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クロは ずっと…俺のことだけ考えて生きているって言った。
その事がどれだけ、クロを縛ったんだろう。
ちゃんとした青春時代も送れて無いのではないだろうか。
俺は、クロ、いいや、蓮くんが1番幸せな人生を送らせてやりたい。
「蓮くん、もう、俺に縛られないで…」
すると、俺を睨みつけて、
「っ…!!おせぇって!!!
今更遅いって言ってんだよ!!
俺だって、頭の中からお前を消してやりたいって思ったことはあるさ。
だけどな…、犬から人間になれただけでも俺は奇跡だと思ってる。
俺はご主人様と、こうやって言葉を交わすために生まれてきたんだ!」
俺、なんてこと言ってしまったんだろう。
「俺は、初めて幸せだって今感じてる。だから、、だからっ…」
「クロ、これからもご主人様って呼んでくれるか?」
「もちろんだ!ご主人様!」
この時見せた、クロの笑顔は、本当に 綺麗だった。
その事がどれだけ、クロを縛ったんだろう。
ちゃんとした青春時代も送れて無いのではないだろうか。
俺は、クロ、いいや、蓮くんが1番幸せな人生を送らせてやりたい。
「蓮くん、もう、俺に縛られないで…」
すると、俺を睨みつけて、
「っ…!!おせぇって!!!
今更遅いって言ってんだよ!!
俺だって、頭の中からお前を消してやりたいって思ったことはあるさ。
だけどな…、犬から人間になれただけでも俺は奇跡だと思ってる。
俺はご主人様と、こうやって言葉を交わすために生まれてきたんだ!」
俺、なんてこと言ってしまったんだろう。
「俺は、初めて幸せだって今感じてる。だから、、だからっ…」
「クロ、これからもご主人様って呼んでくれるか?」
「もちろんだ!ご主人様!」
この時見せた、クロの笑顔は、本当に 綺麗だった。
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