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第3章
No.100 胸の高鳴り
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(ハッ!私、何してっ!)
「ごごご…ごめん!!」
今の状況を思い出して、慌ててクリスから離れる。
「別に。……もう少しそのままでもよかったけどね」
「え?」
最後の方は、声が小さくてよく聞こえなかった。
「何でもない。それより昼食を食べに行こう」
「そうだね」
「ほら、行くよ」
そう言ってクリスは、私の手を握って歩き出す。
(手!繋いで!!)
小さい頃は、よくクリスと手を繋いでいた。だが、大きくなってからは繋いだ事は無い。
(…手、大きい)
天使の様な容姿のクリス。でも、ちゃんと節のある男らしい大きな手。
(何だろう?ドキドキする…)
今までクリスに、その顔で微笑まれドキドキした事はある。でも、今の胸の高鳴りは今までと何処か違う。チラリと横を歩くクリスを盗み見る。
(クリスってこんなにカッコよかったっけ?)
なんだかクリスが凄くカッコよく見える。
「何?僕の顔に何か付いてる?」
「えっ!?ううん!何でもない!」
慌ててクリスから視線を外す。
(何でこんなにドキドキするの!?)
今、自分の顔は赤くなっているだろう。
「ティア?顔が赤いよ?」
「いっ、いや~!今日は暑いからだよ!」
「そう?あっ、この店で食べよう」
そこは、最近人気のパンケーキ屋だった。
「わぁ!いい匂い~」
「じゃあ、入るよ」
「ごごご…ごめん!!」
今の状況を思い出して、慌ててクリスから離れる。
「別に。……もう少しそのままでもよかったけどね」
「え?」
最後の方は、声が小さくてよく聞こえなかった。
「何でもない。それより昼食を食べに行こう」
「そうだね」
「ほら、行くよ」
そう言ってクリスは、私の手を握って歩き出す。
(手!繋いで!!)
小さい頃は、よくクリスと手を繋いでいた。だが、大きくなってからは繋いだ事は無い。
(…手、大きい)
天使の様な容姿のクリス。でも、ちゃんと節のある男らしい大きな手。
(何だろう?ドキドキする…)
今までクリスに、その顔で微笑まれドキドキした事はある。でも、今の胸の高鳴りは今までと何処か違う。チラリと横を歩くクリスを盗み見る。
(クリスってこんなにカッコよかったっけ?)
なんだかクリスが凄くカッコよく見える。
「何?僕の顔に何か付いてる?」
「えっ!?ううん!何でもない!」
慌ててクリスから視線を外す。
(何でこんなにドキドキするの!?)
今、自分の顔は赤くなっているだろう。
「ティア?顔が赤いよ?」
「いっ、いや~!今日は暑いからだよ!」
「そう?あっ、この店で食べよう」
そこは、最近人気のパンケーキ屋だった。
「わぁ!いい匂い~」
「じゃあ、入るよ」
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