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完結 真相は漆黒の宇宙に
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捜査官ボブは、目の前に座るニカを再び見た。その身に何があったのか。次はニカを取り調べる番である。咳払いをしてボブは尋ねた。
「何があった?」漠然とした問いにニカはどう答えるのか気になった。
「わからないのよ」
「意識がなかったのか?」
「なかったわ」
「地球外生命体と接触した?」
ボブは唐突に訊いた。
「……」
「答えなさい」
「ええ、だけどあの日ではないわ。あれを実験用ボックスに入れて、実験用の何も通さないとされる手袋をして感触を確かめただけよ。」
「それからの身体の異変は?」
「なかったわ」
ボブは、やはりあの地球外生命体の一部がニカの身体の中に侵入した。と考えた。しかし、方法はわからない。そして、次にあの「ホッジスの鞭」についても質問した。
ニカは微笑みながら答えた。
「私とホッジスとは付き合っていたの。これがバレると一緒に宇宙に行けないと思って黙っていたわ。彼は鞭で打たれると興奮するの。それを無重力空間でやってみたいと言っていた彼の夢を叶えただけよ。その鞭なの。彼、すごい興奮していたわ。その夜は激しかったわ。すごかった。だから、もう記憶がないの。性欲に私も溺れてしまって。宇宙でも無重力でも愛の重さは変わらないのよ。覚えておいてね」
ニカはボブの左胸のに目をやって、
「ボブ……捜査官」
と付け加えた。
その夜はボブは悩んだ。深い深い漆黒の宇宙に吸い込まれてしまったように。この出口のない闇の中で必死にもがいている。
シャワーを浴びてサッパリしようと試みた。ボブはシャワー室に向かい全裸になった。
ニカが頭を掠めた。あの美しい身体。ペニスがむくっと勃つ。必死に右手を動かす。数分で果てる。精液はタイルの壁にかかって、垂れていく。シャワーを壁に当て精液を流した。精液は滑るように排水溝へと吸い込まれていった。
真相は快楽の海の底に沈んでいる。果たしてあの夜、ニカはホッジスと淫らなセックスをしただけなのか。或いは、あの地球外生命体と……その場合、トニー・ギブソンの故意の可能性。或いは、ホッジスとトニーとその両方……ハリーの線は? ホッジスは射精後の自分のペニスを見た。先端から精液が垂れている。暫くすると、ペニスはなまこのように厚く柔らかくなっていった。【完】
「何があった?」漠然とした問いにニカはどう答えるのか気になった。
「わからないのよ」
「意識がなかったのか?」
「なかったわ」
「地球外生命体と接触した?」
ボブは唐突に訊いた。
「……」
「答えなさい」
「ええ、だけどあの日ではないわ。あれを実験用ボックスに入れて、実験用の何も通さないとされる手袋をして感触を確かめただけよ。」
「それからの身体の異変は?」
「なかったわ」
ボブは、やはりあの地球外生命体の一部がニカの身体の中に侵入した。と考えた。しかし、方法はわからない。そして、次にあの「ホッジスの鞭」についても質問した。
ニカは微笑みながら答えた。
「私とホッジスとは付き合っていたの。これがバレると一緒に宇宙に行けないと思って黙っていたわ。彼は鞭で打たれると興奮するの。それを無重力空間でやってみたいと言っていた彼の夢を叶えただけよ。その鞭なの。彼、すごい興奮していたわ。その夜は激しかったわ。すごかった。だから、もう記憶がないの。性欲に私も溺れてしまって。宇宙でも無重力でも愛の重さは変わらないのよ。覚えておいてね」
ニカはボブの左胸のに目をやって、
「ボブ……捜査官」
と付け加えた。
その夜はボブは悩んだ。深い深い漆黒の宇宙に吸い込まれてしまったように。この出口のない闇の中で必死にもがいている。
シャワーを浴びてサッパリしようと試みた。ボブはシャワー室に向かい全裸になった。
ニカが頭を掠めた。あの美しい身体。ペニスがむくっと勃つ。必死に右手を動かす。数分で果てる。精液はタイルの壁にかかって、垂れていく。シャワーを壁に当て精液を流した。精液は滑るように排水溝へと吸い込まれていった。
真相は快楽の海の底に沈んでいる。果たしてあの夜、ニカはホッジスと淫らなセックスをしただけなのか。或いは、あの地球外生命体と……その場合、トニー・ギブソンの故意の可能性。或いは、ホッジスとトニーとその両方……ハリーの線は? ホッジスは射精後の自分のペニスを見た。先端から精液が垂れている。暫くすると、ペニスはなまこのように厚く柔らかくなっていった。【完】
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