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頑張ってください
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サイラス――ザインが辺境伯領を発ったのは、あの夜から2日後のことだった。翌日の夜も、エメリーンは池のほとりでサイラスを待っていたのだが、もうエメリーンと話すことはない、ということなのか、サイラスが姿を現すことはなかった。
「大変お世話になりました。この御恩は一生忘れません」
たいして良くなったとは思えない掠れた声でお礼を述べ、よろよろとした足取りで馬車に乗ったサイラスを、エメリーンは頬が膨れそうになるのを抑えながら見送った。
「無事にご自宅まで戻れると良いですね……」
マーサの心配そうな呟きを耳にして、絶対大丈夫とエメリーンは思いながらも「ええ」と相槌を打った。どうやら言葉少なに見送ったエメリーンは、ザインをとても心配していると映ったらしい。
――まあ、そう思うわよね。
昨夜、池のほとりに現れなかったサイラスが、どこに忍び込んだのか、エメリーンには分からない。だがきっと、何か情報を掴むために動いていたことは間違いないと思うのだ。
「お元気で……」
ポロリとエメリーンの口から零れた言葉にマーサが頷いている。エメリーンの真意は「お元気でいてくださいね」ではなく、「お元気ですね」だが、幸いなことにその言葉の語尾までは、誰の耳にも届いていなかった。
その日の午後、ヒューバートの執務室に呼び出されたエメリーンは、家族で王都に行きたいというヒューバートからの話に驚きながらも、二つ返事で飛びついた。
「行きます」
――なんてタイミングが良いのかしら?
「良いのか? 君は行きたくないのかと思っていたよ」
「どうしてですか?」
「その……、あまり良い思い出もないのではないかと」
言いにくそうなその様子に、エメリーンはヒューバートが言おうとしていることを察した。
「ああ、結婚式のことですね。別に気にしてませんよ。どうでも良いことですし」
「……」
沈黙が訪れて、エメリーンが首を傾げた。あまりに沈黙が長いので、入り口付近で待機しているマーサに助けを求めると、首を横に振ったり縦に振ったり、良く分からないことになっている。
「あれ? 違いました? あ、実家のことでした? そちらも別に。王都に行くのであれば、是非顔を出したいとは思ってますが」
「そ、そうか」
ヒューバートの端正な顔が、何故だか引き攣っている気がしたが、それよりもエメリーンはルイのことが気に掛かった。
「それより、家族でと言うことは、ルイ様も一緒ですよね?」
「ああ、もちろん」
ヒューバートに念のため確認をして、エメリーンは安堵した。
「それなら良かったです。えーと、今のルイ様には平衡感覚があるから、たぶん馬車酔いにはならないと思いますが、クッションは少し多めに載せたいですね。って、そのあたりは侍女頭のレイニーと話しておきます。あ、それで、王都行きの目的は何ですか?」
大事なことを聞いていなかったことに気が付いてエメリーンが聞くと、ヒューバートが躊躇いながら答えた。
「バトー公爵家からの舞踏会の招待なんだが……」
言いづらそうに言葉を切ったヒューバートに、エメリーンが再度首を傾げた。
「なんだが?」
「恐らく、私たちへの招待状は、ロイス前侯爵夫人が私に会いたくて画策したものではないかと思う」
「は?」
「ロイス前侯爵夫人は、バトー公爵の妹なんだよ」
「はあ。それで?」
「その……、ロイス前侯爵は7年前に他界されていてね。夫人は長らくお一人で、その……」
