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ダンジョン?
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え? 不老不死? 不老……。老いない?
私、今、生まれて五ヶ月なんだけど、成長するよね?!
老化しないって事で、ずっと赤ん坊のままじゃないよね?!
不死で赤ん坊って……。
いかん! とりあえず移動出来なければ!
寝返りでコロコロ移動してみた。
おえ~。酔った。ぎぼぢ悪い゛!
却下だ! 却下ぁ!
こうなったら『体力強化』して立ち上がってみせるわ!
……。ダメだわ。頭が重い! 手足が短い! どうやったら立てるのよ!
取り合えずおすわりをして、がに股でいくか!
「ふんん~!」 プウ!
……。イヤンおなら出ちゃった。
ハア、この魅惑のむちむちボディー、もう少しバランスがどうにかならないかしら。
ん?! いっそのこと、『サイコキネシス』とか、『浮遊』とか使ったら楽チンじゃない?
『浮遊』……。あっさり立てたわ。
このまま移動してみたら、出来るじゃん。
お外に『移転』……。
お庭に来れちゃったわ。
お部屋に『移転』って簡単に帰って来れちゃった。
私、出来る子だったのね?!
でもちょっと疲れたわ。
寝ましょう。
バターンッ!
「マリア~! お散歩に行くよ~!」
お父様、私は寝起きでございます。
そして『ノック』を!
とってもビックリしましたから!
心臓がまだドキドキしておりますわ。
「マリア、今日は森に行こうね~。薬草とか、お肉とか果物を取りに行こうね~!」
「あい?」
今お肉とおっしゃいました?
「ついでに色々収集してギルドに売りに行こうね~!」
お父様、ソレ、はお散歩じゃないです。
「新しいダンジョンも見つけたんだぞ~!」
お父様、もうソレ、は冒険でございます。
冒険者のお仕事です。
赤子を連れて行くような事ではありませんわ!
「やあー!」
「おお! マリアは気合いが入っているね! すぐに行こうね!」
違います!
行きませんわ!
私は身仕度も、朝食もまだですのよ!
「さあマリア、ミクルさんもおいで。私が抱いて『移転』する間に乳を!」
お父様ぁ~!
強引に抱き上げないで!
お話しの途中で『移転』って、待った無しですか?!
「旦那様?!」「エーベンハルト卿!」「アオオオ~ン!」
目の端に置いて行かれる三人(?)が見えました。
この役立たず~!
「げふっ」
失礼いたしましたわ。
満腹ですわよ。ええ、たっぷりいただきました。
決して今の状況のせいでは……。
シュッ! ズバッ! ドスッ! ドババッ!! げいん! バシュー!
何故、魔獣を素手で血祭りスプラッシュですの?!
多分、ミクルさんが仕留めてらっしゃる? 残像しか見えませんけれども。
お父様、ソレ、吸引機能付きマジックバックですわね? このサイズの魔獣達がしゅるしゅる吸い込まれて行きますもの。シュールですわ。
「これくらいの肩慣らしで次に行こうか。ダンジョンが楽しみだねぇ~」
「ギュッ♪」
お二方? 先程までの惨劇は肩慣らしでしたの?
ダンジョンは楽しいところですの?
「ギギョワ~!」 ポカポカ! シュポッ!
「グルルルゴガアアア!」 ドゲシ! シュポ!
「「「「「「「「ガアアア!」」」」」」」」 ドッカーン! シュポポポポポポポポン!
……。ダンジョン? お部屋のお掃除ですの?
あ、宝箱。
シュポン!
お父様、せめてその場で開けて下さいませ。
あ、ラスボっぽいドラゴンですわ!
「ギュッ!」 ドゴォォォーン!! ズポンッ!
なんて酷い攻略方法ですの?!
まさか宝箱は?!
「見てご覧マリア! 魔剣だよ~」
ええ。お父様、そうですわね。
宝箱をやっとその場で開けて下さったのはよろしいのですけれど。
お持ちになっている『魔剣』? 嫌な予感がしますわよ?
「この辺に試してみるねぇ~! ふんん!!」
ゴッガァァァァァァーンッ!
「あ、隠し部屋発見!」
いえ、お父様、『隠し部屋発見』じゃございませんでしょ?!
今、一振りで岩壁が吹き飛びましたからぁ~!
「う~ん。この部屋に移転扉を付けておこうかな? よいしょ!」
もう驚きませんわ、お父様。
ただ、その扉は何故『マリアのお部屋』とプレートがありますの?
私、ダンジョンの隠し部屋は要りませんのよ?
「じゃあ次はギルドだな。ミクルさんは此処からマリアのお部屋にお帰り下さいね」
「ギュッ」
「では『移転』するよ」
事後報告~!
「マリア、ここが総合ギルドだよ。冒険者に登録や依頼、訓練もしてくれるよ。今日はマリアの登録と、商業窓口に行って買い取りをして貰おうね」
「あい~」
私、赤ん坊ですが、登録して貰えるのでしょうか?
私達の前に金貨の大袋が積まれていっております。
そして私の登録カード?
ランクがおかしいですわ。お間違えではありませんか?
Sが二つございますわ?!
「ああ~、惜しい。マリアSが一つ足りなかったねぇ~、もう一回行っとく?」
行きませんわ!
そもそも私、何もしてませんでしたわよ?!
そしてもう一回行ってランクが上がるっておかしいでしょう?!
「あ、マスター、コレ新しいダンジョンの地図ね。今日は全部倒しちゃたから、明日から冒険者を入れてあげてね」
お父様とミクルで血祭りスプラッシュでしたものね。
宝箱もそのままマジックバックに収納でしたものね。
あのダンジョン、今頃大慌てで修復してるのかしら?
「では公爵様、ダンジョンマスターはどなたでしょうか?」
「ああ、マリアで登録しておいて」
ノオー!!
私が先程のダンジョンマスターに登録されてしまった!
「マリアの好きなモンスターを配置して、好きに植物も配置出来るからね?」
大慌てで修復するのは私でした……。
お父様酷い。
「お帰りマリア。さあダンジョンの修復作業をしょうか」
おうふっ! 私のお部屋で教育係のヴィルヘルム元帥閣下が待ち構えていらっしゃった!
お帰り下さい。そしてご自分のお仕事をして下さい。
「ダンジョンマスターだから、好きに構築出来るんだよ? 楽しみだね?」
修復じゃなくて構築になってる?!
おもちゃを前にした子供のようなキラキラした目! 目ガアアア~!
イケメン爆発しろ~!
いい男が何もかも許されると思うなよ!
「ハア、楽しみだねマリア」
グッ、眩しい笑顔とセクシーなため息。
疲れたた体がぁ~!
ええい! 『回復!』
おう! グリーンに光ってるわ私。
はい。元気いっぱいですわ。
「マリア?」
しまったぁ~!
『回復』魔法を見られた!
「凄く美しい。ダンジョンは後だ。まぐわおう」
この変態ぃ~!
脱ぐんじゃないー!
キラキラからギラギラにチェンジしないで~!
「ギュッ!」 バタッ!
ナイスですわ! ミクルさん!
私、今、生まれて五ヶ月なんだけど、成長するよね?!
老化しないって事で、ずっと赤ん坊のままじゃないよね?!
不死で赤ん坊って……。
いかん! とりあえず移動出来なければ!
寝返りでコロコロ移動してみた。
おえ~。酔った。ぎぼぢ悪い゛!
却下だ! 却下ぁ!
こうなったら『体力強化』して立ち上がってみせるわ!
……。ダメだわ。頭が重い! 手足が短い! どうやったら立てるのよ!
取り合えずおすわりをして、がに股でいくか!
「ふんん~!」 プウ!
……。イヤンおなら出ちゃった。
ハア、この魅惑のむちむちボディー、もう少しバランスがどうにかならないかしら。
ん?! いっそのこと、『サイコキネシス』とか、『浮遊』とか使ったら楽チンじゃない?
『浮遊』……。あっさり立てたわ。
このまま移動してみたら、出来るじゃん。
お外に『移転』……。
お庭に来れちゃったわ。
お部屋に『移転』って簡単に帰って来れちゃった。
私、出来る子だったのね?!
でもちょっと疲れたわ。
寝ましょう。
バターンッ!
「マリア~! お散歩に行くよ~!」
お父様、私は寝起きでございます。
そして『ノック』を!
とってもビックリしましたから!
心臓がまだドキドキしておりますわ。
「マリア、今日は森に行こうね~。薬草とか、お肉とか果物を取りに行こうね~!」
「あい?」
今お肉とおっしゃいました?
「ついでに色々収集してギルドに売りに行こうね~!」
お父様、ソレ、はお散歩じゃないです。
「新しいダンジョンも見つけたんだぞ~!」
お父様、もうソレ、は冒険でございます。
冒険者のお仕事です。
赤子を連れて行くような事ではありませんわ!
「やあー!」
「おお! マリアは気合いが入っているね! すぐに行こうね!」
違います!
行きませんわ!
私は身仕度も、朝食もまだですのよ!
「さあマリア、ミクルさんもおいで。私が抱いて『移転』する間に乳を!」
お父様ぁ~!
強引に抱き上げないで!
お話しの途中で『移転』って、待った無しですか?!
「旦那様?!」「エーベンハルト卿!」「アオオオ~ン!」
目の端に置いて行かれる三人(?)が見えました。
この役立たず~!
「げふっ」
失礼いたしましたわ。
満腹ですわよ。ええ、たっぷりいただきました。
決して今の状況のせいでは……。
シュッ! ズバッ! ドスッ! ドババッ!! げいん! バシュー!
何故、魔獣を素手で血祭りスプラッシュですの?!
多分、ミクルさんが仕留めてらっしゃる? 残像しか見えませんけれども。
お父様、ソレ、吸引機能付きマジックバックですわね? このサイズの魔獣達がしゅるしゅる吸い込まれて行きますもの。シュールですわ。
「これくらいの肩慣らしで次に行こうか。ダンジョンが楽しみだねぇ~」
「ギュッ♪」
お二方? 先程までの惨劇は肩慣らしでしたの?
ダンジョンは楽しいところですの?
「ギギョワ~!」 ポカポカ! シュポッ!
「グルルルゴガアアア!」 ドゲシ! シュポ!
「「「「「「「「ガアアア!」」」」」」」」 ドッカーン! シュポポポポポポポポン!
……。ダンジョン? お部屋のお掃除ですの?
あ、宝箱。
シュポン!
お父様、せめてその場で開けて下さいませ。
あ、ラスボっぽいドラゴンですわ!
「ギュッ!」 ドゴォォォーン!! ズポンッ!
なんて酷い攻略方法ですの?!
まさか宝箱は?!
「見てご覧マリア! 魔剣だよ~」
ええ。お父様、そうですわね。
宝箱をやっとその場で開けて下さったのはよろしいのですけれど。
お持ちになっている『魔剣』? 嫌な予感がしますわよ?
「この辺に試してみるねぇ~! ふんん!!」
ゴッガァァァァァァーンッ!
「あ、隠し部屋発見!」
いえ、お父様、『隠し部屋発見』じゃございませんでしょ?!
今、一振りで岩壁が吹き飛びましたからぁ~!
「う~ん。この部屋に移転扉を付けておこうかな? よいしょ!」
もう驚きませんわ、お父様。
ただ、その扉は何故『マリアのお部屋』とプレートがありますの?
私、ダンジョンの隠し部屋は要りませんのよ?
「じゃあ次はギルドだな。ミクルさんは此処からマリアのお部屋にお帰り下さいね」
「ギュッ」
「では『移転』するよ」
事後報告~!
「マリア、ここが総合ギルドだよ。冒険者に登録や依頼、訓練もしてくれるよ。今日はマリアの登録と、商業窓口に行って買い取りをして貰おうね」
「あい~」
私、赤ん坊ですが、登録して貰えるのでしょうか?
私達の前に金貨の大袋が積まれていっております。
そして私の登録カード?
ランクがおかしいですわ。お間違えではありませんか?
Sが二つございますわ?!
「ああ~、惜しい。マリアSが一つ足りなかったねぇ~、もう一回行っとく?」
行きませんわ!
そもそも私、何もしてませんでしたわよ?!
そしてもう一回行ってランクが上がるっておかしいでしょう?!
「あ、マスター、コレ新しいダンジョンの地図ね。今日は全部倒しちゃたから、明日から冒険者を入れてあげてね」
お父様とミクルで血祭りスプラッシュでしたものね。
宝箱もそのままマジックバックに収納でしたものね。
あのダンジョン、今頃大慌てで修復してるのかしら?
「では公爵様、ダンジョンマスターはどなたでしょうか?」
「ああ、マリアで登録しておいて」
ノオー!!
私が先程のダンジョンマスターに登録されてしまった!
「マリアの好きなモンスターを配置して、好きに植物も配置出来るからね?」
大慌てで修復するのは私でした……。
お父様酷い。
「お帰りマリア。さあダンジョンの修復作業をしょうか」
おうふっ! 私のお部屋で教育係のヴィルヘルム元帥閣下が待ち構えていらっしゃった!
お帰り下さい。そしてご自分のお仕事をして下さい。
「ダンジョンマスターだから、好きに構築出来るんだよ? 楽しみだね?」
修復じゃなくて構築になってる?!
おもちゃを前にした子供のようなキラキラした目! 目ガアアア~!
イケメン爆発しろ~!
いい男が何もかも許されると思うなよ!
「ハア、楽しみだねマリア」
グッ、眩しい笑顔とセクシーなため息。
疲れたた体がぁ~!
ええい! 『回復!』
おう! グリーンに光ってるわ私。
はい。元気いっぱいですわ。
「マリア?」
しまったぁ~!
『回復』魔法を見られた!
「凄く美しい。ダンジョンは後だ。まぐわおう」
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脱ぐんじゃないー!
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