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case1:妻が妊娠中の平凡サラリーマンが後輩リバカップルにサンドイッチされる話。
位置が変わって…
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「あ、悪い…」
篠原はにっこりと笑って首を振る。
「先輩どうします?次はシノのを試してみますか?」
「いや…でも、俺、もう立たせる元気が…、って、おい!」
孔に篠原が二本沈み込み、前立腺を押してくる。
「ここ、先輩の前立腺です。ここを弄ればすぐに…」
篠原の言葉通り、すぐに前も反応してくる。
「シノずるい。俺も弄りたい」
「…はう!」
迫の指も入り込んでくる。しかも容赦なく2本…計4本の指で、ナカを捏ねられてしまう。
「やめ…やだぁ…!」
どうにかとめたくて両手を伸ばしてふたりの手首をとるが、弱弱しい抵抗にしかならないようだ。
「先輩、かわいい…」
「だな。この光景だけで、ずりネタになりそう…」
「ふたりで見てるんだから、ふたりでする時のネタにしようよ」
「ん、そだな」
ふたりはまたもや甘いキスをしている。ただし、如月を弄る指はとまらない。それどころか、キスが深くなるのと呼応し、指の中でも指を絡ませようとする。
「んあ!バカ…!」
足をばたつかせても掴まれてしまい、内股や膝に口づけられる。そうして二人がかりで刺激され、ついには再びペニスが熱を持つ。
「じゃあ、次つけますね」
今度は迫がコンドームをつけてくれた。如月はもう抵抗する気も起きず、なされるがままだった。
「失礼します」
コンドームが被さると篠原が跨ってきた。日本人形のような真っ黒な目と髪が影を作り、ぞくりとする。
「う、ああ…すごっ」
迫の中も柔らかくうねうねとしていたが、篠原はペニスに巻き付いてくる感覚だった。
「すごいでしょ、シノのナカ。俺たちと遊んだ客、最初は俺のナカがいいっていうのに、いつの間にかシノの虜になるんですよ」
カクカクと腰が震えてしまう。
「シノ。ちょっと腰、浮かせて」
篠原が腰を浮かせると、如月の腰を迫が持ち上げる。
「先輩、俺も失礼します」
思わず息を詰める。迫のペニスには突起物があるせいで孔が歪にひろがった。
「はは。この真珠、気持ちいいでしょ?若い頃付き合ってた男の趣味で、いれられちゃったんですよ。これで前立腺を擦られると気持ちいいって。シノも大好きなんですよ」
ずりずりと音がなりそうな捏ねられる。如月が息を吐いていると、恍惚とした表情で篠原は感じ入っている。
「すごい…先輩も一緒に、俺達繋がってる…」
「お前、先輩のこと大好きだもんな」
「うん。迫も先輩もすき…」
うっとりとした篠原は如月のシャツの釦を外し、インナーシャツをたくし上げる。
「キレイな桃色…」
くにくにと篠原の繊細な指が如月の乳首を捏ねる。先ほどは前座程度の愛撫で直接目にしていなかった。実際のあまりにも可憐な装いに迫も驚いていた。
「先輩の乳首、なんでそんなにキレイなんですか?俺、乳首に自信なくて。色も黒いし…あんまり、感じないんですよ。シノも学生時代に苛めすぎたせいか、いやがっちゃって」
「や…やめ…!」
他の性感帯と同じく捏ねられる。ツンと尖った先を抓られたり、また柔らかく捏ねられると、如月も徐々に感じ始めたようだ。
三か所を同時に責められ、如月の胸がのけ反る。
「あ…イクッ!」
「先輩、俺も!」
迫に後ろから注ぎ込まれ、自分も篠原の中で弾けてしまう。その篠原も前立腺が強く刺激されたことで達してしまい、短い悲鳴をあげる。
視界が熱い雫で滲んでいく。今まで経験したことの無い快感に、如月はほろりと涙を零した。
――翌朝、ベッドの上で目覚めた如月は頭の痛さと腰のだるさを感じながら、ゆっくりと起き上がった。
「う…いてぇ…。腰もきっつ…」
眉をしかめるが、自分の身がきれいな上に、ちゃんとパジャマを着ていることに気付いた。
「あいつらか…」
セックスも手慣れたものだった。
如月が最後に見たのは、篠原が騎乗位で迫に跨り搾り取っているシーンだった。部下ふたりが喘いでいる姿を見ながら気を失ったのだ。
「だめだ。腰が…」
リバカップルと一晩、ハメてハメられて…妻にいったら、流石に怒られてしまうのではないか。
