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捨身
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遠く崩壊塔の上から一人、星の大釜を見つめるジヴァは首を振って後ろを見る。その視線の先にいるのはガラルドがいた。職人用の作業着を乱暴に羽織り、重たそうな足取りでジヴァの方へと歩いてくる。そしてジヴァから少し離れたところで座り込んだ。
ジヴァとガラルドの間には遠すぎず近すぎず、見知らぬ他人とも親しい友人とも言えない微妙な距離が空いている。その二人の間を高所の冷たい強風が吹き抜けていった。
「やぁガラルド。息災でなにより」
風音が吹きすさぶ崩壊塔の頂上であってもジヴァの声は透き通るようにガラルドの耳元に届く。しかしガラルドは何も答えず、ただ黙って星の大釜の方角をじっと眺めたままだった。
その大釜の中心から、天に向かって伸びていく白線。その線はやがて途切れると、かすんで消えていった。
ユウトは振動と圧力に耐えている。ヴァルの上昇速度はユウトの想像を超え、圧縮された空気の層がユウトの身体を押しつつぶすかのようにのしかかっていた。
兜によって幾分守られた瞳をうっすらと開けながら、ユウトは大魔獣の核へとつながる手がかりを追い続ける。それは核へと送られる魔力の流れ、その残滓だった。ユウトは頼りなくたゆたう魔力の流れを視覚を感知し続ける。ときおり途切れながら、蜘蛛の糸を手繰るように向かうべき方向を両手で立てた大魔剣の切っ先で指し示し続けた。
見上げる空の青は次第にゆっくりと深みを増していく。一面が紺色へと変化し、地平線はぼやけ、強さを増した日の光がユウト達を照らし上げた。
その時、濃紺の空にきらりと点が瞬く。
「見つけた!」
ユウトは思考の中で叫んだ。
「ヴァル!見えたか?」
「目標ヲ確認。距離ヲ測定・・・推力残量デハ届カナイ、残念ダ」
ヴァルの無機質な返答。ユウトにはどこか悔しさのようなものが滲んでいるような気がした。
「わかった・・・足りない距離はオレの跳躍で補おう。ラトム、手伝ってくれ。ヴァルは一番効率の良くなる間合いで合図を出して欲しい。あとオレは今喋れない、この内容でラトムとセブルにも伝えてくれ」
「了解シタ」
ヴァルはラトムとセブルへ向けて情報共有を行う。そして了解の最終確認を終え、ヴァルの秒読みが開始された。
淡々と数字が読み上げられてゆく。
「・・・六、五、四」
ユウトはヴァルとの接着面で魔力を圧縮させていった。
「三、二、一、今」
ヴァルの掛け声がと共に、ユウトは全力で飛び上がる。自身の筋力と高圧縮させた魔力の破裂を利用しヴァルを踏み台にした。
ユウトが跳び上がる寸前にはヴァルの表面に吸い付くような感覚は消え、セブルはユウトの身体へと戻っている。ラトムはヴァルから引き継ぐようにユウトの腰で翼を広げると推力を発現させ、姿勢を制御し始めた。
遠く濃紺に浮かぶ点だったモノがその大きさを増していく。徐々に大魔獣の核の姿をユウトは目でとらえることができてきた。
赤黒い球体を中心として黄金と赤橙の湾曲した何枚もの幕が広がっている。その一枚一枚はたゆたう花弁のように層をなして開いていたが急に波打ち、ざわめくと輝き始めた。
そしてその輝く光は次第に中心の球体へと収束していく。
「(やっぱり、まだ魔力を残しているよな)」
収束して凝縮された光はついに放たれた。
それはこれまで地上へと振り落とされていた光線とは異なっている。小さく細切れにされ光弾となり、一定間隔に連射されて弾幕を成形した。
「オイラに任せてくださいっス!」
ラトムの声が響く。ラトムは微妙に推力の方向を変え、光弾を最小限の動きと回転をもって回避した。
そうしてしばらく避けながら上昇を続け、距離を縮める。しかしその勢いはゆっくりと落ちついてきていることにユウトは気づいていた。
「ユウトさん。そろそろ限界かもしれないっス」
「わかった。もうひと踏ん張り、頼む」
ユウトの口が開けるほど、速度が落ち着き始めている。
「はいっスぅ・・・!」
「セブル。最大出力で大魔剣を使う。その準備のための時間が欲しい。守ってくれ」
「もちろんです!」
セブルはユウトの身体と鎧の隙間に自身を滑り込ませて埋めた。
