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お披露目の儀
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もらった指輪が嬉しくて堪らなかった。
今まで贈り物をしてもらった事がなかった。
両親はまゆに学校で使うもの以外は与えてくれなかった。
人間界でのことを考えているとノックをする音が聞こえた。
「まゆ、着替えたか?開けてもいいか?」
まゆはジオンが帰ってきてくれてほっとした。
「うん」
まゆはドアへ駆け寄った。
ジオンはドアを開け入ってきた。
可憐な自分の花嫁に見惚れ言葉を失った。
「どこかおかしい?」
くるくると回って見せるまゆは可愛くて堪らない。
「わざとやっているのか?」
「え?」
まゆはきょとんとしている。
「・・・良く似合っている」
やや遅れながらジオンは感想を述べることが出来た。
「ああ、これでお前はもう逃げられなくなるな」
「え?どういうこと?」
くくっと意地の悪い笑みを浮かべジオンは自分の花嫁を見つめ続けている。
「もう、意地悪言ってないで教えてよ」
「教えたら逃げ出すかもしれないからな」
ますます分からない。
「ジンさんは?」
「人間界へ戻ってもらったところだ」
「そうなんだ・・・寂しくなるね」
(もう会えないのかな?)
そう思っているとジンが言い放った。
「じじぃは魔界と人間界を行ったり来たりしているからその内会う機会もあるだろう」
「そっか」
微笑むまゆの顔をみてジオンは面白くなかった。
「俺とじじぃどっちが好きなんだよ」
嫉妬だった。
まゆは慌てて言った。
「わ、わたしはジオンが・・・すき」
真っ赤に頬を染めながらまゆは答えた。
「そうか、それならいい」
ジオンは満足そうに微笑んだ。
まゆはまだ真っ赤になっている。
「ん?」
「え?な、何?」
ジオンの顔が迫ってきた。
キスされるかと思いまゆは目をぎゅっと瞑った。
いつの間にか部屋に侍女の姿は無い。
「化粧をしているのか?」
「す、少しだけ」
(何だ・・・そんな事で顔を近づけないでほしい)
「キスされると思ったか?」
ジオンは意地悪く笑うとまゆの唇に自分の唇を重ねた。
「~っ、ジオン口紅が取れちゃう」
「キスをしているのにそっちが気になるのか?」
少しムッとしたようにジオンは言った。
「もっとキスに集中させてやろうか?」
耳元で囁かれまゆは眩暈を覚えた。
その時部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「お披露目の準備が整いました」
丁度いい所に助けが来たとまゆは喜んでいた。
あのままだとキスだけでは済まない雰囲気だった。
「まゆ、来い」
「あ、うん」
裾の長いドレスを踏まない様にまゆは歩いた。
「初めまして、まゆ様。私はこの城の宰相でございます」
「初めまして宰相様」
まゆはお辞儀をし挨拶を返した。
「いけませんよまゆ様。私のようなものに頭を下げては」
「え?」
「まゆ様の方が位が高いのですから」
(位?)
どういうことだろうと考えているとジオンが口をはさんできた。
「今はまだ知らなくていい。そのうちまゆには勉強係をつける」
「はっ、出過ぎた真似をして申し訳ありません」
宰相は頭を下げ、ジオンに謝罪した。
「すみません。私のせいで・・・」
「いつもの事です、歳をとるとどうもでしゃばってしまいます」
まだ初老の男にしか見えなかった。
「・・・今いくつでしょうか?」
「1000年は生きております」
まゆはこの時初めて魔族と人間の寿命の長さの違いを痛感した。
(じゃあジンさんは幾つなんだろう・・・)
「まゆ、今日はお前のお披露目の儀式をするぞ」
「え?」
さっきの言葉が思い出された。
「大丈夫だ。何があっても俺が守るから」
「う、うん」
(お披露目の儀式なんて聞いてないよ!)
そう叫びたいのを堪えジンに手を引かれ広間まで歩き始めた。
(大丈夫なのかな・・・)
まゆはとても不安になった。
まさか連れて来られた日にお披露目されるとはまゆは思っていなかった。
一体どういうつもりなんだろうと思いジオンを見上げた。
「何だ?さっきのキスじゃ足りなかったのか?」
「違う・・・!」
広い廊下を歩きながら不思議そうにジオンはまゆを見つめている。
「どうしていきなりお披露目の儀なの?」
(そもそもお披露目の儀式って何?)
