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序章/陵辱の暗黒時代のハジマリ
2.繁殖
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辺境の森の中央部…
深緑の木々の他に茂る植物と苔等が生い茂り、動物の鳴き声以外は静寂な世界だった。
そう……それらが天然の結界となり、隠れている洞窟に住み着いたモノの叫び声が静寂を砕いていた。
それは……
「く……ひぃっ……!」
余りにも淫猥で、動物的な叫びが洞窟内を木霊する。
すでに何度目かわからない『ケダモノ』の『棒』から発射される白濁の精液により、女の『膣と子宮』からは苦痛ではなく強烈な快楽が押し寄せてくる。
贖いきれない淫楽に雌獣は嬌声を上げ、白目を向いて、全身を痙攣させる。
その痙攣で腰も小刻みに動き、女の意思に関係なく膣肉が反応し、それがまた、『ケダモノ』の『棒』を勃起させる。
―― ずんっ…… ――
「くぁうぅぅぅっ…!?」
失った意識を『膣肉』から響く衝撃で戻され、体を震わせた。
突然の女の動きに、『ケダモノ』は女から手を放してしまい、『棒』も抜けてしまう。
「はぁ……んん……いやぁ、もう……」
女は『ケダモノ』から背を向け、両手両足を地面に這わせ、獣のように逃げようとする。
このまま『ケダモノ』の陵辱を受ければ、腹上死しまう。
そう感じたが、その姿が行けなかった。
獣のような姿は、精液を垂れ流す『膣穴』を晒し、進む度に揺れる肉付きのいい尻は情欲をそそる。
そして、『ケダモノ』にとって本当の初めて……雌狼を犯した事を思い出させる。
―― ぐひっ…… ――
『ケダモノ』は素早く近づき、
「いっ……!?」
いきり立つ『棒』を女に挿入する。
「んぁぁっ!?」
抵抗をすでに諦めた膣穴はすんなり侵入される。
「んひっ!ん、あっ、ひぃん!……」
挿入の感触を味わい、耐えている女は見えていなかったが、『ケダモノ』はいつも以上に恍惚の表情を顕わにしている。
――本当に『女』を手に入れてよかった。
――手に感じる柔らかな感触、声から上がる悲鳴と嬌声、膣肉が『棒』に与える快楽……
感極まった『ケダモノ』はそれまでで、最も激しく腰を動かした。
『ケダモノ』がようやく満足して『棒』を女から引き抜く。
気を失った女は顔を地面に埋め、尻を痙攣させ、膣穴から『ケダモノ』の精液を垂れ流す。
体力を全て奪われた女が目を覚ますのは再び挿入される時だった。
強力な性欲を発散させた『ケダモノ』は、食欲を満たしに行く。
森の獣を喰い、川の水を飲み、血肉にする。
ただそれだけで、『ケダモノ』の身体は目に見えるように成長し、精力を回復させた。
喰って、犯し、寝て、犯す……
本能に従った『ケダモノ』は女の身体に変化をもたらした。
「あ、いやぁ……うそよ……こんなの……」
女を犯し始めて三日目の朝、女の腹が少し膨らんでいた。
女は表情を絶望に染め、自分の腹を触るたびに青くなっていく。
胸の乳房も少し大きくなっている。
『ケダモノ』はいつものように感触を味わおうと手を当て、揉むと
「あっ、ん…」
―― ピュッ…… ――
なんと桜色の突起から白い液体が噴出し、『ケダモノ』の手に付着した。
『ケダモノ』はしばらくそれを見て、ベロリと舐めてみる。
―― んぐひ……う、まい…… ――
『ケダモノ』の身体に衝撃が走る。
頭が強制的に冴え渡る一方で、身体からマグマのような精力が溢れ、『棒』が石のように硬く勃起する。
―― もっと……じゅるり…… ――
女を見て舌舐めずりをする。
「ヒィッ!」
女は一瞬で『ケダモノ』の望みを理解し、胸を掌で覆う。
いつものように、自分を快楽のどん底に突き落とす勃起したままの凶悪な『棒』が歩くたびに上下に揺れる。
『ケダモノ』の下卑た笑みと舌なめずりは再び女の意識に刻む。
