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新たな人生
思い出した過去
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「マジかー」
どうもレムリア・ミルド。只今8歳です。現在私は過去…つまり前世の記憶を思い出しました。
「うわぁ~。前の私、本当にヤバいよ。あれは軽くストーカーだよ。っていうか、それよりも思い出し方がおかしいよ。え?こういう時って頭に強い衝撃受けたりして思い出すのがセオリーでしょ!」
私の思い出し方は少し悲惨だ。
友達と一緒に教会の周りの雑草を抜いていた時だった。
「~何だって。レムリアはどう思う?」
「う~ん。特に何も」
「もう!レムリアは面倒くさがり過ぎだよ!」
友達のそんな指摘を聞き流し雑草を抜きまくる。そうして最後の雑草を向いた時だった。これで最後だからと勢い良く抜いた雑草の先が私の鼻に当たる。
ムズムズ
「はっくしょーん!!」
豪快なクシャミが出た。更に今の季節が寒かったのもあり鼻水も出る。クシャミをした途端、私の頭の中に前世の記憶が浮かび上がったのだ。
「ないわー」
「今のレムリアの顔の方がないわよ」
そう言って彼女ロスマリス…愛称ローズは私の顔をハンカチで拭いてくれる。
(そういえば…あのハンカチはどうなったんだろう?)
そんな事を考えながらローズを見る。
「?何よ?」
真っ赤な赤い髪に少し吊り上がった翠の瞳。どこからどう見ても…。
(ソフィーさんだよねぇ)
顔は記憶の彼女に似ているがやはり少し違う。それでも彼女だと確信する。
(記憶を思い出してから考えると周りの人達皆んな覚えがあるな)
「もう!レムリアはもっと身嗜みに気を遣いなさいよ。女の子でしょ?大体レムリアは…」
「あぁ、うん」
(前世で身嗜みに気を遣い過ぎてやる気が残ってないんだよ)
何て事を思いながら彼女の話を聞いていた。其処へ。
「ローズ姉さん!レムリア!」
幼い声と共に赤髪の少年が走ってくる。
「あら?リュシルどうしたの?」
「姉さんがレムリアと教会の草むしりに行ったって聞いて来たんだ!」
そう言って少年はエメラルドの瞳をこちらに向ける。
「レムリア!会いたかったっ!」
天使のような笑顔で私に抱きつくこの少年はリュシュタール…愛称リュシル。
「すっごく会いたかった!レムリアは?」
「あー。ワタシモアイタカッタヨ」
「本当?うれしい!」
この好き好きオーラだだ漏れのこの子は…。
(うん。貴方リュシュオンだよね?一体どうした)
どうもレムリア・ミルド。只今8歳です。現在私は過去…つまり前世の記憶を思い出しました。
「うわぁ~。前の私、本当にヤバいよ。あれは軽くストーカーだよ。っていうか、それよりも思い出し方がおかしいよ。え?こういう時って頭に強い衝撃受けたりして思い出すのがセオリーでしょ!」
私の思い出し方は少し悲惨だ。
友達と一緒に教会の周りの雑草を抜いていた時だった。
「~何だって。レムリアはどう思う?」
「う~ん。特に何も」
「もう!レムリアは面倒くさがり過ぎだよ!」
友達のそんな指摘を聞き流し雑草を抜きまくる。そうして最後の雑草を向いた時だった。これで最後だからと勢い良く抜いた雑草の先が私の鼻に当たる。
ムズムズ
「はっくしょーん!!」
豪快なクシャミが出た。更に今の季節が寒かったのもあり鼻水も出る。クシャミをした途端、私の頭の中に前世の記憶が浮かび上がったのだ。
「ないわー」
「今のレムリアの顔の方がないわよ」
そう言って彼女ロスマリス…愛称ローズは私の顔をハンカチで拭いてくれる。
(そういえば…あのハンカチはどうなったんだろう?)
そんな事を考えながらローズを見る。
「?何よ?」
真っ赤な赤い髪に少し吊り上がった翠の瞳。どこからどう見ても…。
(ソフィーさんだよねぇ)
顔は記憶の彼女に似ているがやはり少し違う。それでも彼女だと確信する。
(記憶を思い出してから考えると周りの人達皆んな覚えがあるな)
「もう!レムリアはもっと身嗜みに気を遣いなさいよ。女の子でしょ?大体レムリアは…」
「あぁ、うん」
(前世で身嗜みに気を遣い過ぎてやる気が残ってないんだよ)
何て事を思いながら彼女の話を聞いていた。其処へ。
「ローズ姉さん!レムリア!」
幼い声と共に赤髪の少年が走ってくる。
「あら?リュシルどうしたの?」
「姉さんがレムリアと教会の草むしりに行ったって聞いて来たんだ!」
そう言って少年はエメラルドの瞳をこちらに向ける。
「レムリア!会いたかったっ!」
天使のような笑顔で私に抱きつくこの少年はリュシュタール…愛称リュシル。
「すっごく会いたかった!レムリアは?」
「あー。ワタシモアイタカッタヨ」
「本当?うれしい!」
この好き好きオーラだだ漏れのこの子は…。
(うん。貴方リュシュオンだよね?一体どうした)
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