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20、浮気なんてしていませんから~!
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「おん!」「ワフン」
「あ、はい。モフらせて頂きます。ゲリさん、フレキさん。お迎えありがとう~!」
『ボロン』したままで仰向けに寝転がるトールさん。
ヤギのタングリスニとダングニョーストに挟まれて、オレは二頭のお腹を撫でる。
最近『ぴよぴよ』から『コッ、コッ』と鳴くが、『ガアガア』とは鳴かない《ひよ子》の事を考えながら。
やっぱり金のタマゴを産むから、成長しねえのか?
なんて思いつつ。頭に《ひよ子》を乗せたまま、オレは途方に暮れていた。
そこに飛び込んで来た二頭の狼達。
乗り掛かられたが、大歓迎だ!
寝転がるヤギ達を押し退け、グイグイとオレに迫るゲリとフレキをモフり倒した。
そして何時ものように、ゲリの背中へとフレキがオレを乗せてくれた。
「え~と、お邪魔しました?」
「ベエ~エエェエエェ!」「バア゛ア゛ア゛ア゛!」
倒れたままのトールさんと、騒がしくお見送り(?)をしてくれたヤギさん達とお別れをして《稲妻の館》ビルスキルニルをあとにした。
よかった……。やっと帰れる。
「ありがとう。ゲリとフレキ、ホントに助かったぜ! あのままじゃオレ、帰れなかったし!」
ゲリの背中でオレは安堵していた。
彼等の住まうヴァルハラの部屋に到着するまでは。
「あ、ひゃあ! わあ! ちょ、ちょっと待って、アアッ! だァア! や、やめろよ! うわあ~!」
なぜなら、待ち構える大烏のギフンとムニン。
なぜか、グラニの厩舎から、狼と烏達の飼育部屋に来ていたアウズンブラさん。
連れ帰って来てくれた狼達に……。
オレは裸に剥かれて体中嘗め回されましたから~!
どんなプレイだ?!
「ちょ、ちょっと待って、わあ!」
服の袖が中途半端に手首で絡まっているので拘束状態な、オレの脇をゲリとフレキが嘗める。
器用に靴下まで脱がせて、ギフンとムニンが、嘴の中でオレの足裏を舌でチロチロ嘗めてくすぐったい。
アウズンブラさんは吸い付いている……。オレのナニに。
おい、ひよ子。オレの乳首をくわえて引っ張るな! ソレは餌じゃねえ!
「ちょっと待って! オレは浮気して帰って来た旦那か?! なんで全身チェックされてんだよ?! 助けろ、ひよ子! お前オレと一緒にいたじゃねえか!」
「「「「「……」」」」」「コッ?」
一瞬みんなの動きが止まった!
今だ! 抜け出すチャンス!
……。
だよな。こいつらがオレを逃がす筈がねえよな。
まして味見の真っ最中に。
「あ、ダメだよ! アウズンブラ! 放せ!」
「ちゅぽ!」
ビシャ! ドプッ、ドプドプ、プシャャ~ッ! バシャバシャ!
「ウッ?!」
確かに『放せ!』と言ったのはオレだが。
タイミングが絶妙だ。
吸い付いていたオレのナニを、アウズンブラが勢い良く『ちゅぽっ』した結果。
限界の射精感から解放されて、オレはスペルマを撒き散らし。
呆気に取られて、緊張緩和……。
お陰様で、しょんべんまで漏らしてしまった。
仰向けのオレにソレは降り濯ぐ。
最悪。
「お前達、なに、上手に避けてんだよ? ゲッ?!」
皆さん目の色が変わった?!
ヤバイぞオレ! 喰われる?!
「うわあ、わああああ! タイム! 噛むの無し! かじっちゃダメだ!」
こいつらどんなテクニシャンだよ?!
ひよ子がつついた雄っぱいをペロペロ、ハミハミからのクチュクチュ?
ゲリお前、口が器用じゃん?!
ツンツン、チロチロ、グシュグシュ? 乳首責め?! ムニンお前もか?!
