前世で亡くなった俺は異世界転生をして異世界ライフを楽しみます 〜優しい仲間や心強い仲間がたくさん俺を迎えてくれる〜

mikadozero

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一章 一節 転生

七話 戦闘訓練……とは行かなそうだ

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俺は部屋で椅子に座りながら、謎の手紙を眺めていると……ドアが勢いよく開いた。

「シロウ!!」

俺の名前を大きな声で呼んで入ってきたのはマリであった。
俺は体の向きを変えてから言った。

「なんだよ……」

「シロウ暇でしょ?」

「……そうだな」

俺は否定ができなかった。ただ手紙を手に取り眺めているだけだから。

すると、マリは嬉しそうな顔して近づいてきてから言った。

「戦おうよ!」

「はぁ??」

俺は唐突の提案に呆れながらも聞いた。

「戦おうって……誰と?」

俺は辺りを見渡した。だけど俺以外の人がいなかった。
マリは、「お前だよ」みたいな顔でこちらを見てくる。おれは椅子から立ち上がり言った。

「マリと俺が戦っても意味がないじゃないか」

「意味はあるよ!なんだって……私の方が強いからね!」

「そうか……そうかわかったやろう」

俺が決意を固めると、マリは嬉しそうに言った。

「まじ!?ありがとう~ストレス発散するぞ~!」

嫌な言葉が聞こえた気がするが、聞こえないふりをした俺だった。


場所を変え、外の大広間……と言うか村外れの草原に俺らは向かっていた。

「いやー楽しみだわ、シロウがどれだけ強いのか……うふふ」

「そんな期待するなよー俺は強くないから」

「そんなこと言って……強いんでしょ?」

「まず冷静に考えてほしい……お前と俺はレベル差があるんだぞ?わかるかこれが」

「う、うん」

「レベル差があるってことはその分ステータスも違う……レベルに高いお前の方がすごく有利なんだよ!!」

「そ、そうだね」


俺は気がつくとオタクみたいな早口でマリに対して話していた。
マリは少し戸惑いながらも頷いてくれたことに俺は感謝すべきだろう。

そして、戦う場所につきマリが大声で言った。

「ヤッホー!!」

「いや、それ山登った時やるやつ~」

「キレがないなぁーキレが」

「うるさい!!いいいの自己満だから!!」

「ふーん」

マリは地面の草お尻をつけて座っていた。
俺はそんなマリを見て言った。

「なぁ、戦うんじゃないのか?」

「えぇ~まず戦う前に自然鑑賞でしょ」

「なんだそれ」

「まぁ、君も座りたまえ」

「何様だよ」

俺はそう言いながらも、地面に座った。
そのあと会話は全くなかった。何も喋られなかった。俺とマリはもう自分の世界にこもっていたのだった。

  ◆
「……んんっ……おはようー」

私小さくあくびをしながら言った。すると、メイドがカーテンを開けながら言った。

「おはようございます。よく眠れましたか?」

「えぇ、おかげさまで。あなたが寝る前にマッサージしてくれたからよく寝たわー」

「それはよかったです。で、早速なのですが今日またあの王子が来ると連絡が朝方ありましたが……どうしますか?」

「また?あのクソガキ王子?私と釣り合うはずないじゃない」

「左様でございます」

「まぁ、会うだけ会おうかしら……私の本命は違うもん」

「それは……誰でしょうか?」

「言うわけないじゃない」

「申し訳ございません」

そう言いながらもメイドは私の机を掃除し始めた。昨日私は机で書類を片付けてそのままだった気がした。

私はベットから降りて、メイドにいった。

「着替えちょうだい」

「承知しました」

そう言い、服がたくさんある部屋にメイドは入って行った。
自分で言うのもなんだが……この城は広すぎる。まぁ国を代表するものが住むのだからしょうがないと思うが……私はもっと質素なものが良かった。


そんなことを思っていると、メイドが帰ってきて服がベットに優しく置かれた。

「では、ありがとう着替え終わって書類を片付けてからいくわ」

「承知いたしました。部屋の前で待っておりますので終わったら部屋から出てくださいね?」

「えぇわかったわよ」

そう言い、私は机の紙と向き合う。
紙にはたくさんの数字が書かれており、私は少し頭が痛くなりそうであった。

数学は得意だが……嫌になるわぁ……

心の中で独り言のように呟いているとふと思った。

<<梓四郎>>

ふと、彼の名前が思い出した。
思い出すだけでなぜか涙が出てくる。

「彼今何しているのかしらね」

口に出して今の気持ちを整理した。
彼もこの世界にいるといいけど……

私が彼のいちばんの理解者であり……恋人なんだから……

  ◆
「ハックション!!」

突然花がムズムズし、俺はくしゃみをした。
俺のくしゃみに驚いたマリがいった。

「何、なに!?びっくりするじゃない!誰かに噂でもされてたんじゃない?」

「そうかもな…」

マリは立ち上がり、腰に手を当てながら言った。

「さぁやりますか!」

「そうだな……」

「何不安なの?」

「あぁ、お前を怪我させちゃ悪いからな」

「そんなこと言って負けたら罰ゲームね」

「おいおいそれはないだろー!」

俺とマリが、罰ゲームの種類について話していると……

「あの鹿私たち見てない?」

「えっ?」

マリが指差す方向を見ると確かにこちらを見ていると直立不動の鹿がいた。
少し不気味に思い一歩踏み出すと……

「あっ!おい!」

鹿は森の中にへと消えてしまった。
俺は諦めようとしたが……

「いくよ!!」

マリは俺の手首を掴んで森の中に突っ込んで行った。
森の中は薄暗くどこに鹿がいるなんてわからない。

だが、マリはわかっているかのように突き進む。
そして、光がさす切り開けた場所に出た。

そして、鹿のそばに横たわっている女性高校生服姿の女。
その制服は見たことがあった。

俺はその女の顔を見た。

すると……

「シロウどうしたのよ?」

マリが聞いてくるので俺は答えるのだった。
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