白雪の巫女〜朝起きたら女になってて、指名手配されてました〜

水先 冬菜

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第3章 侵略〜シンリャク〜

VARSAS-6

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 引き金を引いた瞬間、銃声が----

「…………え?」

 響かなかった。

 代わりに戦車の如き爆音が響き渡り、母さんの背後の外敵を吹き飛ばし、母さんの背後の地面を広範囲でえぐり取っていた。

 撃った張本人であるは頰を引きつらせながら、こう思った。

 何……? この馬鹿げた威力……。

 何か王女の目がキラキラと輝いていたが、無視だ無視。

 とりあえず、着地した俺は母さんの前に降り立つと--------。

「お怪我はありませんか?」

 とりあえず、にこやかに微笑んでみた。

「「「「「……………………」」」」」

 いつの間にか、外敵も騎士達も手を止めて、俺に注目が集まっていた。

 気まづい静寂が場を支配する。

「どっせいっっっ!!!!」

 そんな空気を読まずに敵を叩き斬るKYが一人。

 もちろん、あの王女様だ。

 
 俺に負けじというかのように腰の剣を抜いて、外敵を蹂躙している。

 はっきり言って容赦がねぇ……。

 何か、突っ込むのも疲れてきたな……。

 俺は大きなため息を吐くと、雪の姫巫女の内容を思い返した。

 そして、両手の双銃に意識を持って、ある事を念じた。

『ブレードフォルム……』

 両手の双銃が光り輝くと銃の形態から剣の形態へと変形した。

 とりあえず、まだ雪の姫巫女の内容を全てを把握しないうちに下手な事は出来ない。

 下手な事をしたら、さっきのような事をしでかして、母さん達を巻き込みかねないし……。

 
 ここは内容を把握している中で、剣での戦い方が有効だと思う。

 とりあえず、叩き潰しますか。

 やりたくはないが、やらない事には何も解決しない。

 あきらめて、俺は外敵の群れにその切っ先を向けた。
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