もごもごと話した後、また言葉が途切れたヒューバートに、エメリーンはわざとらしく大きなため息で応えた。
「なるほど、分かりました。それで?」
「招待状に添えられていた手紙には、君やルイに会いたいと書いてあった」
「……なるほ、ど?」
エメリーンの首が、より深く傾いた。話が分からなくなったからだ。ヒューバートに会いたいのは分かるが、エメリーンやルイにもというのはどういうことだろうか。
「その、どうやら彼女はロイス侯爵家から籍を抜いて、私と再婚しようとしていたらしい」
「は? 籍を抜いて? ええと、すみません。良く分からないのですが、現ロイス侯爵とその方の関係性が悪い、とかでしょうか?」
「いや、確かに現在のロイス侯爵は、前妻との子供に当たる方だから血縁関係はないが、関係は良好らしい。ただ彼女と侯爵との間には子供がいなかったし……。その、誓って、誓ってその時点ではそんな話や希望は一切なかった! ……はず、だ。その、その後に、周りから私との再婚を勧められて、気が変わったのだと、思うんだが……」
エメリーンは途中で話を聞くのが面倒くさくなって、目を閉じて上を向いた。深呼吸をして、エメリーンがヒューバートを見据えたときには、ヒューバートが目を閉じていた。
――何かしら、その覚悟を決めたような顔は。
そんな顔も整っているヒューバートだが、エメリーンにはどうでも良いことだった。
「あー、旦那様?」
「な、なんだ?」
「頑張ってください」
「は?」
「私は知りませんし、ルイ様の耳にもそのようなことは一切入れないように。あ、まあ、正規の手続きを踏んで、その方を辺境伯夫人に迎えたいということでしたら、全力でお手伝いしますので、お声がけくださいね」
「いや、それは考えていない!」
声を大にして否定したヒューバートを、エメリーンは冷たい眼差しで見つめた。
「では、知りません。どうぞ勝手に頑張ってください。あ、舞踏会にはちゃんと出ますので、それだけはご安心くださいね。では」
何かまだ言いたげなヒューバートを置いて、エメリーンはマーサとともにさっさと執務室を退出した。後に残されたヒューバートは、以前のようにずらずらと罵倒されなかったことに、逆に衝撃を受けていた。
話が始まる前からその場に控えていたバアルとセイディ、執事長と侍女頭レイニー、そして侍従たちは、このタイミングでヒューバートに話しかけられたくないと思ったのか、静まりかえった執務室の中で、揃って気配を消していた。
「大変お世話になりました。この御恩は一生忘れません」
たいして良くなったとは思えない掠れた声でお礼を述べ、よろよろとした足取りで馬車に乗ったサイラスを、エメリーンは頬が膨れそうになるのを抑えながら見送った。
「無事にご自宅まで戻れると良いですね……」
マーサの心配そうな呟きを耳にして、絶対大丈夫とエメリーンは思いながらも「ええ」と相槌を打った。どうやら言葉少なに見送ったエメリーンは、ザインをとても心配していると映ったらしい。
――まあ、そう思うわよね。
昨夜、池のほとりに現れなかったサイラスが、どこに忍び込んだのか、エメリーンには分からない。だがきっと、何か情報を掴むために動いていたことは間違いないと思うのだ。
「お元気で……」
ポロリとエメリーンの口から零れた言葉にマーサが頷いている。エメリーンの真意は「お元気でいてくださいね」ではなく、「お元気ですね」だが、幸いなことにその言葉の語尾までは、誰の耳にも届いていなかった。
その日の午後、ヒューバートの執務室に呼び出されたエメリーンは、家族で王都に行きたいというヒューバートからの話に驚きながらも、二つ返事で飛びついた。
「行きます」
――なんてタイミングが良いのかしら?
