うちのお風呂と異世界が繋がっています

えりー

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体調の変化

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そろそろ月のものが来るはずなのに月のものが来なくなた。
これをウォンに言うべきかどうか迷ったが結局言う事にした。
でもそれ以外変化はない。
夜になりウォンが仕事から戻ってきた。
「ただいま、真紀」
「お帰りなさい」
「俺は入浴してくる。眠たかったら寝ていてもいいぞ」
「うん」
そうは言っても彼の入浴は早い。
今日言う事にしているのでウォンが上がってくるのを待つことにした。
カチャっと戸が開く音が聞こえた。
「ウォン・・・話があるの」
「まだ起きていたのか?」
「うん・・・あのね、月のものが来ないの」
「本当か?」
「まだ、はっきりわかった事じゃないけど少し月のものが遅れているの」
「そうか」
ウォンは複雑な顔でそう言った。
「明日医者を呼ぶか?」
「ううん、もう少し様子を見たい」
「それだといつまで経ってもセックスできないぞ。妊娠初期にセックスは禁物だそうだ」
(そうなら子作りが出来ないという事になるよね・・・)
「じゃあ、明日にでもお医者さんに診てもらう」
「妊娠していると良いな」
ウォンは嬉しそうにそう言った。
真紀は正直ドキドキしていたもし本当に出来ていたらこちの世界で出産しなくてはならない。
「こっちのお産はどうやるの?」
「自然分娩だ」
(何でウォンはお産について詳しいのだろう・・・)
「そうなんだ」
(無痛分娩があればいいのに・・・)
「明日、医者が来るが俺は仕事で立ち会えないが1人で平気か?」
「うん。大丈夫」
「それなら今日はもう休もう」
「うん」
「気分は悪くないか?」
「大丈夫だよ」
ウォンは心配そうにしていた。
この日は2人とも抱き合って眠った。

翌日医者がやって来た。
検査を受けてみると陽性だった。
「おめでとうございます。今、9週目に入ったところです」
一瞬頭が真っ白になった。
「本当ですか!?」
嬉しくてつい聞き返してしまった。
「4週目か・・・」
(検査は恥ずかしいものだったけどはっきりわかって良かった)
「ウォンは喜んでくれるかな・・・」
この日の為に2人で夜の営みを頑張ってきたのだ。
ウォンは本来なら仕事中のはずなのに急いで部屋に飛び込んできた。
「先生間違いなく妊娠しているんですか!?」
「はい、間違いありません」
こうして2人は新しい命の誕生を喜んだ。
「では、私はこれで失礼します」
そう言い、先生は部屋から出て行ってしまった。
「妊娠初期だからなるべく安静にしていてくれよ」
「そんなに安静にしなくても大丈夫だよ。転んだりしなければ大丈夫なんじゃないの?」
「さぁ、どうだろうな・・・今まで妊婦と関わったことがないからよくわからない」
「その割には少し詳しかったじゃない」
「ああ、それは本で調べたんだ」
その言葉に真紀は驚いた。
「それ本当なの?」
「ああ、真紀が不安がっていたから少し調べてみたんだ」
「ウォン!ありがとう!」
真紀はウォンに抱きついた。
「真紀から抱きついてくるのは初めてだな」
「だって嬉しいんだもの」
「はー・・・これでしばらくはお預けか・・・」
「?」
その呟きは真紀には聞こえなかった。
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