12 / 29
2回目の面談
しおりを挟む
起床し、雨が降っているなと外を見て、ステータスを確認する。
体力:35/35
魔力:430/430
魔法を使っているせいか、ちょっとずつ魔力が上がっているけれど、体力に変化が無いのはLvがそのままだからだろうなー。
数値の上がり方って皆さん一緒なのかしら?あれ?そもそもステータスの表示そのものが無いのかも?
召喚特殊事例だったりして・・・。
洗浄して着替え、インベントリから夫の手紙を取り出して読む。
身分証明に関しては、人口の把握や税金の徴収で必要だろうなと納得。
海の魔獣に関しては、うっかり失念していたので、指摘してもらって良かった。山に魔獣がいるなら、海に居ても不思議じゃないものね。
魔道具も無事に出来たみたいだし、使いたい時にすぐに使える状態にしておくって大事だよね。
手紙を仕舞って少しすると、アンが部屋に来た。
朝食の準備をして、午前中はフェリクスと面談があると言うので了承した。
1人になり、食事を終えると迎えに来たアンと共に移動する。
今日はどんな話になるのか緊張しながら挨拶をして腰かける。
「側付き達に聞いたのですが、天井に照明を点けられるそうですね」
フェリクスの言葉に、やっぱり報告されているよねと思いながら生活魔法を発動する。
「これのことですか?」
リビング用の大きさのLED風の照明を天井に灯す。
「・・・これほど明るくて大きなものが・・・」
フェリクスの大きいという言葉に、首を傾げ、大きくは無いよねと心の中で突っ込む。シャンデリアっぽい大きな照明はあるだろうし、街灯も部屋用よりは明るいんじゃないかな?
「広い空間でしたら、また違う照明になると思うのですが」
一旦、LEDもどきを消して、商業施設のような丸い電球サイズの照明を等間隔に天井に張りつけ、オレンジ色の間接照明のような灯りを壁側に配置する。
「こんな感じとか」
もう一度照明を消して、今度は細長い四角の照明魔法を天井の中央に張り付け、壁側に薄青い電球型の灯りを等間隔で配置する。
「こんな感じですかね」
フェリクスが固まっていた。
「・・・明かりに種類があると言っていましたが、このように明るさも色も変化するんですね」
気を取り直したようにフェリクスが言う。
「ええ、生活魔法って便利ですねぇ」
しみじみと返事をすると、眉間にしわを作って微妙な顔をしている。
「魔法や魔力の無い世界の方は、どんな道具をどのような仕組みで使っていたのでしょう?」
人の扱う魔力が減ってきているという問題点を解消しようとすれば、別の仕組みを取り入れようと考える。こういう部分はこちらの世界も、向こうの世界も一緒。
けれど、この世界で石油やガスを使いだしたらどうなるか?ただでさえ攻撃魔法と言うものがあるのに、使い方によっては大爆発の元になりそうな情報を私から伝えたくないな。もともと詳しい知識が無いから誤魔化そう。
「道具は多種多様にありましたよ。全ての部屋に照明はついていましたし、食材を冷やしたり、凍らせる道具は各家庭にありましたし、部屋を暖めたり冷やす道具は各部屋についていたり、風を吹き出して髪の毛や食品を乾燥させたり、冷やす道具もありましたし、床のゴミを吸い込む道具もありましたし、洗濯をする道具も、調理器具なんて混ぜる物から焼く道具まで色々あって、どれだけ助けられたことか。薪を使って料理をしていた時代だったら辛いだろうなとつくづく思います。電力の仕組みは専門家じゃないのでよくわからないのです。すみません」
ミキサーやレンジ、ガスコンロ、ガス給湯器など毎日の料理で活躍する道具の数々に思いを馳せて感謝する。
「仕組みは詳しく知らなくても、道具類は使っていたのだな」
