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居間にはお茶の用意がされていた。
「すぐ夕食なので喉を潤す程度だけどね。さあ 座って。」
レオンハルトの座ってるソファのテーブル越しのソファに座る。
「隣に来て欲しかったけどまあいいか。」
穏やかに微笑むと美形が引き立つ。見惚れるほどの美形だが、何故か私はどうでも良いと思う。
侍女が手つきよく紅茶を入れているが、見慣れた何かと違う。
私の前に置かれた時ふわりと匂いがたった。一口飲んでみるとカモミールの匂いとミントの味がする。
「カモミールとミントですね。」
「やはりこういうのは覚えているんだね。このハーブティはあなたがブレンドして、我が領地の特産物として売り出したんだ。あなたがブレンドしたのは40種ぐらいあって、効能を書いた美麗なカードをつけることで、王都で人気になってよく売れている。」
「では私は働いていたのですね。」
「ああ、働きすぎなぐらいだ。それ以外にも領地が水害が多いことから、専門家を雇い川の補修を進めた。領外に物が流通しやすいように、橋をかける事業も進めた。あなたが嫁いで来てから進めた事業で領地はすっかり変わって、ハーブ栽培は女性でも容易いから女性もハーブ栽培で働いている。領民は豊かになった。我が公爵家も税を下げて住みやすい領地として人が移住してくるから税も多く入って、すっかり立て直された。」
レオンハルトはカップをソーサーに戻し
「全てあなたの功績さ。だからもう身体を休ませていいんだよ。無理して記憶を戻さなくても良い。あなたが開発を任せた者や領地の代官も育った。私も昔とは違う。ちゃんとやれてるから、ここで心身共に休んで欲しい。」
「旦那様、奥様、夕食の準備が整いました。」
「わかった。さあ、ユリア行こう。」
食堂に行く間も考えていた。普通嫁いだからって、領地の仕事なんて夫人はしない。夫人の仕事は邸を整え、社交をし、子供を産むことだ。最近は職業婦人も増えてきたと聞くが、この家が公爵家というのなら家格は高い。そんな家が夫人を働かせるとは考えにくい。そう考えると私は公爵家の雇い人だったと考える方が納得が行く。
ただ私は侯爵家が生家とノンナは言っていた。そんな家の娘が働くのだろうか。
「ユリア、口に合わないのか?」
ハッとすると、レオンハルトがこちらを見ている。
「あなたの好物で揃えたけれど、進まないのなら他に作らせようか?」
手元を見ると前菜にガーリックシュリンプがあった。これ好きだわと自然に思えた。
「いいえ、海老は好きなようです。食べます。」
「そうかよかった。食の嗜好は変わってなくてよかった。メインは仔牛のローストだ。」
それも好きだと思えた。何故この人は私の食の嗜好なんて知ってるのだろう?
「すぐ夕食なので喉を潤す程度だけどね。さあ 座って。」
レオンハルトの座ってるソファのテーブル越しのソファに座る。
「隣に来て欲しかったけどまあいいか。」
穏やかに微笑むと美形が引き立つ。見惚れるほどの美形だが、何故か私はどうでも良いと思う。
侍女が手つきよく紅茶を入れているが、見慣れた何かと違う。
私の前に置かれた時ふわりと匂いがたった。一口飲んでみるとカモミールの匂いとミントの味がする。
「カモミールとミントですね。」
「やはりこういうのは覚えているんだね。このハーブティはあなたがブレンドして、我が領地の特産物として売り出したんだ。あなたがブレンドしたのは40種ぐらいあって、効能を書いた美麗なカードをつけることで、王都で人気になってよく売れている。」
「では私は働いていたのですね。」
「ああ、働きすぎなぐらいだ。それ以外にも領地が水害が多いことから、専門家を雇い川の補修を進めた。領外に物が流通しやすいように、橋をかける事業も進めた。あなたが嫁いで来てから進めた事業で領地はすっかり変わって、ハーブ栽培は女性でも容易いから女性もハーブ栽培で働いている。領民は豊かになった。我が公爵家も税を下げて住みやすい領地として人が移住してくるから税も多く入って、すっかり立て直された。」
レオンハルトはカップをソーサーに戻し
「全てあなたの功績さ。だからもう身体を休ませていいんだよ。無理して記憶を戻さなくても良い。あなたが開発を任せた者や領地の代官も育った。私も昔とは違う。ちゃんとやれてるから、ここで心身共に休んで欲しい。」
「旦那様、奥様、夕食の準備が整いました。」
「わかった。さあ、ユリア行こう。」
食堂に行く間も考えていた。普通嫁いだからって、領地の仕事なんて夫人はしない。夫人の仕事は邸を整え、社交をし、子供を産むことだ。最近は職業婦人も増えてきたと聞くが、この家が公爵家というのなら家格は高い。そんな家が夫人を働かせるとは考えにくい。そう考えると私は公爵家の雇い人だったと考える方が納得が行く。
ただ私は侯爵家が生家とノンナは言っていた。そんな家の娘が働くのだろうか。
「ユリア、口に合わないのか?」
ハッとすると、レオンハルトがこちらを見ている。
「あなたの好物で揃えたけれど、進まないのなら他に作らせようか?」
手元を見ると前菜にガーリックシュリンプがあった。これ好きだわと自然に思えた。
「いいえ、海老は好きなようです。食べます。」
「そうかよかった。食の嗜好は変わってなくてよかった。メインは仔牛のローストだ。」
それも好きだと思えた。何故この人は私の食の嗜好なんて知ってるのだろう?
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