26 / 50
上品な笑み
しおりを挟む
おっはよ~!
みんな大好きリリアちゃんだよ!今日から…って言っても学園生活2日目だけど!私は今日からSクラスに編入する事になりました!Sクラスに入る事になって不安な事もいっぱいあるけど頑張るからね!
…なんて頭の中でテンションを上げてみたが憂鬱な気持ちは変わらなかった。
「ヤバい…。ちょー憂鬱だ。ってかさ2日目にSクラスに移動ってどんな状況だよ。完全に変な奴だよ。えっ?苛められないよね?ハブられないよね?そんな事になったら登校拒否するわ」
そんな事をブツブツ囁いていたら。
「リーリーアーちゃーん!!」
「グハッ!」
背後からの強烈なタックル。
からの腹部を強烈な締めが襲う。
「今日から同じクラスだね!ミア凄く嬉しい!もう天にも昇る心地だよ!」
「ミッ…ミア。手を離し…!」
(私は今にも天に昇りそうだよ!)
「あっ!ゴメンね!」
「ッぷは~!」
(さようなら酸欠!いらっしゃい酸素!)
あぁ、こんなにも酸素が美味しく感じた事が今まであっただろうか?いや無い。
「本当にゴメンね」
「大丈夫だから!それより今日から同じクラスだしよろしくね!」
「!うん!」
美少女の満面の笑み。
通りすがりの男子達が見惚れている。
(…私だって!)
イメージは上品な大人の笑み。
うっすらと口に笑みを作る。
その途端。周りの男子が一斉に青褪め早足で学校に向かう。
(あれ?)
みんな大好きリリアちゃんだよ!今日から…って言っても学園生活2日目だけど!私は今日からSクラスに編入する事になりました!Sクラスに入る事になって不安な事もいっぱいあるけど頑張るからね!
…なんて頭の中でテンションを上げてみたが憂鬱な気持ちは変わらなかった。
「ヤバい…。ちょー憂鬱だ。ってかさ2日目にSクラスに移動ってどんな状況だよ。完全に変な奴だよ。えっ?苛められないよね?ハブられないよね?そんな事になったら登校拒否するわ」
そんな事をブツブツ囁いていたら。
「リーリーアーちゃーん!!」
「グハッ!」
背後からの強烈なタックル。
からの腹部を強烈な締めが襲う。
「今日から同じクラスだね!ミア凄く嬉しい!もう天にも昇る心地だよ!」
「ミッ…ミア。手を離し…!」
(私は今にも天に昇りそうだよ!)
「あっ!ゴメンね!」
「ッぷは~!」
(さようなら酸欠!いらっしゃい酸素!)
あぁ、こんなにも酸素が美味しく感じた事が今まであっただろうか?いや無い。
「本当にゴメンね」
「大丈夫だから!それより今日から同じクラスだしよろしくね!」
「!うん!」
美少女の満面の笑み。
通りすがりの男子達が見惚れている。
(…私だって!)
イメージは上品な大人の笑み。
うっすらと口に笑みを作る。
その途端。周りの男子が一斉に青褪め早足で学校に向かう。
(あれ?)
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
172
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる