視線。
怖いほどの愛情。
こんな状態で一緒に眠るなんて出来ない。
心臓が破裂しそうなほど早鐘を打つ。
相手を知れば知るほど好きになるというのは本当の事らしい。
真紀はこれが恋だと自覚した。
鎖で縛りつけられるほどの狂気も今では愛おしく感じる。
自分はどこかおかしいのかもしれないと思いながらも、ウォンに惹かれ始めた。
ランファが言うには本気で真紀の事を好きらしい。
それを聞き喜んでしまった自分がいた。
もうそこから、自分の気持ちに気がついてしまった。
しかし、やはり帰りたい気持ちは強い。
これ以上気持ちが大きくなる前に早く帰らなければいけない。
とりあえずこの鎖と足枷を取ってもらわなければならない。
そうして大浴場に行って元の世界へ帰らないとウォンの気持ちを受け入れてしまいそうだ。
今、ウォンは稽古でかいた汗を流している。
もうフィンを巻き込むわけにはいかない。
フィンが処罰されるのは嫌だった。
だから、この鎖と足枷は自分でどうにかしなくてはいけない。
ウォンが浴室から出てきた。
次は自分が入浴しようと思い浴室へ入ろうとした。
するとウォンは真紀の手を取って、言った。
「今日の俺はどうだった?少しは俺を知ることが出来たか?」
「・・・うん」
そう答えるとウォンは美しい顔で微笑んでくれた。
その顔を見るとまた心臓が跳ねた。
ぱっと取られた手を離し、真紀は言った。
「わ、私。今から入浴してくるから・・・」
「わかった」
そう言い2人は別れた。
入浴中、何とか足枷と鎖を外してもらう方法を思いついた。
これはきっと不安だからつけられているものなのだと感じた。
演技をして何とか外してもらうことにした。
ようは彼を安心させればいいのだ。
真紀はずるいと思ったが行動に移すことにした。
いつもより入念に体を洗った。
自分から抱かれれば彼も安心するのではと考えた。
勇気のいる行動だが他に良い方法を思いつかなかった。
浴室から出て体を綺麗に拭き、髪も乾かした。
「長かったな」
「待っていてくれたの?」
「ああ、一緒に話しながら眠りたくてな」
「あの・・・ウォン、私の事抱いてくれない?」
(うぅ・・・恥ずかしい)
「え?いいのか?」
「うん」
「何故急にそんな事を言う?何か企んでいるんじゃないだろうな」
「ち、違うよ。す、好きになったの。ウォンの事」
この言葉は嘘ではない。
ウォンは嬉しそうに真紀を抱きしめて押し倒した。
そして、キスをしてきた。
「んっ、んぅ」
徐々に深いキスに変わっていく。
口腔内に舌が入り込み真紀の舌に絡みつく。
くちゅくちゅという音が響く。
「ん、んん」
ようやく唇が解放された。
苦しくて仕方なかったキスも今では甘く感じる。
「ウォン・・・」
「真紀が俺をそうやって呼ぶのは初めてだな」
確かにそうだ。
今までは抱かれるのが嫌で堪らなかったから。
ウォンはキスを繰り返しながら、胸に触れてきた。
「着物が邪魔だな」
そう言い真紀の着物を脱がせ、自分の着ていた着物を脱いだ。
真紀はウォンの逞しい体を初めてまともに見た。
自分とは全然違う体。
今までこの体に対して抵抗していたのかと思うと恥ずかしくなった。
敵うはずがない。
真紀は裸にされうつ伏せにされた。
「今日はこの体位でしよう」
背中にウォンの分厚い胸板があたる後ろから胸を揉まれ、指は花弁を押し広げ蜜壺に触れられた。
「ひぅ!」
「まだ愛撫が足りないようだな。あまり濡れていない」
そう言い胸の頂を指先で揉み始めた。
「あ、あん。ひゃぅ!」
真紀は這いあがってくる快楽に悶えた。
つうぅっと蜜が足を伝うのを感じた。
ウォンは伝い落ちる蜜を舐めとっていく。
「随分濡れやすくなったな」
「~っ、それはウォンのせいじゃない!」
また可愛くないことを言ってしまった。
「真紀もっと腰を上げてくれ」
真紀は恥じらいながらも言うことを聞き、腰を高く上げた。
すると蜜壺の中にウォンの舌が侵入してきたのが分かった。
「やぁ、恥ずか・・・しい・・・」
「今更だろう?」
舌で蜜壺の中を舐められた。
「や、そこ、いやぁ」
もっとも感じる部分にウォンの舌先が触れ、蜜がドッと溢れ出した。
「そろそろいいか」
ウォンはそう言うと一気に蜜壺の中に自身のものを突き入れてきた。
「やぁぁぁぁぁっ」
真紀は軽く達した。
激しい突き上げが始まった。
「ひぃ!」
いつもより深くまで入っている。
「やぁ、も、変に・・・なっちゃう・・・」
「思い切り感じればいい」
そう言うとズンっと最奥に当たるように入れられた」
「もう、やぁぁぁぁぁっ」
真紀は達した。
「くっ」
ウォンは低く呻いて蜜壺の中に白濁した液を注いだ。
「あぁっぁ!」
2人は荒い呼吸を繰り返した。
「ウォン・・・お願いがあるの。絶対に逃げないから足枷と鎖を外して」
ウォンは何かを考えている風だった。
しかし承諾してくれた。
「分かった。明日外してやる。だが、もし逃げたら今度は後宮の牢にいれるからな」
(後宮に牢なんてあるの!?)
「本当に俺の事が好きなんだな?」
「うん・・・」
こうして4度目の交わりは終わった。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

夫が運命の番と出会いました

重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。 だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。 しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?

お久しぶりです旦那様。そろそろ離婚ですか?

奏千歌
恋愛
[イヌネコ] 「奥様、旦那様がお見えです」 「はい?」 ベッドの上でゴロゴロしながら猫と戯れていると、侍女が部屋を訪れて告げたことだった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

新人メイド桃ちゃんのお仕事

さわみりん
恋愛
黒髪ボブのメイドの桃ちゃんが、働き先のお屋敷で、旦那様とその息子との親子丼。

冷徹公爵の誤解された花嫁

柴田はつみ
恋愛
片思いしていた冷徹公爵から求婚された令嬢。幸せの絶頂にあった彼女を打ち砕いたのは、舞踏会で耳にした「地味女…」という言葉だった。望まれぬ花嫁としての結婚に、彼女は一年だけ妻を務めた後、離縁する決意を固める。 冷たくも美しい公爵。誤解とすれ違いを繰り返す日々の中、令嬢は揺れる心を抑え込もうとするが――。 一年後、彼女が選ぶのは別れか、それとも永遠の契約か。

処理中です...