何とか起き上がり、リビングにいくとすっかり元通りだ。洗った覚えのないカップもしっかりと棚に戻っている。
気持ちを落ち着かせるため、コーヒーを淹れる。今日は土曜日だが、妻にベビーベッドの説明書を読んでおけと言われていたのだ。
だが午前中は何もする気にならず、だらだらと過ごした。昼になり、ストックしてあったカップ焼きを食べている途中で、limeの通知が鳴る。
「ん?嫁かな?」
と開いたところで、迫からだと気づく。
おはようございますと可愛らしいスタンプが送られてきた。そして次いで送られてきたものに、目を剥く。
『昨日はありがとうございました。シノも俺も大好きな先輩とセックス出来て最高でした』
次に送られてきたのは、キスをしているふたりの画像だった。
『シノも俺もさっき起きた所です。先輩がいっぱい愛してくれたから、幸せで、ぐっすり眠ってしまいました』
次はベッドでふたりが横たわっている姿だ。迫が篠原を腕に抱いて、ふたりでこちらを見てる。甘えるようなしぐさのふたりに、思わず昨日の姿が蘇ってくる。
『普段は俺たち、サンドイッチしないです。客たちはネコ同士が絡むのを見るのが好きな人が多くて、どっちに入れようかって迷って、遊ぶんです。だから、先輩は特別です。もし、後悔することがあるば…』
『後悔』という二文字に如月はドキッとする。やっぱり、既婚者であることがネックになってしまったのか…。
『先輩の乳首を、じっくり堪能できなかったことです』
「へっ?」
思わず変な声ができる。
『次は乳首だけで、誰が一番にイクか競争しましょうね。それまで、ふたりで自分の乳首を開発しておきます』
次に送られてきたのは、それぞれの乳首に小さなローターをテープで貼りつけている姿だった。そして次に送られてきた画像には向かい合うふたりの胸にはローターがしっかりと張り付き、大きくグロテスクなディルドが胸と胸の間に挟み込まれている。
「あいつらは…」
そのいやらしさにごくりと如月は息を飲む。これからふたりで休日を楽しむのだろう。
昨日散々吐き出したのに、まだ玉がずくりと重くなった。
期待している自分がいる。また3人で絡み合って、新たな快感を探り出したい…。
「まいったな…」
部下ふたりとのイケナイ遊びにはまってしまいそうだった。
case1:おわり
篠原はにっこりと笑って首を振る。
「先輩どうします?次はシノのを試してみますか?」
「いや…でも、俺、もう立たせる元気が…、って、おい!」
孔に篠原が二本沈み込み、前立腺を押してくる。
「ここ、先輩の前立腺です。ここを弄ればすぐに…」
篠原の言葉通り、すぐに前も反応してくる。
「シノずるい。俺も弄りたい」
「…はう!」
迫の指も入り込んでくる。しかも容赦なく2本…計4本の指で、ナカを捏ねられてしまう。
「やめ…やだぁ…!」
どうにかとめたくて両手を伸ばしてふたりの手首をとるが、弱弱しい抵抗にしかならないようだ。
「先輩、かわいい…」
「だな。この光景だけで、ずりネタになりそう…」
「ふたりで見てるんだから、ふたりでする時のネタにしようよ」
「ん、そだな」
ふたりはまたもや甘いキスをしている。ただし、如月を弄る指はとまらない。それどころか、キスが深くなるのと呼応し、指の中でも指を絡ませようとする。
「んあ!バカ…!」
足をばたつかせても掴まれてしまい、内股や膝に口づけられる。そうして二人がかりで刺激され、ついには再びペニスが熱を持つ。
「じゃあ、次つけますね」
今度は迫がコンドームをつけてくれた。如月はもう抵抗する気も起きず、なされるがままだった。
「失礼します」
コンドームが被さると篠原が跨ってきた。日本人形のような真っ黒な目と髪が影を作り、ぞくりとする。
「う、ああ…すごっ」
迫の中も柔らかくうねうねとしていたが、篠原はペニスに巻き付いてくる感覚だった。
「すごいでしょ、シノのナカ。俺たちと遊んだ客、最初は俺のナカがいいっていうのに、いつの間にかシノの虜になるんですよ」
カクカクと腰が震えてしまう。
「シノ。ちょっと腰、浮かせて」
篠原が腰を浮かせると、如月の腰を迫が持ち上げる。
「先輩、俺も失礼します」
思わず息を詰める。迫のペニスには突起物があるせいで孔が歪にひろがった。
「はは。この真珠、気持ちいいでしょ?若い頃付き合ってた男の趣味で、いれられちゃったんですよ。これで前立腺を擦られると気持ちいいって。シノも大好きなんですよ」
