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第3章
No.102 意識する
「美味しい~!!」
ふわふわのパンケーキに、甘酸っぱいラズベリーが物凄く合う。クリスもチコの実(前世で言うブルーベリー)のパンケーキを美味しそうに食べている。
(本当に美味しいなぁ~。それに、クリスのも美味しそう)
「………何?」
「へっ!?べ、別に!」
どうやら余りにもガン見しすぎていた様だ。
「全く。ティアは、どれだけ食い意地張ってるの?…ほら」
ぶつぶつ文句を言いながら、一口大に切ったチコの実たっぷりのパンケーキを私に差し出す。
「え?」
多分…というより確実に、私に食べろという事だろう。
(でもそしたら、かかか…間接キス!!)
世の中の女の子は、こういう時どうするのだろう。気にせず食べる?それとも遠慮する?
「ねぇ、早く食べてくれない?腕が疲れるんだけど」
「あっ、はい!すみません!」
ぐるぐる考えていた所に、クリスから催促されて言われるがままに食べる。
(っ!やっぱり美味しい!!)
モグモグとパンケーキを味わっていると、隣の席の話し声が聞こえて来た。
「ねぇねぇ、今の見た?」
「見た!あの天使みたいな子があの子に「あ~ん」してた!」
(はっ!私、人前で何してっ!!)
恥ずかしくて顔を伏せていると、目の前から息を呑む気配がした。その気配につられて顔上げると、そこには顔を真っ赤に染めたクリスが居た。
「クリスーー」
「違うから!」
思わず声をかけるが、慌てたクリスに遮られる。
「別に深い意味なんて無いから!!ただ、ティアが食べたそうにしてたから!それだけだから!」
「あ…うん」
自分より慌てた人を見ると冷静になるのは何故だろう。余りにも必死に話すクリスに、次第に笑いがこみ上げて来る。
「っ!何笑ってんのさ!」
「だ…って!クリス、顔が真っ赤」
こんなクリスを見たのは初めてだ。
(今日は、色んな初めてが多いなぁ)
「っ!それより、早く食べてよね!そろそろ予約の時間が迫ってるんだから!」
「うん」
未だ、赤いクリスにクスクスと笑いながら残りのパンケーキを食べる。
…この時は、まさかあんな事が起こるなんて夢にも思わなかった。
ふわふわのパンケーキに、甘酸っぱいラズベリーが物凄く合う。クリスもチコの実(前世で言うブルーベリー)のパンケーキを美味しそうに食べている。
(本当に美味しいなぁ~。それに、クリスのも美味しそう)
「………何?」
「へっ!?べ、別に!」
どうやら余りにもガン見しすぎていた様だ。
「全く。ティアは、どれだけ食い意地張ってるの?…ほら」
ぶつぶつ文句を言いながら、一口大に切ったチコの実たっぷりのパンケーキを私に差し出す。
「え?」
多分…というより確実に、私に食べろという事だろう。
(でもそしたら、かかか…間接キス!!)
世の中の女の子は、こういう時どうするのだろう。気にせず食べる?それとも遠慮する?
「ねぇ、早く食べてくれない?腕が疲れるんだけど」
「あっ、はい!すみません!」
ぐるぐる考えていた所に、クリスから催促されて言われるがままに食べる。
(っ!やっぱり美味しい!!)
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(はっ!私、人前で何してっ!!)
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「っ!何笑ってんのさ!」
「だ…って!クリス、顔が真っ赤」
こんなクリスを見たのは初めてだ。
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「っ!それより、早く食べてよね!そろそろ予約の時間が迫ってるんだから!」
「うん」
未だ、赤いクリスにクスクスと笑いながら残りのパンケーキを食べる。
…この時は、まさかあんな事が起こるなんて夢にも思わなかった。
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