―― 自分は化物に陵辱されている ――
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!」
化物に犯される嫌悪感を思い出し、縺れる足で逃げ出すが、スグに追いつかれ、乳房を隠していた手は剥ぎとれら、
―― ばぐぅっ!じゅるぅぅぅぅぅぅぅぅっ! ――
「んひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!や、やめぇぇぇぇぇぇぇっ!」
搾乳とは思えない異常な快楽が女を襲う。
乳首にむしゃぶりついた『ケダモノ』の吸引力は乳液を味わい、嚥下する。
「んにょぉ、あひっ!あひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
時に歯を立ててしまい女は両手両足をじたばたさせ、『ケダモノ』を叩くが、乳液の味に夢中の『ケダモノ』は気にせずに吸い続ける。
―― きゅぽんっ… ――
「んひっ!」
そして、片側の乳液を吸いつくし、暫くは放さなかったが、乳液がでないとあきらめて口から離す。
「はっ、はっ、はっ…はんっ…んひぃ…」
女は気絶もできず、乳首から与えられた快楽に狂っていたが、それが途絶えたので息を整え始めるが、
――ばぐぅっ!じゅるぅぅぅぅぅぅぅぅっ! ――
「んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
もう片方を吸いつかれ、更なる暴力が襲う。
そして、最後まで吸いつかれた後、いつもより、更に激しい、交尾は、女を獣のように、喘がせた。
それから女の腹は膨らみ続け、乳房も大きくなり、乳液の量も増え続けた。
そして犯し始めてから七日目…
「うぎぃぃぃぃぃっ!」
女が苦しみ出し、倍以上に膨らんだ腹が妙に動き出す。
腹の中の物がが暴れるたびに『穴』から液体が漏れ、悲鳴が上がる。
そして、次第に『穴』が開き、何かが這い出てきた。
「うぎっ!?あっ!?ぎゃっ!」
這い出てきたのは緑の肌の猿のような生き物。
『ケダモノ』に少し似ているが口や耳等の顔付きが違う。
その後、女の悲鳴と共に二匹這い出てきた。
しばらくするとその三匹は震えながら立ち上がり、『ケダモノ』を睨みつける。
『ケダモノ』はそいつらを見て、己が『繁殖』したのだと感じた。
女を見ると穴から血が滲んでいたので、今日の交尾は無理だと悟る。
『ケダモノ』は女を近くの川まで連れて行き、女の身体を水で洗う。
先日、女の乳液を飲んでから『ケダモノ』の頭が妙に冴えていた。
行動も変化し、女に木の実を渡すようになった。
しかし、根本的な思考は変わらず、今女を洗っているのも、こうした後の女を犯した時、ヤル気が出るからだ。
ここ数日で何匹もの動物を殺し、喰わずにほっておくと硬くなる事は理解していた。
女が動かなくなって硬いとつまらない。
『ケダモノ』は滾る獣欲を我慢する為、女と緑の猿どもを置いて、洞窟を離れた。
その後、女を犯せない鬱憤を食欲で代用しようとすると、狼の群れを見つけた。
大きい雌が小さな狼…子供を連れている。
『ケダモノ』の行動は決まっており、容赦無く狼達に襲いかかった。
以前襲ったヤツより強烈な殺気を発し、雌狼は『ケダモノ』の牙を向けて飛びかかる。
『ケダモノ』が反射的に向けた腕に噛みつくが、成長した『ケダモノ』も腕はものともしない。
雌狼を助けるように向かってくる子狼を殴ると、雌狼の首を掴み、肉が千切れるのも構わずに腕から引き離す。
暴れる雌狼は小さな子狼のぐったりした姿を見ると先程にも増して殺気のこめて『ケダモノ』を睨みつけ、唸る。
そんな事を気をとめず、『ケダモノ』は雌狼を地面に押さえつけ、『膣穴』に『棒』を挿入こむ。
悲鳴のような鳴き声を上げ、雌狼は抵抗するが、『ケダモノ』の腕力に敵わない。