ゲッ! ヤバイ、マジか、ケツの穴までフレキの舌が?!
「ア゛カハッ! こら、抜け!」
フギンの野郎、嘴を入れやがったな?!
ああ?! おい! ひよ子! 先っちょの穴に嘴を突っ込むのは!
「ぎゃあー!」
入れやがった! 嘘だろう?! やめろ! フギンの後からアウズンブラの舌が?!
「アンン~?! ハア、ハア ツッ、イガアア! ハア、ハア、ンンン!」
「おまえら、いい加減にしねえか! トールさんと、ヤギのタングリスニとタングニョーストに焼きもちか?! しょんべんはトールさんの火傷治療に使ったけど、ちゃんと器に出したし! ヤギ達はソレを飲んでただけだぞ?! ちょっとモフっただけじゃん!」
「ヴモ゛?!」「お゛ん゛?」「ウ゛ル゛!」「があ゛!」「ア゛ア゛ン゛?」「コッ?」
「ちぃ! おまえら、反省! 一週間オレを舐めるの無し!」
「「「「「「?!」」」」」」
「くっそっ。べったべたじゃねえか。風呂入って帰ろう」
「「「「「「……」」」」」」
「おまえらも洗ってやるから、来いよ」
一週間。ソレはオレの性欲、抑制の限界。
なんだかんだで、こいつら仲がいい。
オレのナニも喧嘩しねえで順番にしゃぶりやがった。
チンポはおしゃぶりじゃねえんだけどよ。
オレは最近、自家発電じゃあ満足感が得られなくなって来ちまった。
どうなっているんだよ?! オレはよう!
モフモフも我慢出来ねえ。癒しは別腹だ。
ハア~。フッラさんの赤ちゃん、早く生まれねえかなあ?
「ほら、おまえら、綺麗になったから。ゲリ、お前『ドライ』魔法出来るよな? みんなを乾かしてくれ。ほら、順番にブラッシングするぞ!」
「ウオン!」
「ありがとうよ、ゲリ。オレまで乾かしてくれて」
こうしてオレの一週間、禁欲生活が始まった。
「あ、はい。モフらせて頂きます。ゲリさん、フレキさん。お迎えありがとう~!」
『ボロン』したままで仰向けに寝転がるトールさん。
ヤギのタングリスニとダングニョーストに挟まれて、オレは二頭のお腹を撫でる。
最近『ぴよぴよ』から『コッ、コッ』と鳴くが、『ガアガア』とは鳴かない《ひよ子》の事を考えながら。
やっぱり金のタマゴを産むから、成長しねえのか?
なんて思いつつ。頭に《ひよ子》を乗せたまま、オレは途方に暮れていた。
そこに飛び込んで来た二頭の狼達。
乗り掛かられたが、大歓迎だ!
寝転がるヤギ達を押し退け、グイグイとオレに迫るゲリとフレキをモフり倒した。
そして何時ものように、ゲリの背中へとフレキがオレを乗せてくれた。
「え~と、お邪魔しました?」
「ベエ~エエェエエェ!」「バア゛ア゛ア゛ア゛!」
倒れたままのトールさんと、騒がしくお見送り(?)をしてくれたヤギさん達とお別れをして《稲妻の館》ビルスキルニルをあとにした。
よかった……。やっと帰れる。
「ありがとう。ゲリとフレキ、ホントに助かったぜ! あのままじゃオレ、帰れなかったし!」
ゲリの背中でオレは安堵していた。
彼等の住まうヴァルハラの部屋に到着するまでは。
「あ、ひゃあ! わあ! ちょ、ちょっと待って、アアッ! だァア! や、やめろよ! うわあ~!」
なぜなら、待ち構える大烏のギフンとムニン。
なぜか、グラニの厩舎から、狼と烏達の飼育部屋に来ていたアウズンブラさん。
連れ帰って来てくれた狼達に……。
オレは裸に剥かれて体中嘗め回されましたから~!
どんなプレイだ?!
