報われない旅人たち

Haruka Kanata

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ダグラスの話

02-13:悪魔の行方

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少年「えっ・・・と」

魔女「自分が何かわかる?」

少年「・・・」

クロード「これは・・・どうしたものか」

魔女「機関の研究所にもっていく?」

クロード「そうですね・・・ただしどう説明したものか・・・」

魔女「おもしろそうだから私が預かってもいいけど」

その場にいた全員が息をのむ

こいつは何を考えているんだ?

少年の方をみる

たぶん材料に使った遺体の一部は男性だった可能性高い

この子が魔法陣の向こう側で男性だった可能性もある

インキュバスだったのだろうか?

顔はなんとなくシェリルに似てかわいらしい気がする

インキュバスを魔女が引き取るとなると「性奴隷」にする以外の発想ができない

この場の全員が同じことを考えているような気がした

機関に所属している魔女の機嫌を損ねるのは調査員としては問題になる

たぶん反対する者はいないだろう

魔女は嬉しそうだ

クロード「天井の魔法陣はどうしましょうか?」

魔女「あ・・・どうしようか?あなたできるでしょう、サポートするから」

シェリル「はぁ」

できる?

アンジェラの槍を借りてまたがる

魔法を唱えると槍が光りだす

どうやらホウキの代わりにするらしい

魔女も魔法を唱える

原理はわからないけれど槍に腰かけた女の子が宙を舞う

シェリル「どうすればいいの?」

魔女「その文字を消してXXに書き換えて」

シェリル「・・・」

指示に従って書き換えていく

いいのか悪いのか魔女以外は誰もわからない

魔女「さて、戻りましょうか?」

外にでると片付けが済んでいた

血の跡は残っている

少年に適当に服を羽織らせる

クロードとオリバーは腑に落ちない顔をしている

自分が口を出すことでもないから黙っている

グレッグとクロエも同じだろう

この魔女は上品にふるまっているけど性格が悪そうだと思う

それにしてもいなくなったサキュバスはどこに行ったのか・・・

---

ルシーダの視点

クレフ「君、行くあては?」

ルシーダ「・・・ないかな」

クレフ「なら、一緒においで、さっきのお礼をしないと」

ルシーダ「お礼?」

クレフ「助けてくれただろう?」

ルシーダ「助けた・・・あぁ・・・あれ?」

そういって手を引かれる

暖かい・・・不思議な感じがした

飲食店に入って食事を注文する

クレフ「お酒は飲める歳だよね」

ルシーダ「・・・たぶん」 (お酒ってなんだ?)

クレフ「君さえよければ一緒に来ないか?」

ルシーダ「・・・どこへ?」

クレフ「旅をしているんだけどね、僕の護衛として雇われるのはどうかな?」

ルシーダ「護衛?」

クレフ「僕の身を守る人

ルシーダ「・・・いいけど」

クレフ「なら決まりだ」

料理とお酒が運ばれてくる

クレフ「乾杯」

ルシーダ「・・・乾杯」

飲み物に口をつける

ルシーダ「う・・・ふふ・・・」

クレフ「どうした?だめだった?」

ルシーダ「んんん、おいしい」

クレフ「そう、よかった」

クレフの行動のマネをした

フォークで適当に食べ物を口に運ぶ

どれもおいしい

私は向こう側で何をしていたのだろうか?

飲食がこんなに幸福感を感じるなんて不思議な感覚だった

お酒も食事もおいしかった

ルシーダ「これ・・・もう一杯いいかな?」

クレフは笑顔で注文した

たぶん酔ったらしい

クレフに抱き着いて宿に向かう

ルシーダ「ごめん」

クレフ「ははは、いいよ」

剣も彼がもっている

ルシーダ「楽しいね」

クレフ「それはよかった」

部屋のソファーで彼に抱き着く

たぶん私の本能は彼を食べようとしている

でも彼といればおいしい物が食べれられると思うとそうはいかない

彼が頭をなでる

まぁ気分がいいから今日はこのまま寝てしまおうか・・・

---

クレフの視点

おもしろい子を拾った

食べている表情が幸せそうだった

ソファーで寝てしまったのでベッドに運ぶ

ベッドに下ろすと抱き着いてくる

かわいらしい顔をしていると思う

両腕を首に回してくる

そのまま一緒にベッドに横になる

睡魔に襲われたようなそんな気がした。
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