腰を動かしながら、『ケダモノ』は子狼に近づき、持ち上げ、そのまま囓り、喰い始めた。
子供を喰われながら、犯される……まさに弱肉強食を現した暴虐であった。
しかし、『ケダモノ』は雌狼を喰うつもりはなかった。
女の乳液を飲んでから、『ケダモノ』には獣欲に傾いているとはいえ、いくらかの知性が芽生えていた。
『自分』とは違う女を犯し、子が生まれた……
つまり……
―― 雌狼からも、産まれないか? ――
そう思うと棒が猛り、さらに腰の動きが速くなる。
雌狼は発情した動物の声をあげ始め、自身の保護と生殖本能が高鳴る。
『ケダモノ』の腰の動きを止めて、種汁を吐きだした時、雌狼は叫びと共に、地面に横たわった。
『膣穴』から大量の白濁液が溢れ出している。
『ケダモノ』は満足すると、雌狼の首根っこを掴み、森の奥に入っていく。
それから丸一日、雌狼を犯しながら辺りを探索する。
探索の途中で、『ケダモノ』はある生き物と遭遇した。
「んぅ、んはぁ、ぺろ……ひんっ、ふぉ、ふぉうひはふぁめぇ……」
拠点の洞窟に戻ってくると、女は緑肌の猿達に交尾されていた。
しかし、その交尾は『ケダモノ』の知るそれとは違った。
一匹は『ケダモノ』と同じように『膣穴』に入れていたが、他の二匹は尻穴と口に入っていた。
しかし、その二匹はさぞ気持ち良さそうにしていた。
「んぐっ、んぅ、んじゅ……こくっ、ぷはっ…」
三つの穴に出された汚液を女は諦めたように受け入れていた。
それを見て興奮した『ケダモノ』は自分も試そうと思い、口に『棒』を入れていた緑猿に雌狼を渡し、そのまま女の口に挿れる。
「ふぐぅっ!」
緑猿達より大きな『棒』に女は苦しむが
「ふーふー、んぐっ……んぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!」
すぐに呼吸を整えて、『ケダモノ』の『棒』をしゃぶり始める。
『膣穴』とは違った気持ち良さが『ケダモノ』を震えさす。
たまに歯が当たったり、噛みついたりするが、『ケダモノ』にとってアクセントの一つでしかない。
はずされた緑猿は悔しそうにしていたが、雌狼の『膣穴』に『棒』を挿れ、締まり具合に満足し、腰を振りだした。
「んぐぅぅぅぅっ!?」
『ケダモノ』は腰を震えさせ、大量の精液を女の口に吐き出す。
大量の精液は女の口の許容量を遥かに超えて満たす。
「うぇっ、ゲホッ!ウゲェ!」
女は堪らず精液を吐き出す。吐きながら、思い知らされる。
この大量の精液がいつも自分の膣穴侵略し、凌辱していた事を……!?
女が見上げると緑のバケモノ達が『棒』を猛らせていた。
女はこれから起こるであろう凌辱に顔を絶望に染めて諦めた……が、その後、何度も淫濁の悲鳴をあげた。
「い、いぃぃぎぎぃいやぁムリあがっ!」
尻穴に興味を持った『ケダモノ』に掘られ、あまりの痛さに死にかけ、
「いやっ!ダメッ!出しちゃッ!ぬひぃぃぃぃぃっ!?」
そして、醜い獣達に犯される。
この女の姿が、大陸の女達の『未来』だった。
女を犯し終えた『ケダモノ』は一息吐く。
ーー ダメだ、足りない ーー
『ケダモノ』との交尾で絶頂し気絶していた女は、緑猿に意識のないまま犯されている。
この調子では自分は満足できない。
もっと、もっと犯したい。
『ケダモノ』は雌狼を捕まえた帰りを思い出す。
あの時、『ケダモノ』は人間のオスと遭遇した。
人間のオスは『ケダモノ』を見て恐怖し逃げ出したが、『ケダモノ』は人間のオスを捕まえて喰った。
そのせいか、『ケダモノ』頭がどんどん冴え、醜い貌も何かを纏っている。
ーー あの辺りに人間のオスがいたのなら、近くにいる ーー
『ケダモノ』は女と雌狼を犯している緑猿と狼を見る。
ーー もっと様々な種の女に産ませる。オレに従うこいつら産ます ーー
『ケダモノ』の目的が何なのかは、わからない。
