【下地版】ハズレ勇者の鬼畜スキル 〜ハズレだからと問答無用で追い出されたが、実は規格外の歴代最強勇者だった?〜

水先 冬菜

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プロローグ

豪勢な顔ぶれ

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「それで…………?

 これはあんたがやったの…………?」

 剣聖が周りの参上を見渡して、俺に問い掛けて来る。

 特に、剣聖様が見入っていたのは、頭を撃ち抜かれた騎士の亡骸と息も絶え絶えの負傷した女神様。

 そんで、その女神の前に立ち塞がる小さき女神の姿だった。

「だったら、何だ…………?」

「…………斬る…………。

 それだけだ…………」

「ほ~ん…………」

 やる訳か…………。 


【リザレクション】


 -------------何?

 何か、光ったと思えば、さっき風穴を空けた筈の騎士の側に、あの時、剣聖の横にいた聖女がいた。

 はは~ん…………これが蘇生魔法って奴か?

 ほんとに生き返るんだな…………。

 すると、今の問いは俺の意識を自分に向けさせる為に言い放ったのか。

 流石、勇者パーティー御一行-------------

 お優しい事で…………。

 そんで、は何だ?

「何っ!?」

 俺は背後から振り落とされた大斧を小型シールドから展開された実体剣で軽々と受け止める。

 その所為で、少し俺の足元が勢いのあまり陥没したが、抜け出せないわけではない。

「これはハエか何かが止まったのかな…………?」

「くっ!!!!」

 首の方だけ、後ろへと振り返ると、筋肉質な二メートル程の巨体の大男が、これまた馬鹿でかい大斧片手に構えている。

 大方、こいつは【戦士】だな…………。

 それで、その後ろで口が開きっぱなしな女は【魔法使い】って所か---------

 ほんと、ファンタジー世界で最も王道的な人達に会えて嬉しい事だ。

 勇者に、聖女、剣聖、戦士、魔法使い、とついでに女神、か…………。

 また、面倒そうだ。

「形勢逆転だね!!!」

 何勝った気でいるんですかね?

 勇者様?

 何? 早死にしたいの?

 やるなら、やってやろうか?


『お待ちなさい』


 また、変なのが来たよ。

 今度はなんだ!?

 そう思って声のする方に目を向けると、また女神らしき女が現れて-------------

『わたくしも、此度のに入らせて頂きますね?』

 はあ?

 聖戦?

 今、気になる事言いやがったな…………。
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