うちのお風呂と異世界が繋がっています

えりー

文字の大きさ
18 / 27

体調の変化

しおりを挟む
そろそろ月のものが来るはずなのに月のものが来なくなた。
これをウォンに言うべきかどうか迷ったが結局言う事にした。
でもそれ以外変化はない。
夜になりウォンが仕事から戻ってきた。
「ただいま、真紀」
「お帰りなさい」
「俺は入浴してくる。眠たかったら寝ていてもいいぞ」
「うん」
そうは言っても彼の入浴は早い。
今日言う事にしているのでウォンが上がってくるのを待つことにした。
カチャっと戸が開く音が聞こえた。
「ウォン・・・話があるの」
「まだ起きていたのか?」
「うん・・・あのね、月のものが来ないの」
「本当か?」
「まだ、はっきりわかった事じゃないけど少し月のものが遅れているの」
「そうか」
ウォンは複雑な顔でそう言った。
「明日医者を呼ぶか?」
「ううん、もう少し様子を見たい」
「それだといつまで経ってもセックスできないぞ。妊娠初期にセックスは禁物だそうだ」
(そうなら子作りが出来ないという事になるよね・・・)
「じゃあ、明日にでもお医者さんに診てもらう」
「妊娠していると良いな」
ウォンは嬉しそうにそう言った。
真紀は正直ドキドキしていたもし本当に出来ていたらこちの世界で出産しなくてはならない。
「こっちのお産はどうやるの?」
「自然分娩だ」
(何でウォンはお産について詳しいのだろう・・・)
「そうなんだ」
(無痛分娩があればいいのに・・・)
「明日、医者が来るが俺は仕事で立ち会えないが1人で平気か?」
「うん。大丈夫」
「それなら今日はもう休もう」
「うん」
「気分は悪くないか?」
「大丈夫だよ」
ウォンは心配そうにしていた。
この日は2人とも抱き合って眠った。

翌日医者がやって来た。
検査を受けてみると陽性だった。
「おめでとうございます。今、9週目に入ったところです」
一瞬頭が真っ白になった。
「本当ですか!?」
嬉しくてつい聞き返してしまった。
「4週目か・・・」
(検査は恥ずかしいものだったけどはっきりわかって良かった)
「ウォンは喜んでくれるかな・・・」
この日の為に2人で夜の営みを頑張ってきたのだ。
ウォンは本来なら仕事中のはずなのに急いで部屋に飛び込んできた。
「先生間違いなく妊娠しているんですか!?」
「はい、間違いありません」
こうして2人は新しい命の誕生を喜んだ。
「では、私はこれで失礼します」
そう言い、先生は部屋から出て行ってしまった。
「妊娠初期だからなるべく安静にしていてくれよ」
「そんなに安静にしなくても大丈夫だよ。転んだりしなければ大丈夫なんじゃないの?」
「さぁ、どうだろうな・・・今まで妊婦と関わったことがないからよくわからない」
「その割には少し詳しかったじゃない」
「ああ、それは本で調べたんだ」
その言葉に真紀は驚いた。
「それ本当なの?」
「ああ、真紀が不安がっていたから少し調べてみたんだ」
「ウォン!ありがとう!」
真紀はウォンに抱きついた。
「真紀から抱きついてくるのは初めてだな」
「だって嬉しいんだもの」
「はー・・・これでしばらくはお預けか・・・」
「?」
その呟きは真紀には聞こえなかった。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

靴屋の娘と三人のお兄様

こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!? ※小説家になろうにも投稿しています。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~

cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。 同棲はかれこれもう7年目。 お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。 合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。 焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。 何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。 美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。 私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな? そしてわたしの30歳の誕生日。 「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」 「なに言ってるの?」 優しかったはずの隼人が豹変。 「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」 彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。 「絶対に逃がさないよ?」

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...