どこから来たのかも、目的も……
ただ今の目的は……
ーー ニンゲンのメス、アナ気持ちイイ ーー
知性を帯びても変わらぬ、生殖本能から出る醜い下卑た笑みを浮かべ、女を再び犯す為に『棒』を勃起させた。
深緑の木々の他に茂る植物と苔等が生い茂り、動物の鳴き声以外は静寂な世界だった。
そう……それらが天然の結界となり、隠れている洞窟に住み着いたモノの叫び声が静寂を砕いていた。
それは……
「く……ひぃっ……!」
余りにも淫猥で、動物的な叫びが洞窟内を木霊する。
すでに何度目かわからない『ケダモノ』の『棒』から発射される白濁の精液により、女の『膣と子宮』からは苦痛ではなく強烈な快楽が押し寄せてくる。
贖いきれない淫楽に雌獣は嬌声を上げ、白目を向いて、全身を痙攣させる。
その痙攣で腰も小刻みに動き、女の意思に関係なく膣肉が反応し、それがまた、『ケダモノ』の『棒』を勃起させる。
―― ずんっ…… ――
「くぁうぅぅぅっ…!?」
失った意識を『膣肉』から響く衝撃で戻され、体を震わせた。
突然の女の動きに、『ケダモノ』は女から手を放してしまい、『棒』も抜けてしまう。
「はぁ……んん……いやぁ、もう……」
女は『ケダモノ』から背を向け、両手両足を地面に這わせ、獣のように逃げようとする。
このまま『ケダモノ』の陵辱を受ければ、腹上死しまう。
そう感じたが、その姿が行けなかった。
獣のような姿は、精液を垂れ流す『膣穴』を晒し、進む度に揺れる肉付きのいい尻は情欲をそそる。
そして、『ケダモノ』にとって本当の初めて……雌狼を犯した事を思い出させる。
―― ぐひっ…… ――
『ケダモノ』は素早く近づき、
「いっ……!?」
いきり立つ『棒』を女に挿入する。
「んぁぁっ!?」
抵抗をすでに諦めた膣穴はすんなり侵入される。
「んひっ!ん、あっ、ひぃん!……」
挿入の感触を味わい、耐えている女は見えていなかったが、『ケダモノ』はいつも以上に恍惚の表情を顕わにしている。
――本当に『女』を手に入れてよかった。
――手に感じる柔らかな感触、声から上がる悲鳴と嬌声、膣肉が『棒』に与える快楽……
感極まった『ケダモノ』はそれまでで、最も激しく腰を動かした。
『ケダモノ』がようやく満足して『棒』を女から引き抜く。
気を失った女は顔を地面に埋め、尻を痙攣させ、膣穴から『ケダモノ』の精液を垂れ流す。
体力を全て奪われた女が目を覚ますのは再び挿入される時だった。
強力な性欲を発散させた『ケダモノ』は、食欲を満たしに行く。
森の獣を喰い、川の水を飲み、血肉にする。
ただそれだけで、『ケダモノ』の身体は目に見えるように成長し、精力を回復させた。
喰って、犯し、寝て、犯す……
本能に従った『ケダモノ』は女の身体に変化をもたらした。
「あ、いやぁ……うそよ……こんなの……」
女を犯し始めて三日目の朝、女の腹が少し膨らんでいた。
女は表情を絶望に染め、自分の腹を触るたびに青くなっていく。
胸の乳房も少し大きくなっている。
『ケダモノ』はいつものように感触を味わおうと手を当て、揉むと
「あっ、ん…」
―― ピュッ…… ――
なんと桜色の突起から白い液体が噴出し、『ケダモノ』の手に付着した。
『ケダモノ』はしばらくそれを見て、ベロリと舐めてみる。
―― んぐひ……う、まい…… ――
『ケダモノ』の身体に衝撃が走る。
頭が強制的に冴え渡る一方で、身体からマグマのような精力が溢れ、『棒』が石のように硬く勃起する。
―― もっと……じゅるり…… ――
女を見て舌舐めずりをする。
「ヒィッ!」
女は一瞬で『ケダモノ』の望みを理解し、胸を掌で覆う。
いつものように、自分を快楽のどん底に突き落とす勃起したままの凶悪な『棒』が歩くたびに上下に揺れる。
『ケダモノ』の下卑た笑みと舌なめずりは再び女の意識に刻む。
―― 自分は化物に陵辱されている ――