「家庭や仕事でそれなりに使っていましたよ。ただ、こちらの世界は洗浄の魔法で掃除や洗濯が手間なく出来て良いですね。全ての家庭で、魔道具による煮炊きが可能になったら、更に環境に良さそうです」
見えていないだろうけれど、笑顔で魔法の良い所を伝えた。
眉間にしわを作ったまま話を聞いていたフェリクスは、使っていた道具の用途や形状、知っていたら仕様を聞いてきたので、答えられる範囲で答える。
宗教的なもので使うかな?と考え、電池式のろうそくや線香の仕様も伝えた。
個人的に、この世界のキッチンが快適になる事を祈ってます。
「そういえば、こちらの世界には携帯用の保温や保冷の道具はあるのでしょうか?」
個人的に暑さ寒さが気になる人なので聞いてみた。
「携帯用と言うと?」
「寒い季節だったら体温よりももう少し高い温度で、暑い季節だったら海水くらいの温度の道具です。懐や背中など各自工夫して忍ばせて使うんですよ。もう少し大きな物でも持ち運びできるサイズだと、足元から温度を変えられて快適です」
人差し指と親指でL字にし、両手で大きさを伝えつつ説明する。
「魔道具だったら手間なく何度でも使えて、外で働く人もほんの少しだけ楽になりますよね。温めるものはお腹が痛い時にも大活躍です」
思いっきり個人的な用途を伝える。
「ふむ。小さな魔石で寒暖をしのげるのは良いな」
比較的想像しやすい道具の話にフェリクスの眉間のしわが無くなっていた。
道具類の話の後は魔法の話になったが、生活魔法以外は使える気配がありませんと答えて面談は終わった。
部屋に戻ってお昼ご飯を食べる。
今日は雨なので午後から庭に行くこともなく、部屋にいるつもりだとアンに伝え、夕食まで1人にしてもらう。
部屋に鍵をかけ、追加で付与魔法を頼まれた魔石に手を付ける。
浄化それから鑑定。
『ヴァイパーの魔石:魔力無し。魔石の魔力効率--』
夫のリクエストは人型の結界。
見つからないように移動したい時には、これほど安全で便利なものはない。
人型で歩く事が出来、魔法も攻撃も毒も通らなくて、雨や雪、強風など天候の影響を受けなくて、空気が循環して、ステルス機能と防音機能が付いていて、野生動物や虫も入ってこない物と念じつつ指先を当てると、ほわりと熱が抜ける。
再び鑑定して確認。
『結界の魔石:聖の魔力を付与した魔石が使われている。魔石の魔力効率--』
うん。出来た。
次はもう一つの塀用を浄化して鑑定。
『ボアの魔石:魔力無し。魔石の魔力効率--』
この魔石も前回の塀用と同じ魔法を付与する。
魔法も攻撃も通らず、壁を強化維持し、魔石に魔力を入れると個人の魔力が増え、結界の魔法を会得できる可能性があるように。念じつつ指先を当て、ごっそり魔力が抜けた感覚がする。
鑑定。
『結界の魔石:聖の魔力を付与した魔石が使われている。魔石の魔力効率--』
今日の宿題はここまでかな。
少し早いけれど、昨日はメモだけだったので、夫に手紙を書く。
メラニーの申し出は予想外で色々考えると納得できる部分もあるけれど複雑に思っている事、付与した魔法が魔道具として無事に完成して良かった事、ジャンと話した虫取り掃除機の魔道具案の事、転移魔法を練習した事、念のために自分に治癒魔法をかけたら胸の辺りが楽になった事、一応のため夫にも治癒を勧め、助祭と面談して現代道具と魔道具について話した事を書いてインベントリに入れた。
夕飯はまたもや保存袋に入れてインベントリに放り込み、食器を洗浄し、片づけてもらってから1人になってレトルトのおかゆにお茶漬けをかけ、冷凍ブロッコリーを解凍して食べた。
日本ーー!!と心の中で絶叫して完食する。
その後は結界を更に変化させることが出来ないか試した。
人型が出来るなら、階段状に作ることも出来るんじゃないだろうか?
