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リョウアン王国
リュウアン王国 首都リュアン
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王室の謁見の間。らしい
※
「」→おバカな貴族御一行様
【】→リュウアン王国宰相
《》→リュウアン王国王族
そこへぎゃあぎゃあ喚いて、
光る紐に拘束された4名が兵士に連れられて来た。
「リュウイン王よどういう事だ!!」
「叔父である私に対してこの無礼!!」
「さっと解除なさい!!お前の母の姉であるこの私に対して何たること」
「あぁ~かわいそうに高貴なるリュウギンとリュウナン達もさっさと解除せよ!!」
【黙れ!王の御前で騒がしい!!】
【臣たる者は頭をたれて言葉を待ちなさい!!】
「はっ?わしに対してこやつが何が出来る!」
「わしは叔父であるぞ!!」
《黙れ!わがリュウアン王国の名を辱める知れ者が!》
《ルュウリン公爵、いつから公爵は王より偉くなられたのだ?》
《たとえ、そなたが王家の血を引いておろうとリュの名乗りを許されなかったそなたが!!》
《ましてやそなたらの息子にリュウの名乗りを許してはおらぬ!!》
【王よ、届け出はそれぞれにルュウギンとルュウナンでございます。】
【認められた名ではございません!!】
【そなた達が我が国に来たり、国境付近に居たりした只人達を誘拐し、
残虐な遊びと称した拷問で死なせたのはわかっておった・・・。
したが、今までは証拠が無かったがゆえ・・・だが、全て、全て証拠が揃った!!】
【ましてや、此度はシルフィナ王国よりの特使御一行に手を出すとは・・・。】
【今まではスキルのおかげで逃れてきたが封じ込めをしたからもう通用はせん!!】
【生半可な償いになると思うな!!】
【正式な裁判はまだ先ではあるが、先駆けとして。】
《ルュウリン公爵・・・ただいまを持って公爵をはく奪する!!寄ってそなたは平民だ!!》
《その妻、ミュウリン公爵夫人とルュウギンとルュウナンも同じく平民とする!!》
《なお、ルュウリンとミュウリンは離別を永久に出来ぬ事にする!これは契約である!!》
【ルュリンとミュウリンにルュウギンとルュウナンの裁判は1週間後に開始する】
「ふざけるな!!甥であるお前が!私を裁くとは!!」
「そうよ!マュウリンが、妹が許さないわ!!」
《いいえ、ミュウリンあなたはわが姉ではありません。お父様は貴女の貴族戸籍を排除されました。》
「マュウリン・・・えっ?お父様が私を?このかわいい私を?」
《ミュウリン貴女はやり過ぎたのです。貴族である為の義務を放り出して快楽の身に進んだ》
「許さん!その座はわしの物だ!お前の父はわしの弟!なのに玉座は弟に・・・。本来であればその座は兄であるわしの物だ!!」
《ルュウリン!なぜ、お祖父様がリュウの名乗りを許さなかったかわからぬか?》
《わからぬであろう?だから名乗りを最初から許さなかったのだ!》
【連れていけ】
「なぜ?わしの力が効かぬ?なぜだ?」
【封じたと言ったはずだ!!】
おバカのその後
ルュウリンとミュウリンは魔力が豊富なので魔動力として搾取されているそうだ。
ルュウギンとルュウナンはその性格が矯正されればと思われていたが、
悪い意味で教育が隅々まで浸透していた為矯正出来ずと判断され、
親と別の場所で同じように魔動力として搾取されている。
※
「」→おバカな貴族御一行様
【】→リュウアン王国宰相
《》→リュウアン王国王族
そこへぎゃあぎゃあ喚いて、
光る紐に拘束された4名が兵士に連れられて来た。
「リュウイン王よどういう事だ!!」
「叔父である私に対してこの無礼!!」
「さっと解除なさい!!お前の母の姉であるこの私に対して何たること」
「あぁ~かわいそうに高貴なるリュウギンとリュウナン達もさっさと解除せよ!!」
【黙れ!王の御前で騒がしい!!】
【臣たる者は頭をたれて言葉を待ちなさい!!】
「はっ?わしに対してこやつが何が出来る!」
「わしは叔父であるぞ!!」
《黙れ!わがリュウアン王国の名を辱める知れ者が!》
《ルュウリン公爵、いつから公爵は王より偉くなられたのだ?》
《たとえ、そなたが王家の血を引いておろうとリュの名乗りを許されなかったそなたが!!》
《ましてやそなたらの息子にリュウの名乗りを許してはおらぬ!!》
【王よ、届け出はそれぞれにルュウギンとルュウナンでございます。】
【認められた名ではございません!!】
【そなた達が我が国に来たり、国境付近に居たりした只人達を誘拐し、
残虐な遊びと称した拷問で死なせたのはわかっておった・・・。
したが、今までは証拠が無かったがゆえ・・・だが、全て、全て証拠が揃った!!】
【ましてや、此度はシルフィナ王国よりの特使御一行に手を出すとは・・・。】
【今まではスキルのおかげで逃れてきたが封じ込めをしたからもう通用はせん!!】
【生半可な償いになると思うな!!】
【正式な裁判はまだ先ではあるが、先駆けとして。】
《ルュウリン公爵・・・ただいまを持って公爵をはく奪する!!寄ってそなたは平民だ!!》
《その妻、ミュウリン公爵夫人とルュウギンとルュウナンも同じく平民とする!!》
《なお、ルュウリンとミュウリンは離別を永久に出来ぬ事にする!これは契約である!!》
【ルュリンとミュウリンにルュウギンとルュウナンの裁判は1週間後に開始する】
「ふざけるな!!甥であるお前が!私を裁くとは!!」
「そうよ!マュウリンが、妹が許さないわ!!」
《いいえ、ミュウリンあなたはわが姉ではありません。お父様は貴女の貴族戸籍を排除されました。》
「マュウリン・・・えっ?お父様が私を?このかわいい私を?」
《ミュウリン貴女はやり過ぎたのです。貴族である為の義務を放り出して快楽の身に進んだ》
「許さん!その座はわしの物だ!お前の父はわしの弟!なのに玉座は弟に・・・。本来であればその座は兄であるわしの物だ!!」
《ルュウリン!なぜ、お祖父様がリュウの名乗りを許さなかったかわからぬか?》
《わからぬであろう?だから名乗りを最初から許さなかったのだ!》
【連れていけ】
「なぜ?わしの力が効かぬ?なぜだ?」
【封じたと言ったはずだ!!】
おバカのその後
ルュウリンとミュウリンは魔力が豊富なので魔動力として搾取されているそうだ。
ルュウギンとルュウナンはその性格が矯正されればと思われていたが、
悪い意味で教育が隅々まで浸透していた為矯正出来ずと判断され、
親と別の場所で同じように魔動力として搾取されている。
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日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
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