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その3 乗務員インタビュー資料 ①ホッジス・アーソン ②ハリー・トンプソン
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<乗務員インタビュー資料 ※年齢は事件当時>
事件当日の各乗務員へのインタビュー。
問い「事件が起こったその時、あなたは何をしていましたか」
①ホッジス・アーソン(40歳) 182cm、88kg。
元航空技術者。宇宙ステーションコスモ3度目の搭乗。
「どうせ君たちは俺がやったと思ってるんだろう。俺はニカの友達だ。信じてくれ。その日の夜、ニカが俺の部屋に来たんだ。助けてくれって来たんだよ。顔が真っ青でタオル一枚羽織って来たんだよ。まず熱を計ってやった。40℃もありやがった。どうしたんだ? って訊いても返事は出来ねぇ。取り敢えず、解熱剤を打ってやった。水を飲ませてやった。痛み止めも打った。ニカはそのまま目を瞑って起きやしねぇ。ベットに運んで様子を見ることしか出来なかったんだ。ニカの身体は白い粘液でベトベトだった。身体の皮膚はところどころ紅く腫れていた。まるで蛸に吸われたように。くそっ!情けねぇ。守ってやれなかった!」
5分ほど中断した後、
「すまねぇ、それから、俺はニカをベットに寝かせた。その時、ハリーの奴が駆けつけて来た。ニカの姿を見てひどく取り乱していたぜ。ハリーはそのままどっかに行っちまった。どうせトニーは、あのなまこ見てぇな気色の悪い生物を観察していたんだ。俺はニカを古くから知っている。訓練もいつも一緒に受けてた。ニカを犯すようなことはしてねぇ。絶対にな!」
②ハリー・トンプソン(29) 175cm、81kg。
元民間パイロット。宇宙ステーションコスモ初搭乗。
「何やらホッジスさんの部屋で騒がしい音がしたんです。あの地球外生命体がこのステーションで保管されてから3日目の夜の事でしたから、まさかあの地球外生命体が逃げ出した? なんて頭をよぎって駆けつけたんです。もちろん、地球外生命はあの高度警戒衛生管理室に隔離されてるんですけど、一度ホッジスさんが言っていたんです。『もしこの中でこいつ逃げ出したら。これはもう映画ものだぜ』って。まさかとは思いましたけれど、激しい物音がしたものですがら、ホッジスさんの部屋に駆けつけました。そしたら、ニカさんがホッジスさんのベットで寝ていたんです。ホッジスさんがこちらを向いた時、ニカさんの身体が見えました。僕は愕然としました。あの美しいモデルのようなニカさんがここまで痛めつけられるなて……今でも涙が出ますよ……粘液でまみれていて、身体の皮膚に太い線が何本も浮き上がっていて何かに締め付けられたようでした。
ホッジスさんが言いました。『くそ、犯された』
僕はあの地球外生命体にやられたんじゃないかとすぐ思ったんです。そして、高度警戒衛生管理室に行ったんです。そこにトニーさんが居ました。ニカさんのことを説明し、僕とトニーさんはホッジスさんの部屋に向かったんです。これが僕の行動です」[続]
事件当日の各乗務員へのインタビュー。
問い「事件が起こったその時、あなたは何をしていましたか」
①ホッジス・アーソン(40歳) 182cm、88kg。
元航空技術者。宇宙ステーションコスモ3度目の搭乗。
「どうせ君たちは俺がやったと思ってるんだろう。俺はニカの友達だ。信じてくれ。その日の夜、ニカが俺の部屋に来たんだ。助けてくれって来たんだよ。顔が真っ青でタオル一枚羽織って来たんだよ。まず熱を計ってやった。40℃もありやがった。どうしたんだ? って訊いても返事は出来ねぇ。取り敢えず、解熱剤を打ってやった。水を飲ませてやった。痛み止めも打った。ニカはそのまま目を瞑って起きやしねぇ。ベットに運んで様子を見ることしか出来なかったんだ。ニカの身体は白い粘液でベトベトだった。身体の皮膚はところどころ紅く腫れていた。まるで蛸に吸われたように。くそっ!情けねぇ。守ってやれなかった!」
5分ほど中断した後、
「すまねぇ、それから、俺はニカをベットに寝かせた。その時、ハリーの奴が駆けつけて来た。ニカの姿を見てひどく取り乱していたぜ。ハリーはそのままどっかに行っちまった。どうせトニーは、あのなまこ見てぇな気色の悪い生物を観察していたんだ。俺はニカを古くから知っている。訓練もいつも一緒に受けてた。ニカを犯すようなことはしてねぇ。絶対にな!」
②ハリー・トンプソン(29) 175cm、81kg。
元民間パイロット。宇宙ステーションコスモ初搭乗。
「何やらホッジスさんの部屋で騒がしい音がしたんです。あの地球外生命体がこのステーションで保管されてから3日目の夜の事でしたから、まさかあの地球外生命体が逃げ出した? なんて頭をよぎって駆けつけたんです。もちろん、地球外生命はあの高度警戒衛生管理室に隔離されてるんですけど、一度ホッジスさんが言っていたんです。『もしこの中でこいつ逃げ出したら。これはもう映画ものだぜ』って。まさかとは思いましたけれど、激しい物音がしたものですがら、ホッジスさんの部屋に駆けつけました。そしたら、ニカさんがホッジスさんのベットで寝ていたんです。ホッジスさんがこちらを向いた時、ニカさんの身体が見えました。僕は愕然としました。あの美しいモデルのようなニカさんがここまで痛めつけられるなて……今でも涙が出ますよ……粘液でまみれていて、身体の皮膚に太い線が何本も浮き上がっていて何かに締め付けられたようでした。
ホッジスさんが言いました。『くそ、犯された』
僕はあの地球外生命体にやられたんじゃないかとすぐ思ったんです。そして、高度警戒衛生管理室に行ったんです。そこにトニーさんが居ました。ニカさんのことを説明し、僕とトニーさんはホッジスさんの部屋に向かったんです。これが僕の行動です」[続]
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