宙に浮く大魔獣の核までの距離はまだあり、楽観できるほど近くはない。しかしユウトは不安を感じなかった。
「やれるだけのことをやった」
ユウトは身体を大きく逸らせながら大魔剣をめいっぱい振りかぶる。
「ここでだめでもかまわない」
ラトムは翼を大きく広げさらにユウトを押し上げた。
「全力を出し切ったなら、もう後悔はない」
降り注ぐ光弾がユウトの鎧に着弾する。しかしその熱と圧力はセブルによって分散、軽減され、セブル自身の身も焼かれながらユウトを守った。
「オレ達は、来た。ここまで来た。確かに来たんだ!」
基本に忠実、力まず弛まず。魔力は大魔剣へと注がれ続け、輝きを増す刀身は赤みのある白から青色へと変わり、振動が増した。
「勝負!」
ユウトは歯を食いしばり大魔剣を振る。光り輝く刀身は一瞬で収縮し消滅した。
ユウトと核の間を埋めるものはない。ただ景色が蜃気楼のように歪んだだけだった。
時間がゆっくりと流れる。ユウトは核から視線を外さず、じっと見つめ続けていた。
すると核の滑らかな表面に白く筋が入る。ユウトが振りぬいた方向に合わせて光が流れて尾を引いた。
しかし、足りない。
広がる光の筋は核を断つには届かなかった。
花弁のように取り巻く膜が激しく脈打ち収縮すると光に溶け出す。それまでの光弾とは比較にならない捨て身の一撃を放とうとしていることがユウトにはわかった。
「ごめんな」
刀身を半分以上消滅させ、激しく不規則に震える大魔剣をユウトはもう一度強く握り締める。柄を握る籠手の表面が少しずつきらめき、光となって大魔剣の開ききった鍔へと吸い寄せられていた。
「ユウトさん!大魔剣がッ!」
セブルが焦りの声を上げた。
大魔剣の刀身がもう一度光を放ち、崩れていく。崩れた光が向かうのもまた大魔剣の鍔だった。
「暴走っス!」
ユウトは魔力を大魔剣へとさらに押し込む。大魔剣の機関は限界を超えて稼働し、加速し続けた。
「大魔剣、やっぱり持って帰れそうにない」
そう呟いて身体をねじると、決死の一撃を今にも放とうとしている大魔獣の核に向けて大魔剣を投げ飛ばす。同じくして大魔獣の核は特大の光線を放った。
その光の柱はユウトを飲み込むのには十分な太さを持っている。
しかし、それがユウトに届くことはなかった。
光の柱は収束し、大魔剣に飲みこまれていく。大魔剣は無慈悲に全て飲み干しながら核へ迫ると、ついにその身が自壊した。
ジヴァとガラルドの間には遠すぎず近すぎず、見知らぬ他人とも親しい友人とも言えない微妙な距離が空いている。その二人の間を高所の冷たい強風が吹き抜けていった。
「やぁガラルド。息災でなにより」
風音が吹きすさぶ崩壊塔の頂上であってもジヴァの声は透き通るようにガラルドの耳元に届く。しかしガラルドは何も答えず、ただ黙って星の大釜の方角をじっと眺めたままだった。
その大釜の中心から、天に向かって伸びていく白線。その線はやがて途切れると、かすんで消えていった。
ユウトは振動と圧力に耐えている。ヴァルの上昇速度はユウトの想像を超え、圧縮された空気の層がユウトの身体を押しつつぶすかのようにのしかかっていた。
兜によって幾分守られた瞳をうっすらと開けながら、ユウトは大魔獣の核へとつながる手がかりを追い続ける。それは核へと送られる魔力の流れ、その残滓だった。ユウトは頼りなくたゆたう魔力の流れを視覚を感知し続ける。ときおり途切れながら、蜘蛛の糸を手繰るように向かうべき方向を両手で立てた大魔剣の切っ先で指し示し続けた。
見上げる空の青は次第にゆっくりと深みを増していく。一面が紺色へと変化し、地平線はぼやけ、強さを増した日の光がユウト達を照らし上げた。
その時、濃紺の空にきらりと点が瞬く。
「見つけた!」
ユウトは思考の中で叫んだ。
「ヴァル!見えたか?」
「目標ヲ確認。距離ヲ測定・・・推力残量デハ届カナイ、残念ダ」
ヴァルの無機質な返答。ユウトにはどこか悔しさのようなものが滲んでいるような気がした。
「わかった・・・足りない距離はオレの跳躍で補おう。ラトム、手伝ってくれ。ヴァルは一番効率の良くなる間合いで合図を出して欲しい。あとオレは今喋れない、この内容でラトムとセブルにも伝えてくれ」
「了解シタ」
ヴァルはラトムとセブルへ向けて情報共有を行う。そして了解の最終確認を終え、ヴァルの秒読みが開始された。
淡々と数字が読み上げられてゆく。
