美少年はエッチがしたい……『笑って死ね』神との約束は一度きり、最高の腹上死を目指す

狼少年

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 サッ。サッ。カサッ。

 ウンバサの森の中を暗躍する人影。1人。2人。3人。黒マントを付けた男達が、周囲の様子を気にしながら、枝から枝へ飛び移っている。
 先頭の男が、後続の男達に片手で合図をする。示す指の先には、ヴィラと名乗った奴隷商の姿があった。あの男だ。
 黒マントの男たちは、ヴィラの前に姿を現す。遅いじゃないか?!ヴィラは、怒りをあらわにした。

「すまない」
「すまないだと?」
「アシッドウルフと遭遇して手間取った」
「本隊は?」
「大丈夫だ。問題無い」
「ゴルドバスは?連れて来たんだろうな?」
「もちろんだ」
「なら、陽が沈むと同時に襲撃しろ」
「女形の鬼は?」
「それなら手は打った。ザザ・スカイハートはいない。あいつが戻って来るまでに、全て終わらせる」
「猶予は?」
「半日」
「半日もあれば…。問題無い」
「王国兵士隊は6名だ。どいつもコイツも、昼間から酒を呑んでるような体たらくぶりで、気にするまでも無い」
「ハンター達は?」
「確認出来たのは9名」
「こっちはその5倍はいる」
「あとはエミリオ・ルーフ。アイツには気を付けろ。引退したとは言え元特級ハンターだ」
「片足の女ごときに何をビビっている?」
「見ればわかる」

 ヴィラの一言。「見ればわかる」には、強い意味が込められている。黒マントの男達は、小馬鹿にしたような笑みを浮かべたが、それも一瞬。ヴィラの真顔めいた顔を見て、おおよそ冗談では言っていない。エミリオ・ルーフは、片足を失っても未だ健在で、【女帝】と呼ばれ畏れられているのだ。そう理解した。

「わかった。ゴルバドスに任せよう。その為にアイツを連れてきたんだ」
「賢明な策だな」
「多少の被害は覚悟している。その上で来ている」
「エミリオ・ルーフを討たずして、バサラの塔の奪取は無い。肝に銘じておけ。あの女は強い。腐っても元特級だ」
「【巨漢のゴルドバス】アイツは馬鹿だが、力だけなら特級クラスだ」
「頭が悪すぎる。上手く使えよ」
「ああ。任せておけ」
「俺はもう一度塔に戻る」
「何故?」
「奴隷商としてだ。とびきりの商品を見つけたんでな。合図を待て。狼煙を上げる」
「わかった」
「全てはセラ様の為にだ」
「ああ。もちろんその通りだ」
「すべてはセラ様の為に!」
「すべてはセラ様の為に!」

 男達は右手でゲンコツを作り、胸の前に当てた。セラ様の為に……?セラ様とはどこの誰で、この男達は一体何者で、なぜバサラの塔を奪おうとしているのか?動機や目的は謎のままだが。
【巨漢のゴルドバス】
 そう呼ばれた大男は、『ドスン』『ドスン』と、足音を立てて森の中を進んでいた。総勢50名ほどの中隊の最後尾。ゴルドバスの一歩は大きく。一歩踏み出す度に地面が揺れる。『ドスン』
 身の丈は、ゆうに2mを超え。体重は200kg以上あるだろう。その見てくれは、まるでオーガ。髪も髭も伸ばしたい放題のボサボサで、両手には手枷。大きな鎖で繋がれていた。

「早く歩け!!このウスノロ!!」
『バチンッ』

 ゴルドバスの横に立つ髭の男が、ムチをしならせ叩きつけ、ゴルバドスに命令した。

「あ"ーー」
「チッ!このウスノロが!」
『バチンッ』

 蚊に刺された程度の痛みにしか感じていない。ゴルドバスの上半身は裸であるが、その筋肉と、更に言うなら体毛で、肌は赤く腫れ上がって、ミミズ腫れになってはいるものの、痛みの感覚は無いと言っていい。麻痺しているのだ。

「あ"ーー」
「チッ!頭がイっちまってやがる」

 髭の男は、ゴルドバスの顔を見て呟いた。
 ヨダレが出ている。目もうつろだ。焦点が定まっていない。あっちへ。こっちへ。黒目が揺れている。ゴルドバスは薬漬けである。

 
 ◆◆◆

 
「しかし、いい女だな」

 心の中でケンが呟いた。うん。確かに。ティムもそれに賛同する。
 思った通り、カウンターから現れた女性は、エミリオ商会の代表エミリオ・ルーフであり、ティムの目前には半透明な板が。
 時間の流れは緩やかになっている。女性スカウターが発動中だ。

名前……エミリオ・ルーフ
年齢……30歳
身長……170cm
体重……55kg
スリーサイズ……B83  W58  H85
性格……姉御肌。負けず嫌い。肝が据わっている。真っ直ぐな性格で、素直。嘘が嫌い。美意識高め。現エミリオ商会の代表。右足の膝下には木製の義足。実はドM。レズビアン。男に興味無し。
戦闘能力……78
顔面偏差値……65  (上の中)
経験人数……男性0人 女性32人 (非処女)
神託セックス……経験なし
好きなタイプ……罵倒してくれる女性
嫌いなタイプ……美意識の低い輩達
体格……スレンダー。細め
肌の色……色白
体毛……薄め
胸の形……貧乳タイプ
乳首の色……やや茶色
乳首の形……陥没
乳輪……小さめ
陰核……皮被りのデカめ
小陰唇……右側長め 左側普通
陰毛……パイパン
尻毛……無し
性感帯……引っ張り出された乳首 皮を剥かれた陰核
好きな体位……立ちバック 寝バック
オーガズム経験……あり
アナル経験……あり


「だけど……レズビアンなんだね」
「受付嬢とできてるんだろ?!」
「確かに。2人共そうだ」
「夜は主従関係が逆転ってか?
 コイツはツンとした顔に似合わず、ドMで。受付嬢の奴は、おっとりした顔なのに、ドS。ウケるぜ!」
「ちょっと想像しちゃうね……この人が……あの女の人と……ドMってさ。どんなエッチしてるんだろう」
「さぁな。それは想像だけにしとけ!」
「想像……」

 ティムは、目の前の女性。エミリオ・ルーフが、あのおっとりとした受付嬢に責められて、ヒィーヒィー喘ぐ姿を想像した。
 豊満な肉体で、この美人をどんな風に責めあげるのだろうか?肉肉しい肉。妖艶。秘め事。秘部。剥いて引っ張り出して……ダメだ。これ以上の想像は、下半身に熱いものを感じる。



















 

 

 


 
 
 
 

 
 





 
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