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!」
化物に犯される嫌悪感を思い出し、縺れる足で逃げ出すが、スグに追いつかれ、乳房を隠していた手は剥ぎとれら、
―― ばぐぅっ!じゅるぅぅぅぅぅぅぅぅっ! ――
「んひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!や、やめぇぇぇぇぇぇぇっ!」
搾乳とは思えない異常な快楽が女を襲う。
乳首にむしゃぶりついた『ケダモノ』の吸引力は乳液を味わい、嚥下する。
「んにょぉ、あひっ!あひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
時に歯を立ててしまい女は両手両足をじたばたさせ、『ケダモノ』を叩くが、乳液の味に夢中の『ケダモノ』は気にせずに吸い続ける。
―― きゅぽんっ… ――
「んひっ!」
そして、片側の乳液を吸いつくし、暫くは放さなかったが、乳液がでないとあきらめて口から離す。
「はっ、はっ、はっ…はんっ…んひぃ…」
女は気絶もできず、乳首から与えられた快楽に狂っていたが、それが途絶えたので息を整え始めるが、
――ばぐぅっ!じゅるぅぅぅぅぅぅぅぅっ! ――
「んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
もう片方を吸いつかれ、更なる暴力が襲う。
そして、最後まで吸いつかれた後、いつもより、更に激しい、交尾は、女を獣のように、喘がせた。
それから女の腹は膨らみ続け、乳房も大きくなり、乳液の量も増え続けた。
そして犯し始めてから七日目…
「うぎぃぃぃぃぃっ!」
女が苦しみ出し、倍以上に膨らんだ腹が妙に動き出す。
腹の中の物がが暴れるたびに『穴』から液体が漏れ、悲鳴が上がる。
そして、次第に『穴』が開き、何かが這い出てきた。
「うぎっ!?あっ!?ぎゃっ!」
這い出てきたのは緑の肌の猿のような生き物。
『ケダモノ』に少し似ているが口や耳等の顔付きが違う。
その後、女の悲鳴と共に二匹這い出てきた。
しばらくするとその三匹は震えながら立ち上がり、『ケダモノ』を睨みつける。
『ケダモノ』はそいつらを見て、己が『繁殖』したのだと感じた。
女を見ると穴から血が滲んでいたので、今日の交尾は無理だと悟る。
『ケダモノ』は女を近くの川まで連れて行き、女の身体を水で洗う。
先日、女の乳液を飲んでから『ケダモノ』の頭が妙に冴えていた。
行動も変化し、女に木の実を渡すようになった。
しかし、根本的な思考は変わらず、今女を洗っているのも、こうした後の女を犯した時、ヤル気が出るからだ。
ここ数日で何匹もの動物を殺し、喰わずにほっておくと硬くなる事は理解していた。
女が動かなくなって硬いとつまらない。
『ケダモノ』は滾る獣欲を我慢する為、女と緑の猿どもを置いて、洞窟を離れた。
その後、女を犯せない鬱憤を食欲で代用しようとすると、狼の群れを見つけた。
大きい雌が小さな狼…子供を連れている。
『ケダモノ』の行動は決まっており、容赦無く狼達に襲いかかった。
以前襲ったヤツより強烈な殺気を発し、雌狼は『ケダモノ』の牙を向けて飛びかかる。
『ケダモノ』が反射的に向けた腕に噛みつくが、成長した『ケダモノ』も腕はものともしない。
雌狼を助けるように向かってくる子狼を殴ると、雌狼の首を掴み、肉が千切れるのも構わずに腕から引き離す。
暴れる雌狼は小さな子狼のぐったりした姿を見ると先程にも増して殺気のこめて『ケダモノ』を睨みつけ、唸る。
そんな事を気をとめず、『ケダモノ』は雌狼を地面に押さえつけ、『膣穴』に『棒』を挿入こむ。
悲鳴のような鳴き声を上げ、雌狼は抵抗するが、『ケダモノ』の腕力に敵わない。
腰を動かしながら、『ケダモノ』は子狼に近づき、持ち上げ、そのまま囓り、喰い始めた。