数段作って踏んでみて、自分の体重が支えられることを確認する。
更に本や椅子も持って踏んでみて、耐えられるか確認。
結界階段は、下から組み上げると問題ないけれど、空中には作れなかった。
じゃあ、防御魔法ではどうか?と試す。
ぶつけても音がしない物を物色し、枕を当ててみたりしながら乗ったり押したりする。
途中で防御と結界の違いとは?と疑問の渦にはまったりもしたけれど、眠いから諦めた。
体力:35/35
魔力:430/430
魔法を使っているせいか、ちょっとずつ魔力が上がっているけれど、体力に変化が無いのはLvがそのままだからだろうなー。
数値の上がり方って皆さん一緒なのかしら?あれ?そもそもステータスの表示そのものが無いのかも?
召喚特殊事例だったりして・・・。
洗浄して着替え、インベントリから夫の手紙を取り出して読む。
身分証明に関しては、人口の把握や税金の徴収で必要だろうなと納得。
海の魔獣に関しては、うっかり失念していたので、指摘してもらって良かった。山に魔獣がいるなら、海に居ても不思議じゃないものね。
魔道具も無事に出来たみたいだし、使いたい時にすぐに使える状態にしておくって大事だよね。
手紙を仕舞って少しすると、アンが部屋に来た。
朝食の準備をして、午前中はフェリクスと面談があると言うので了承した。
1人になり、食事を終えると迎えに来たアンと共に移動する。
今日はどんな話になるのか緊張しながら挨拶をして腰かける。
「側付き達に聞いたのですが、天井に照明を点けられるそうですね」
フェリクスの言葉に、やっぱり報告されているよねと思いながら生活魔法を発動する。
「これのことですか?」
リビング用の大きさのLED風の照明を天井に灯す。
「・・・これほど明るくて大きなものが・・・」
フェリクスの大きいという言葉に、首を傾げ、大きくは無いよねと心の中で突っ込む。シャンデリアっぽい大きな照明はあるだろうし、街灯も部屋用よりは明るいんじゃないかな?
「広い空間でしたら、また違う照明になると思うのですが」
一旦、LEDもどきを消して、商業施設のような丸い電球サイズの照明を等間隔に天井に張りつけ、オレンジ色の間接照明のような灯りを壁側に配置する。
「こんな感じとか」
もう一度照明を消して、今度は細長い四角の照明魔法を天井の中央に張り付け、壁側に薄青い電球型の灯りを等間隔で配置する。
「こんな感じですかね」
フェリクスが固まっていた。
「・・・明かりに種類があると言っていましたが、このように明るさも色も変化するんですね」
気を取り直したようにフェリクスが言う。
「ええ、生活魔法って便利ですねぇ」
しみじみと返事をすると、眉間にしわを作って微妙な顔をしている。
「魔法や魔力の無い世界の方は、どんな道具をどのような仕組みで使っていたのでしょう?」
人の扱う魔力が減ってきているという問題点を解消しようとすれば、別の仕組みを取り入れようと考える。こういう部分はこちらの世界も、向こうの世界も一緒。
けれど、この世界で石油やガスを使いだしたらどうなるか?ただでさえ攻撃魔法と言うものがあるのに、使い方によっては大爆発の元になりそうな情報を私から伝えたくないな。もともと詳しい知識が無いから誤魔化そう。
「道具は多種多様にありましたよ。全ての部屋に照明はついていましたし、食材を冷やしたり、凍らせる道具は各家庭にありましたし、部屋を暖めたり冷やす道具は各部屋についていたり、風を吹き出して髪の毛や食品を乾燥させたり、冷やす道具もありましたし、床のゴミを吸い込む道具もありましたし、洗濯をする道具も、調理器具なんて混ぜる物から焼く道具まで色々あって、どれだけ助けられたことか。薪を使って料理をしていた時代だったら辛いだろうなとつくづく思います。電力の仕組みは専門家じゃないのでよくわからないのです。すみません」