「・・・六、五、四」
ユウトはヴァルとの接着面で魔力を圧縮させていった。
「三、二、一、今」
ヴァルの掛け声がと共に、ユウトは全力で飛び上がる。自身の筋力と高圧縮させた魔力の破裂を利用しヴァルを踏み台にした。
ユウトが跳び上がる寸前にはヴァルの表面に吸い付くような感覚は消え、セブルはユウトの身体へと戻っている。ラトムはヴァルから引き継ぐようにユウトの腰で翼を広げると推力を発現させ、姿勢を制御し始めた。
遠く濃紺に浮かぶ点だったモノがその大きさを増していく。徐々に大魔獣の核の姿をユウトは目でとらえることができてきた。
赤黒い球体を中心として黄金と赤橙の湾曲した何枚もの幕が広がっている。その一枚一枚はたゆたう花弁のように層をなして開いていたが急に波打ち、ざわめくと輝き始めた。
そしてその輝く光は次第に中心の球体へと収束していく。
「(やっぱり、まだ魔力を残しているよな)」
収束して凝縮された光はついに放たれた。
それはこれまで地上へと振り落とされていた光線とは異なっている。小さく細切れにされ光弾となり、一定間隔に連射されて弾幕を成形した。
「オイラに任せてくださいっス!」
ラトムの声が響く。ラトムは微妙に推力の方向を変え、光弾を最小限の動きと回転をもって回避した。
そうしてしばらく避けながら上昇を続け、距離を縮める。しかしその勢いはゆっくりと落ちついてきていることにユウトは気づいていた。
「ユウトさん。そろそろ限界かもしれないっス」
「わかった。もうひと踏ん張り、頼む」
ユウトの口が開けるほど、速度が落ち着き始めている。
「はいっスぅ・・・!」
「セブル。最大出力で大魔剣を使う。その準備のための時間が欲しい。守ってくれ」
「もちろんです!」
セブルはユウトの身体と鎧の隙間に自身を滑り込ませて埋めた。
宙に浮く大魔獣の核までの距離はまだあり、楽観できるほど近くはない。しかしユウトは不安を感じなかった。
「やれるだけのことをやった」
ユウトは身体を大きく逸らせながら大魔剣をめいっぱい振りかぶる。
「ここでだめでもかまわない」
ラトムは翼を大きく広げさらにユウトを押し上げた。
「全力を出し切ったなら、もう後悔はない」
降り注ぐ光弾がユウトの鎧に着弾する。しかしその熱と圧力はセブルによって分散、軽減され、セブル自身の身も焼かれながらユウトを守った。
「オレ達は、来た。ここまで来た。確かに来たんだ!」
基本に忠実、力まず弛まず。魔力は大魔剣へと注がれ続け、輝きを増す刀身は赤みのある白から青色へと変わり、振動が増した。
「勝負!」
ユウトは歯を食いしばり大魔剣を振る。光り輝く刀身は一瞬で収縮し消滅した。
ユウトと核の間を埋めるものはない。ただ景色が蜃気楼のように歪んだだけだった。
時間がゆっくりと流れる。ユウトは核から視線を外さず、じっと見つめ続けていた。
すると核の滑らかな表面に白く筋が入る。ユウトが振りぬいた方向に合わせて光が流れて尾を引いた。
しかし、足りない。
広がる光の筋は核を断つには届かなかった。
花弁のように取り巻く膜が激しく脈打ち収縮すると光に溶け出す。それまでの光弾とは比較にならない捨て身の一撃を放とうとしていることがユウトにはわかった。
「ごめんな」
刀身を半分以上消滅させ、激しく不規則に震える大魔剣をユウトはもう一度強く握り締める。柄を握る籠手の表面が少しずつきらめき、光となって大魔剣の開ききった鍔へと吸い寄せられていた。
「ユウトさん!大魔剣がッ!」
セブルが焦りの声を上げた。
大魔剣の刀身がもう一度光を放ち、崩れていく。崩れた光が向かうのもまた大魔剣の鍔だった。
「暴走っス!」
ユウトは魔力を大魔剣へとさらに押し込む。大魔剣の機関は限界を超えて稼働し、加速し続けた。
「大魔剣、やっぱり持って帰れそうにない」
そう呟いて身体をねじると、決死の一撃を今にも放とうとしている大魔獣の核に向けて大魔剣を投げ飛ばす。同じくして大魔獣の核は特大の光線を放った。
その光の柱はユウトを飲み込むのには十分な太さを持っている。
しかし、それがユウトに届くことはなかった。
光の柱は収束し、大魔剣に飲みこまれていく。大魔剣は無慈悲に全て飲み干しながら核へ迫ると、ついにその身が自壊した。
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