「ちょ、ちょっと待って、わあ!」
服の袖が中途半端に手首で絡まっているので拘束状態な、オレの脇をゲリとフレキが嘗める。
器用に靴下まで脱がせて、ギフンとムニンが、嘴の中でオレの足裏を舌でチロチロ嘗めてくすぐったい。
アウズンブラさんは吸い付いている……。オレのナニに。
おい、ひよ子。オレの乳首をくわえて引っ張るな! ソレは餌じゃねえ!
「ちょっと待って! オレは浮気して帰って来た旦那か?! なんで全身チェックされてんだよ?! 助けろ、ひよ子! お前オレと一緒にいたじゃねえか!」
「「「「「……」」」」」「コッ?」
一瞬みんなの動きが止まった!
今だ! 抜け出すチャンス!
……。
だよな。こいつらがオレを逃がす筈がねえよな。
まして味見の真っ最中に。
「あ、ダメだよ! アウズンブラ! 放せ!」
「ちゅぽ!」
ビシャ! ドプッ、ドプドプ、プシャャ~ッ! バシャバシャ!
「ウッ?!」
確かに『放せ!』と言ったのはオレだが。
タイミングが絶妙だ。
吸い付いていたオレのナニを、アウズンブラが勢い良く『ちゅぽっ』した結果。
限界の射精感から解放されて、オレはスペルマを撒き散らし。
呆気に取られて、緊張緩和……。
お陰様で、しょんべんまで漏らしてしまった。
仰向けのオレにソレは降り濯ぐ。
最悪。
「お前達、なに、上手に避けてんだよ? ゲッ?!」
皆さん目の色が変わった?!
ヤバイぞオレ! 喰われる?!
「うわあ、わああああ! タイム! 噛むの無し! かじっちゃダメだ!」
こいつらどんなテクニシャンだよ?!
ひよ子がつついた雄っぱいをペロペロ、ハミハミからのクチュクチュ?
ゲリお前、口が器用じゃん?!
ツンツン、チロチロ、グシュグシュ? 乳首責め?! ムニンお前もか?!
ゲッ! ヤバイ、マジか、ケツの穴までフレキの舌が?!
「ア゛カハッ! こら、抜け!」
フギンの野郎、嘴を入れやがったな?!
ああ?! おい! ひよ子! 先っちょの穴に嘴を突っ込むのは!
「ぎゃあー!」
入れやがった! 嘘だろう?! やめろ! フギンの後からアウズンブラの舌が?!
「アンン~?! ハア、ハア ツッ、イガアア! ハア、ハア、ンンン!」
「おまえら、いい加減にしねえか! トールさんと、ヤギのタングリスニとタングニョーストに焼きもちか?! しょんべんはトールさんの火傷治療に使ったけど、ちゃんと器に出したし! ヤギ達はソレを飲んでただけだぞ?! ちょっとモフっただけじゃん!」
「ヴモ゛?!」「お゛ん゛?」「ウ゛ル゛!」「があ゛!」「ア゛ア゛ン゛?」「コッ?」
「ちぃ! おまえら、反省! 一週間オレを舐めるの無し!」
「「「「「「?!」」」」」」
「くっそっ。べったべたじゃねえか。風呂入って帰ろう」
「「「「「「……」」」」」」
「おまえらも洗ってやるから、来いよ」
一週間。ソレはオレの性欲、抑制の限界。
なんだかんだで、こいつら仲がいい。
オレのナニも喧嘩しねえで順番にしゃぶりやがった。
チンポはおしゃぶりじゃねえんだけどよ。
オレは最近、自家発電じゃあ満足感が得られなくなって来ちまった。
どうなっているんだよ?! オレはよう!
モフモフも我慢出来ねえ。癒しは別腹だ。
ハア~。フッラさんの赤ちゃん、早く生まれねえかなあ?
「ほら、おまえら、綺麗になったから。ゲリ、お前『ドライ』魔法出来るよな? みんなを乾かしてくれ。ほら、順番にブラッシングするぞ!」
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