子供を喰われながら、犯される……まさに弱肉強食を現した暴虐であった。
しかし、『ケダモノ』は雌狼を喰うつもりはなかった。
女の乳液を飲んでから、『ケダモノ』には獣欲に傾いているとはいえ、いくらかの知性が芽生えていた。
『自分』とは違う女を犯し、子が生まれた……
つまり……
―― 雌狼からも、産まれないか? ――
そう思うと棒が猛り、さらに腰の動きが速くなる。
雌狼は発情した動物の声をあげ始め、自身の保護と生殖本能が高鳴る。
『ケダモノ』の腰の動きを止めて、種汁を吐きだした時、雌狼は叫びと共に、地面に横たわった。
『膣穴』から大量の白濁液が溢れ出している。
『ケダモノ』は満足すると、雌狼の首根っこを掴み、森の奥に入っていく。
それから丸一日、雌狼を犯しながら辺りを探索する。
探索の途中で、『ケダモノ』はある生き物と遭遇した。
「んぅ、んはぁ、ぺろ……ひんっ、ふぉ、ふぉうひはふぁめぇ……」
拠点の洞窟に戻ってくると、女は緑肌の猿達に交尾されていた。
しかし、その交尾は『ケダモノ』の知るそれとは違った。
一匹は『ケダモノ』と同じように『膣穴』に入れていたが、他の二匹は尻穴と口に入っていた。
しかし、その二匹はさぞ気持ち良さそうにしていた。
「んぐっ、んぅ、んじゅ……こくっ、ぷはっ…」
三つの穴に出された汚液を女は諦めたように受け入れていた。
それを見て興奮した『ケダモノ』は自分も試そうと思い、口に『棒』を入れていた緑猿に雌狼を渡し、そのまま女の口に挿れる。
「ふぐぅっ!」
緑猿達より大きな『棒』に女は苦しむが
「ふーふー、んぐっ……んぽっ!ぐぽっ!ぐぽっ!」
すぐに呼吸を整えて、『ケダモノ』の『棒』をしゃぶり始める。
『膣穴』とは違った気持ち良さが『ケダモノ』を震えさす。
たまに歯が当たったり、噛みついたりするが、『ケダモノ』にとってアクセントの一つでしかない。
はずされた緑猿は悔しそうにしていたが、雌狼の『膣穴』に『棒』を挿れ、締まり具合に満足し、腰を振りだした。
「んぐぅぅぅぅっ!?」
『ケダモノ』は腰を震えさせ、大量の精液を女の口に吐き出す。
大量の精液は女の口の許容量を遥かに超えて満たす。
「うぇっ、ゲホッ!ウゲェ!」
女は堪らず精液を吐き出す。吐きながら、思い知らされる。
この大量の精液がいつも自分の膣穴侵略し、凌辱していた事を……!?
女が見上げると緑のバケモノ達が『棒』を猛らせていた。
女はこれから起こるであろう凌辱に顔を絶望に染めて諦めた……が、その後、何度も淫濁の悲鳴をあげた。
「い、いぃぃぎぎぃいやぁムリあがっ!」
尻穴に興味を持った『ケダモノ』に掘られ、あまりの痛さに死にかけ、
「いやっ!ダメッ!出しちゃッ!ぬひぃぃぃぃぃっ!?」
そして、醜い獣達に犯される。
この女の姿が、大陸の女達の『未来』だった。
女を犯し終えた『ケダモノ』は一息吐く。
ーー ダメだ、足りない ーー
『ケダモノ』との交尾で絶頂し気絶していた女は、緑猿に意識のないまま犯されている。
この調子では自分は満足できない。
もっと、もっと犯したい。
『ケダモノ』は雌狼を捕まえた帰りを思い出す。
あの時、『ケダモノ』は人間のオスと遭遇した。
人間のオスは『ケダモノ』を見て恐怖し逃げ出したが、『ケダモノ』は人間のオスを捕まえて喰った。
そのせいか、『ケダモノ』頭がどんどん冴え、醜い貌も何かを纏っている。
ーー あの辺りに人間のオスがいたのなら、近くにいる ーー
『ケダモノ』は女と雌狼を犯している緑猿と狼を見る。
ーー もっと様々な種の女に産ませる。オレに従うこいつら産ます ーー
『ケダモノ』の目的が何なのかは、わからない。
どこから来たのかも、目的も……
ただ今の目的は……
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