狂い咲き

necropsy

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狂い咲き 98

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「なにか他に欲しいものはありませんか?」



 私は小百合さんにお礼を言いお金を差し出そうとする。小百合さんは彼にお金を預かっていると小百合さんは答えた。



 自立した女性になろう。自由に生きよう。しかし現実は彼に頼りきっている。私には助けてくれるひとがいる。でも兄ににはいなかった。



 私はお弁当が残っていなかったかと尋ねると小百合さんは「しっかりと食べたほうがいい」と言う。



 まさにサービス業は体力勝負。ダイエットを気にして空腹の状態ではとてもできそうにない。事務職の時は朝はコーヒーだけ。空腹を誤魔化すように一口サイズのクッキーを一つ二つ食べるときもあったが今の仕事はそうはいかない。



 体重計など気にしていられない。今の仕事に慣れたら少しは楽に感じるだろうが袋詰めができるようになったらショーケースも袋詰めの担当となる。



 その次は読み上げ。さらにその次はレジ。事務職はトイレ以外はほとんど座ったまま。消費カロリーを考えると小百合さんが言うように、しっかりと食べたほうがいい。



 車内の時計が零時を過ぎようとしている。



 この時間ではファミレスしかない。もちろんそれでいい。小百合さんに近くのファミレスを私は指定した。私の自宅から近いファミレスを車内のナビゲーターで小百合さんは探す。車が走り出した。どこのファミレスがいいか聞かれたが「どこでもいい」では困ると思い。値段が一番安いファミレスを私は指定する。一人でファミレスはと思い小百合さんを私は誘う。



 外見と似合わず小百合さんはとても低姿勢。



 疲れ果てた身体はお腹が空いているようで空いていない。悩んでいると小百合さんが「甘いもの」を勧めてくれた。



 どれにしようかと悩み私は一つ選んだ。小百合さんは私が色々食べられるようにサイドメニューを頼んでくれた。



 小百合さんはとても聞き上手。言葉の返し方も上手い。



 食べ終わると小百合さんが私を自宅まで送ってくれる。小百合さんにお礼を言うと私は洗顔だけをしてすぐに眠ってしまった。目覚めると「どうしようかな」と思いながら入浴をする。
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