ずりずりと音がなりそうな捏ねられる。如月が息を吐いていると、恍惚とした表情で篠原は感じ入っている。
「すごい…先輩も一緒に、俺達繋がってる…」
「お前、先輩のこと大好きだもんな」
「うん。迫も先輩もすき…」
うっとりとした篠原は如月のシャツの釦を外し、インナーシャツをたくし上げる。
「キレイな桃色…」
くにくにと篠原の繊細な指が如月の乳首を捏ねる。先ほどは前座程度の愛撫で直接目にしていなかった。実際のあまりにも可憐な装いに迫も驚いていた。
「先輩の乳首、なんでそんなにキレイなんですか?俺、乳首に自信なくて。色も黒いし…あんまり、感じないんですよ。シノも学生時代に苛めすぎたせいか、いやがっちゃって」
「や…やめ…!」
他の性感帯と同じく捏ねられる。ツンと尖った先を抓られたり、また柔らかく捏ねられると、如月も徐々に感じ始めたようだ。
三か所を同時に責められ、如月の胸がのけ反る。
「あ…イクッ!」
「先輩、俺も!」
迫に後ろから注ぎ込まれ、自分も篠原の中で弾けてしまう。その篠原も前立腺が強く刺激されたことで達してしまい、短い悲鳴をあげる。
視界が熱い雫で滲んでいく。今まで経験したことの無い快感に、如月はほろりと涙を零した。
――翌朝、ベッドの上で目覚めた如月は頭の痛さと腰のだるさを感じながら、ゆっくりと起き上がった。
「う…いてぇ…。腰もきっつ…」
眉をしかめるが、自分の身がきれいな上に、ちゃんとパジャマを着ていることに気付いた。
「あいつらか…」
セックスも手慣れたものだった。
如月が最後に見たのは、篠原が騎乗位で迫に跨り搾り取っているシーンだった。部下ふたりが喘いでいる姿を見ながら気を失ったのだ。
「だめだ。腰が…」
リバカップルと一晩、ハメてハメられて…妻にいったら、流石に怒られてしまうのではないか。
何とか起き上がり、リビングにいくとすっかり元通りだ。洗った覚えのないカップもしっかりと棚に戻っている。
気持ちを落ち着かせるため、コーヒーを淹れる。今日は土曜日だが、妻にベビーベッドの説明書を読んでおけと言われていたのだ。
だが午前中は何もする気にならず、だらだらと過ごした。昼になり、ストックしてあったカップ焼きを食べている途中で、limeの通知が鳴る。
「ん?嫁かな?」
と開いたところで、迫からだと気づく。
おはようございますと可愛らしいスタンプが送られてきた。そして次いで送られてきたものに、目を剥く。
『昨日はありがとうございました。シノも俺も大好きな先輩とセックス出来て最高でした』
次に送られてきたのは、キスをしているふたりの画像だった。
『シノも俺もさっき起きた所です。先輩がいっぱい愛してくれたから、幸せで、ぐっすり眠ってしまいました』
次はベッドでふたりが横たわっている姿だ。迫が篠原を腕に抱いて、ふたりでこちらを見てる。甘えるようなしぐさのふたりに、思わず昨日の姿が蘇ってくる。
『普段は俺たち、サンドイッチしないです。客たちはネコ同士が絡むのを見るのが好きな人が多くて、どっちに入れようかって迷って、遊ぶんです。だから、先輩は特別です。もし、後悔することがあるば…』
『後悔』という二文字に如月はドキッとする。やっぱり、既婚者であることがネックになってしまったのか…。
『先輩の乳首を、じっくり堪能できなかったことです』
「へっ?」
思わず変な声ができる。
『次は乳首だけで、誰が一番にイクか競争しましょうね。それまで、ふたりで自分の乳首を開発しておきます』
次に送られてきたのは、それぞれの乳首に小さなローターをテープで貼りつけている姿だった。そして次に送られてきた画像には向かい合うふたりの胸にはローターがしっかりと張り付き、大きくグロテスクなディルドが胸と胸の間に挟み込まれている。
「あいつらは…」
そのいやらしさにごくりと如月は息を飲む。これからふたりで休日を楽しむのだろう。
昨日散々吐き出したのに、まだ玉がずくりと重くなった。
期待している自分がいる。また3人で絡み合って、新たな快感を探り出したい…。
「まいったな…」
部下ふたりとのイケナイ遊びにはまってしまいそうだった。
case1:おわり
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