「ああ、その事か」
「私はどうしていれば良いの?」
「まゆは俺の傍にいてくれさえすればいい」
「?」
「まぁ、やってみればわかるだろう」
「やってみるって?」
まゆの不安はピークに達していた。
広間に着き、宰相が扉を開いた。
扉の向こうにはたくさんの魔族が居た。
皆、まゆに注目している。
まゆはあまりの視線の多さで足が竦んでしまった。
その事に気付いたジオンはまゆを横抱きにし、広間へと入って行った。
その行為を見た魔族たちは驚き、ざわつき始めた。
王妃の椅子にまゆを降ろした。
まゆは大きな椅子に座らされ驚いた。
そしてジオンは隣の椅子に腰かけた。
まゆの耳に入るかのようにひそひそと声が聞こえだした。
「まぁ、本当に溺愛なさっているのね」
「あのジオン王が人間の娘を王妃に迎えるなんて」
「でも、あの人間から魔力を感じるわ」
その声はジオンの耳にももちろん聞こえている。
ジオンは席を立ち、まゆにも席を立つように促した。
そしてジオンは今までに聞いたことのない大きな声で言った。
「今日よりこの娘まゆを魔界の王妃にする」
まゆは居心地悪そうに椅子に座って宣言に驚いた。
「魔族に人間の血を入れるおつもりですか!?」
「まだ年端も行かないそんな娘を・・・」
「今一度お考え直しください!!」
ジオンはその声を聞き、まゆを引き寄せキスをした。
(や、こんな大勢の前で!?)
いつものキスと違いまゆの体が熱くなり光り出した。
まゆは両手に何か乗っていることに気が付いた。
それはまゆとジオンから生まれた聖獣の卵だった。
「あの娘聖獣の卵が産めるのか!?」
「魔力は俺たち以上という事か・・・」
広間は騒然となった。
「金色と銀色の卵という事は真の王妃の証だ」
広間にいた招待客たちはまゆに平伏した。
まゆは呆然と立ち尽くしたままだ。
「これにて王妃の披露目を終了とする」
掌で脈打つ卵を眺めまゆはジオンに訊ねた。
「え?この卵何?」
「これにて閉会とする。これでも文句のある奴は出てこい」
すると広間はしんと、静まり返った。
誰も名乗り上げ、出てこなかった。
ジオンはまゆの手を引き広間を後にした。
今まで贈り物をしてもらった事がなかった。
両親はまゆに学校で使うもの以外は与えてくれなかった。
人間界でのことを考えているとノックをする音が聞こえた。
「まゆ、着替えたか?開けてもいいか?」
まゆはジオンが帰ってきてくれてほっとした。
「うん」
まゆはドアへ駆け寄った。
ジオンはドアを開け入ってきた。
可憐な自分の花嫁に見惚れ言葉を失った。
「どこかおかしい?」
くるくると回って見せるまゆは可愛くて堪らない。
「わざとやっているのか?」
「え?」
まゆはきょとんとしている。
「・・・良く似合っている」
やや遅れながらジオンは感想を述べることが出来た。
「ああ、これでお前はもう逃げられなくなるな」
「え?どういうこと?」
くくっと意地の悪い笑みを浮かべジオンは自分の花嫁を見つめ続けている。
「もう、意地悪言ってないで教えてよ」
「教えたら逃げ出すかもしれないからな」
ますます分からない。
「ジンさんは?」
「人間界へ戻ってもらったところだ」
「そうなんだ・・・寂しくなるね」
(もう会えないのかな?)
そう思っているとジンが言い放った。
「じじぃは魔界と人間界を行ったり来たりしているからその内会う機会もあるだろう」
「そっか」
微笑むまゆの顔をみてジオンは面白くなかった。
「俺とじじぃどっちが好きなんだよ」
嫉妬だった。
まゆは慌てて言った。
「わ、わたしはジオンが・・・すき」
真っ赤に頬を染めながらまゆは答えた。
「そうか、それならいい」
ジオンは満足そうに微笑んだ。
まゆはまだ真っ赤になっている。
「ん?」
「え?な、何?」
ジオンの顔が迫ってきた。
キスされるかと思いまゆは目をぎゅっと瞑った。
いつの間にか部屋に侍女の姿は無い。
「化粧をしているのか?」
「す、少しだけ」
(何だ・・・そんな事で顔を近づけないでほしい)
「キスされると思ったか?」
ジオンは意地悪く笑うとまゆの唇に自分の唇を重ねた。
「~っ、ジオン口紅が取れちゃう」
「キスをしているのにそっちが気になるのか?」
少しムッとしたようにジオンは言った。
「もっとキスに集中させてやろうか?」
耳元で囁かれまゆは眩暈を覚えた。
その時部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「お披露目の準備が整いました」
丁度いい所に助けが来たとまゆは喜んでいた。
あのままだとキスだけでは済まない雰囲気だった。
「まゆ、来い」
「あ、うん」
裾の長いドレスを踏まない様にまゆは歩いた。
「初めまして、まゆ様。私はこの城の宰相でございます」
「初めまして宰相様」
まゆはお辞儀をし挨拶を返した。
「いけませんよまゆ様。私のようなものに頭を下げては」
「え?」
「まゆ様の方が位が高いのですから」
(位?)
