いつの間にか魔王の花嫁にされてしまいました

えりー

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ジオンの怒りと欲情

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ジオンはまゆの母親が嫌いになった。
何故自分の子供にあのような仕打ちが出来るのか理解できなかった。

まゆは母親の前ではまるで生気のない人形のようになっていた。
ジオンの中でまゆを守りたいと思う気持ちが生まれていた。

ジオンは人間界へ召喚されてずっと不機嫌だった。
まるでジンに仕組まれているようでそこが気に入らなかった。
(あのじじぃ一体何考えてやがる)
そして他にはまゆの家庭環境だ。
(何だあの母親は。母親は子供を優しく育てるんじゃないのか?)
少なくともジオンの母親はジオンを溺愛していた。
いつも優しくジオンを危険から守ってくれるような母親だった。
しかし、ジオンが幼い頃病死した。
魔族といえども死からは逃れられない。
ジオンの父もそれから15年後流行り病で亡くなった。
(今にして思えば良い両親だった)
父は厳しかったが優しい面もたくさん見せてくれた。
だからこそまゆの母親の態度に苛立ちを感じたのかもしれない。
ジオンはまゆを守りたいという感情は同情からくるものだと思っていた。
まゆは全てを諦めているような娘に見えた。
全てを諦めているとなると欲はないだろう。
その考えを変えない限り欲も生まれないだろう。
欲が生まれなければ”願い事”も生まれない。
まゆにもっと幸せになってほしいと思い始めたジオンはまゆを大事にしようと誓った。
横で無防備に眠るまゆの額にキスを落とした。
ジオンの中に生まれた感情は他にもあった。
まだジオン自身自覚していないが恋だった。
キスしたらまゆにもっと触れたくなってきたがそれをぐっと我慢してまゆを抱きしめもう一度眠りにつこうとした。
しかし、眠れなかった。
あまりにも無防備なまゆ。
首筋に舌を這わせ、強く吸うとくっきりと赤い跡が付いた。
いわゆるキスマークというやつだ。
会ったばかりの少女に欲情するなんて自分はおかしいのではないかとも思った。
だが、行為をやめるつもりは無かった。
パジャマのボタンを1つずつ外していく。
上半身を下着姿にし、思いのまま口づけを落とした。
その度に赤い花びらのような跡が付いていく。
「う・・・ん・・・」
どうやらまゆは目を覚ましたようだった。
「な・・・」
自分が下着姿にされていることを知ると驚き、呆然となった。
「悪いがやめてやれそうにない」
「やっ・・・くすぐったい」
下着越しにまだ膨らみかけている胸を揉み、体中いたるところにキスマークを付けていく。
「くすぐったいだけか?」
(どうしよう・・・気持ちいい)
そう思うとまゆは抵抗するのをやめ、ジオンのされるがままになった。
「気持ちいいんだろう?」
そう言いながらまゆと目を合わせた。
ぞくりとした快感がまゆを襲い始めた。
「も、やぁ」
涙目になりそう訴えるとぴたりと行為は中断された。
「こんばんは、まゆちゃん」
何故かそこにはジンの姿があった。
「ジオン・・・こんな幼い娘に何をする気だった?」
「・・・」
ジオンはバツの悪い顔をしている。
「まゆちゃん、ジオン借りるね」
そう言うとジンはジオンの肩に手を置き何か唱えた。
黒い光にジンとジオンは包まれた。
そうして気が付けば部屋にはまゆ1人きりになっていた。


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