ミキサーやレンジ、ガスコンロ、ガス給湯器など毎日の料理で活躍する道具の数々に思いを馳せて感謝する。
「仕組みは詳しく知らなくても、道具類は使っていたのだな」
「家庭や仕事でそれなりに使っていましたよ。ただ、こちらの世界は洗浄の魔法で掃除や洗濯が手間なく出来て良いですね。全ての家庭で、魔道具による煮炊きが可能になったら、更に環境に良さそうです」
見えていないだろうけれど、笑顔で魔法の良い所を伝えた。
眉間にしわを作ったまま話を聞いていたフェリクスは、使っていた道具の用途や形状、知っていたら仕様を聞いてきたので、答えられる範囲で答える。
宗教的なもので使うかな?と考え、電池式のろうそくや線香の仕様も伝えた。
個人的に、この世界のキッチンが快適になる事を祈ってます。
「そういえば、こちらの世界には携帯用の保温や保冷の道具はあるのでしょうか?」
個人的に暑さ寒さが気になる人なので聞いてみた。
「携帯用と言うと?」
「寒い季節だったら体温よりももう少し高い温度で、暑い季節だったら海水くらいの温度の道具です。懐や背中など各自工夫して忍ばせて使うんですよ。もう少し大きな物でも持ち運びできるサイズだと、足元から温度を変えられて快適です」
人差し指と親指でL字にし、両手で大きさを伝えつつ説明する。
「魔道具だったら手間なく何度でも使えて、外で働く人もほんの少しだけ楽になりますよね。温めるものはお腹が痛い時にも大活躍です」
思いっきり個人的な用途を伝える。
「ふむ。小さな魔石で寒暖をしのげるのは良いな」
比較的想像しやすい道具の話にフェリクスの眉間のしわが無くなっていた。
道具類の話の後は魔法の話になったが、生活魔法以外は使える気配がありませんと答えて面談は終わった。
部屋に戻ってお昼ご飯を食べる。
今日は雨なので午後から庭に行くこともなく、部屋にいるつもりだとアンに伝え、夕食まで1人にしてもらう。
部屋に鍵をかけ、追加で付与魔法を頼まれた魔石に手を付ける。
浄化それから鑑定。
『ヴァイパーの魔石:魔力無し。魔石の魔力効率--』
夫のリクエストは人型の結界。
見つからないように移動したい時には、これほど安全で便利なものはない。
人型で歩く事が出来、魔法も攻撃も毒も通らなくて、雨や雪、強風など天候の影響を受けなくて、空気が循環して、ステルス機能と防音機能が付いていて、野生動物や虫も入ってこない物と念じつつ指先を当てると、ほわりと熱が抜ける。
再び鑑定して確認。
『結界の魔石:聖の魔力を付与した魔石が使われている。魔石の魔力効率--』
うん。出来た。
次はもう一つの塀用を浄化して鑑定。
『ボアの魔石:魔力無し。魔石の魔力効率--』
この魔石も前回の塀用と同じ魔法を付与する。
魔法も攻撃も通らず、壁を強化維持し、魔石に魔力を入れると個人の魔力が増え、結界の魔法を会得できる可能性があるように。念じつつ指先を当て、ごっそり魔力が抜けた感覚がする。
鑑定。
『結界の魔石:聖の魔力を付与した魔石が使われている。魔石の魔力効率--』
今日の宿題はここまでかな。
少し早いけれど、昨日はメモだけだったので、夫に手紙を書く。
メラニーの申し出は予想外で色々考えると納得できる部分もあるけれど複雑に思っている事、付与した魔法が魔道具として無事に完成して良かった事、ジャンと話した虫取り掃除機の魔道具案の事、転移魔法を練習した事、念のために自分に治癒魔法をかけたら胸の辺りが楽になった事、一応のため夫にも治癒を勧め、助祭と面談して現代道具と魔道具について話した事を書いてインベントリに入れた。
夕飯はまたもや保存袋に入れてインベントリに放り込み、食器を洗浄し、片づけてもらってから1人になってレトルトのおかゆにお茶漬けをかけ、冷凍ブロッコリーを解凍して食べた。
日本ーー!!と心の中で絶叫して完食する。
その後は結界を更に変化させることが出来ないか試した。
人型が出来るなら、階段状に作ることも出来るんじゃないだろうか?