「良いのか? 君は行きたくないのかと思っていたよ」
「どうしてですか?」
「その……、あまり良い思い出もないのではないかと」
言いにくそうなその様子に、エメリーンはヒューバートが言おうとしていることを察した。
「ああ、結婚式のことですね。別に気にしてませんよ。どうでも良いことですし」
「……」
沈黙が訪れて、エメリーンが首を傾げた。あまりに沈黙が長いので、入り口付近で待機しているマーサに助けを求めると、首を横に振ったり縦に振ったり、良く分からないことになっている。
「あれ? 違いました? あ、実家のことでした? そちらも別に。王都に行くのであれば、是非顔を出したいとは思ってますが」
「そ、そうか」
ヒューバートの端正な顔が、何故だか引き攣っている気がしたが、それよりもエメリーンはルイのことが気に掛かった。
「それより、家族でと言うことは、ルイ様も一緒ですよね?」
「ああ、もちろん」
ヒューバートに念のため確認をして、エメリーンは安堵した。
「それなら良かったです。えーと、今のルイ様には平衡感覚があるから、たぶん馬車酔いにはならないと思いますが、クッションは少し多めに載せたいですね。って、そのあたりは侍女頭のレイニーと話しておきます。あ、それで、王都行きの目的は何ですか?」
大事なことを聞いていなかったことに気が付いてエメリーンが聞くと、ヒューバートが躊躇いながら答えた。
「バトー公爵家からの舞踏会の招待なんだが……」
言いづらそうに言葉を切ったヒューバートに、エメリーンが再度首を傾げた。
「なんだが?」
「恐らく、私たちへの招待状は、ロイス前侯爵夫人が私に会いたくて画策したものではないかと思う」
「は?」
「ロイス前侯爵夫人は、バトー公爵の妹なんだよ」
「はあ。それで?」
「その……、ロイス前侯爵は7年前に他界されていてね。夫人は長らくお一人で、その……」
もごもごと話した後、また言葉が途切れたヒューバートに、エメリーンはわざとらしく大きなため息で応えた。
「なるほど、分かりました。それで?」
「招待状に添えられていた手紙には、君やルイに会いたいと書いてあった」
「……なるほ、ど?」
エメリーンの首が、より深く傾いた。話が分からなくなったからだ。ヒューバートに会いたいのは分かるが、エメリーンやルイにもというのはどういうことだろうか。
「その、どうやら彼女はロイス侯爵家から籍を抜いて、私と再婚しようとしていたらしい」
「は? 籍を抜いて? ええと、すみません。良く分からないのですが、現ロイス侯爵とその方の関係性が悪い、とかでしょうか?」
「いや、確かに現在のロイス侯爵は、前妻との子供に当たる方だから血縁関係はないが、関係は良好らしい。ただ彼女と侯爵との間には子供がいなかったし……。その、誓って、誓ってその時点ではそんな話や希望は一切なかった! ……はず、だ。その、その後に、周りから私との再婚を勧められて、気が変わったのだと、思うんだが……」
エメリーンは途中で話を聞くのが面倒くさくなって、目を閉じて上を向いた。深呼吸をして、エメリーンがヒューバートを見据えたときには、ヒューバートが目を閉じていた。
――何かしら、その覚悟を決めたような顔は。
そんな顔も整っているヒューバートだが、エメリーンにはどうでも良いことだった。
「あー、旦那様?」
「な、なんだ?」
「頑張ってください」
「は?」
「私は知りませんし、ルイ様の耳にもそのようなことは一切入れないように。あ、まあ、正規の手続きを踏んで、その方を辺境伯夫人に迎えたいということでしたら、全力でお手伝いしますので、お声がけくださいね」
「いや、それは考えていない!」
声を大にして否定したヒューバートを、エメリーンは冷たい眼差しで見つめた。
「では、知りません。どうぞ勝手に頑張ってください。あ、舞踏会にはちゃんと出ますので、それだけはご安心くださいね。では」
何かまだ言いたげなヒューバートを置いて、エメリーンはマーサとともにさっさと執務室を退出した。後に残されたヒューバートは、以前のようにずらずらと罵倒されなかったことに、逆に衝撃を受けていた。
話が始まる前からその場に控えていたバアルとセイディ、執事長と侍女頭レイニー、そして侍従たちは、このタイミングでヒューバートに話しかけられたくないと思ったのか、静まりかえった執務室の中で、揃って気配を消していた。
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