どういうことだろうと考えているとジオンが口をはさんできた。
「今はまだ知らなくていい。そのうちまゆには勉強係をつける」
「はっ、出過ぎた真似をして申し訳ありません」
宰相は頭を下げ、ジオンに謝罪した。
「すみません。私のせいで・・・」
「いつもの事です、歳をとるとどうもでしゃばってしまいます」
まだ初老の男にしか見えなかった。
「・・・今いくつでしょうか?」
「1000年は生きております」
まゆはこの時初めて魔族と人間の寿命の長さの違いを痛感した。
(じゃあジンさんは幾つなんだろう・・・)
「まゆ、今日はお前のお披露目の儀式をするぞ」
「え?」
さっきの言葉が思い出された。
「大丈夫だ。何があっても俺が守るから」
「う、うん」
(お披露目の儀式なんて聞いてないよ!)
そう叫びたいのを堪えジンに手を引かれ広間まで歩き始めた。
(大丈夫なのかな・・・)
まゆはとても不安になった。
まさか連れて来られた日にお披露目されるとはまゆは思っていなかった。
一体どういうつもりなんだろうと思いジオンを見上げた。
「何だ?さっきのキスじゃ足りなかったのか?」
「違う・・・!」
広い廊下を歩きながら不思議そうにジオンはまゆを見つめている。
「どうしていきなりお披露目の儀なの?」
(そもそもお披露目の儀式って何?)
「ああ、その事か」
「私はどうしていれば良いの?」
「まゆは俺の傍にいてくれさえすればいい」
「?」
「まぁ、やってみればわかるだろう」
「やってみるって?」
まゆの不安はピークに達していた。
広間に着き、宰相が扉を開いた。
扉の向こうにはたくさんの魔族が居た。
皆、まゆに注目している。
まゆはあまりの視線の多さで足が竦んでしまった。
その事に気付いたジオンはまゆを横抱きにし、広間へと入って行った。
その行為を見た魔族たちは驚き、ざわつき始めた。
王妃の椅子にまゆを降ろした。
まゆは大きな椅子に座らされ驚いた。
そしてジオンは隣の椅子に腰かけた。
まゆの耳に入るかのようにひそひそと声が聞こえだした。
「まぁ、本当に溺愛なさっているのね」
「あのジオン王が人間の娘を王妃に迎えるなんて」
「でも、あの人間から魔力を感じるわ」
その声はジオンの耳にももちろん聞こえている。
ジオンは席を立ち、まゆにも席を立つように促した。
そしてジオンは今までに聞いたことのない大きな声で言った。
「今日よりこの娘まゆを魔界の王妃にする」
まゆは居心地悪そうに椅子に座って宣言に驚いた。
「魔族に人間の血を入れるおつもりですか!?」
「まだ年端も行かないそんな娘を・・・」
「今一度お考え直しください!!」
ジオンはその声を聞き、まゆを引き寄せキスをした。
(や、こんな大勢の前で!?)
いつものキスと違いまゆの体が熱くなり光り出した。
まゆは両手に何か乗っていることに気が付いた。
それはまゆとジオンから生まれた聖獣の卵だった。
「あの娘聖獣の卵が産めるのか!?」
「魔力は俺たち以上という事か・・・」
広間は騒然となった。
「金色と銀色の卵という事は真の王妃の証だ」
広間にいた招待客たちはまゆに平伏した。
まゆは呆然と立ち尽くしたままだ。
「これにて王妃の披露目を終了とする」
掌で脈打つ卵を眺めまゆはジオンに訊ねた。
「え?この卵何?」
「これにて閉会とする。これでも文句のある奴は出てこい」
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