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動物編

女陰に似たり?!

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 東海婦人とうかいふじん

 暖かくなって来ましたよね~!

 潮干狩りのシーズンです。

 浅利アサリ貝殻かいがらって色々な模様もようがあって楽しいよね。

 軟体動物門二枚貝綱なんたいどうぶつもんにまいがいこう

 そう二枚貝。

 和食で東海婦人といえば。

 ハマグリ浅利アサリ青柳アオヤギなど、二枚貝の古い呼び方。
  
 貽貝イガイ

 おくるって漢字。はらむ、つまり女性器。

 きゃ~! エッチ! 

 でもね、みんな似てると思ったみたい。

 淡菜タンサイ(イガイ)。大和本草やまとほんぞうにも書かれてるんだ。

 貝原益軒かいばらえきけんっていう江戸時代の生物学せいぶつがく農学のうがくの本をたくさん書いてとっても長生きした先生。

 その形、「女陰に似たり」

 まんまです。ひねりもありません。

 さて、二枚貝。

 植物性プランクトンを食べている。

 この時期、毒性のあるプランクトンが多く発生するんだよ!

 食べてため込んじゃたら、貝も毒。

 煮ても焼いてもダメ、熱に強い毒だから。

 食べちゃダメ。

 お店で売っている貝はきちんと調べてあるから大丈夫だよ。

 毒化しても、毒性のあるプランクトンがいなくなったら、貝も毒を排出はいしゅつして無毒になる。

 そうしたら、安全宣言が出される。待っててね。

 貝毒はお薬が無いからね!

 危ない貝は食べちゃダメ。

 浅利の砂抜きは3%くらいの塩水を使って。

 浅利の砂って50度くらいの塩水のお湯に15分ほど漬けておくと出てくるらしいよ。

 砂抜きの塩水にハチミツを一滴ほど入れると美味しくなるんだって。

 アサリのおみそ汁が飲みたくなっちゃた。

 美味しく食べて、元気に、いっぱい遊ぼう!
 

 
 

 

 

 

 
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