数段作って踏んでみて、自分の体重が支えられることを確認する。
更に本や椅子も持って踏んでみて、耐えられるか確認。
結界階段は、下から組み上げると問題ないけれど、空中には作れなかった。
じゃあ、防御魔法ではどうか?と試す。
ぶつけても音がしない物を物色し、枕を当ててみたりしながら乗ったり押したりする。
途中で防御と結界の違いとは?と疑問の渦にはまったりもしたけれど、眠いから諦めた。
10
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。
【完結】政略婚約された令嬢ですが、記録と魔法で頑張って、現世と違って人生好転させます
なみゆき
ファンタジー
典子、アラフィフ独身女性。 結婚も恋愛も経験せず、気づけば父の介護と職場の理不尽に追われる日々。 兄姉からは、都合よく扱われ、父からは暴言を浴びせられ、職場では責任を押しつけられる。 人生のほとんどを“搾取される側”として生きてきた。
過労で倒れた彼女が目を覚ますと、そこは異世界。 7歳の伯爵令嬢セレナとして転生していた。 前世の記憶を持つ彼女は、今度こそ“誰かの犠牲”ではなく、“誰かの支え”として生きることを決意する。
魔法と貴族社会が息づくこの世界で、セレナは前世の知識を活かし、友人達と交流を深める。
そこに割り込む怪しい聖女ー語彙力もなく、ワンパターンの行動なのに攻略対象ぽい人たちは次々と籠絡されていく。
これはシナリオなのかバグなのか?
その原因を突き止めるため、全ての証拠を記録し始めた。
【☆応援やブクマありがとうございます☆大変励みになりますm(_ _)m】
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
悪役女王アウラの休日 ~処刑した女王が名君だったかもなんて、もう遅い~
オレンジ方解石
ファンタジー
恋人に裏切られ、嘘の噂を立てられ、契約も打ち切られた二十七歳の派遣社員、雨井桜子。
世界に絶望した彼女は、むかし読んだ少女漫画『聖なる乙女の祈りの伝説』の悪役女王アウラと魂が入れ替わる。
アウラは二年後に処刑されるキャラ。
桜子は処刑を回避して、今度こそ幸せになろうと奮闘するが、その時は迫りーーーー
神に逆らった人間が生きていける訳ないだろう?大地も空気も神の意のままだぞ?<聖女は神の愛し子>
ラララキヲ
ファンタジー
フライアルド聖国は『聖女に護られた国』だ。『神が自分の愛し子の為に作った』のがこの国がある大地(島)である為に、聖女は王族よりも大切に扱われてきた。
それに不満を持ったのが当然『王侯貴族』だった。
彼らは遂に神に盾突き「人の尊厳を守る為に!」と神の信者たちを追い出そうとした。去らねば罪人として捕まえると言って。
そしてフライアルド聖国の歴史は動く。
『神の作り出した世界』で馬鹿な人間は現実を知る……
神「プンスコ(`3´)」
!!注!! この話に出てくる“神”は実態の無い超常的な存在です。万能神、創造神の部類です。刃物で刺したら死ぬ様な“自称神”ではありません。人間が神を名乗ってる様な謎の宗教の話ではありませんし、そんな口先だけの神(笑)を容認するものでもありませんので誤解無きよう宜しくお願いします。!!注!!
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇ちょっと【恋愛】もあるよ!
◇なろうにも上げてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる