繁栄の守護者

えりー

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理想の国

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もうこの国には天地の巫女は必要ない。そもそも国が崩壊してしまい。国がなくなってしまった。
そこで天地の巫女の力を手に入れたサラはシオンと共に枯れた大地へ行き、力を使い緑の再生をするようになった。枯れた川があれば水を、作物が育たない場所には作物の育つ肥沃な大地を。
それが新しい巫女としての仕事となった。
いつしかおとぎ話のように語り継がれることはまだこの二人は知らない。
シオンを新しい王にという声も上がったがシオンは断った。
何故断ったのか聞いてみると・・・
「お前ひとりで旅になんて出せない。危なっかしすぎる」
・・・とのことだった。
そうやって困っている人を助けることは2人の楽しみでもあった。
旅の途中、二人の間に子供ができた。
サラとシオンとの間に生まれた子供はやはりサラと同じ巫女の系統だった。
いつか3人で落ち着いて生活したいと思うシオンだった。シオンはある村に身を寄せた。
その村はいつしか大きく栄えだし新たな国の礎となった。
国王はやはりシオンだった。
一度は断ったシオンだったが巫女2人を一人で守っていくのは不可能に近かった。
だから渋々承諾した。
サラは腕に愛娘を抱きシオンの支えとなった。
この国はのちに天地の巫女の国と呼ばれるようになった。


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