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第72話~え?これに乗るんですか?~
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どこぞやの竜人族のおかげであれから師匠とはかなり言い合いになった…
いきなり夫とか言うから師匠はまたキレ出すし、しかもその理由が
「まだ未婚の私に対する当てつけか…?」
とか言ってくるし言いがかりもいいところだ!
師匠は確かに美人だがその性格や行動が災いして、お眼鏡にかなう相手がいなかった
師匠曰く「自分より弱い男と一緒になどなれるか!」と言ってたが、
よく考えてほしい、素手で魔物を殴り倒す女性に見合う男が一体どれだけいるだろうか?
そもそも一応師匠はSランク冒険者というていでこの世界にいるのだそれに見合う人間は同じSランク冒険者かそれこそ神様レベルじゃないと無理だろうと思ったけどそんな言葉は絶対に口に出してはいけない。
言ったら最後今度こそ俺は殺られる!
幸いにもそこからは師匠の逆鱗にも触れず問題なかったがそこからの展開が早かった。
結果的に師匠も俺達と共にカルムの街へ行く事になった。
行ってとりあえず冒険者ギルドに出向き抗議をするらしい。
ヘイルダンさんが取り敢えず無事生き残れる事を祈ろう。
後俺はヒンガーブのエレイン様の事も師匠に話した。
国の王様には会えないけどエレイン様は王族の1人直接文句は言えないけどエレイン様経由で伝わるかもしれないし、
何より整体の依頼も来ているしもしかしたら師匠もエレイン様なら大丈夫かと思い話したが、
話のわかる人間がいるのなら会うという事で俺と一緒に行く事になった。
色々バタついてしまったがまだ昼過ぎだしこのまま師匠と一緒にカルムに行く事になったがいくつか問題があった。
この家だ。
このまま放置するとまた盗賊や魔物が来て荒らされそうだし
かといってアイテムボックスには入れられるっぽいが置く場所がなければそのままアイテムボックスの肥やしになってしまうがまぁ師匠だから大丈夫か。
そして一番の問題は外にいる魔物オピオスだ…
かなり強い魔物で師匠に殴られてから大人しく従っているとの事だが師匠がいなくなった後放置して大丈夫なのだろうか?
そんな俺の不安を尻目に師匠はさっさと家をアイテムボックスにしまうとオピオスが突然巨大化し始めた!
師匠曰くこれに乗って街の近くまで行くみたいだ
いきなり何が起きたのかと思ったら、なんとこのオピオスという魔物は自分の身体を自由自在に大きさを変えられるというではないか!
今がの状態が一番大きくて小動物位までなれるみたいだ。
戦闘力は前後するみたいだがこれで問題なく街に入れるとの事だが果たしてそれは大丈夫なのか?
わかる人にはわかるような気がして恐いんだが…
「し、師匠?本当に大丈夫なんですか?これは?」
「大丈夫に決まっているだろ?何を恐れる必要がある?」
「い、嫌なんかその振り落とされたらどうしようみたいな…」
「何心配してんねん?お前はいつまでたっても怖がりやな」
「んなっ!そんなこと言ったって怖いものは怖いだろ!お前と一緒にすんなよ!」
「何だお前は?この程度の事で恐れているのか?情けない」
いや情けない以前に苦手なんだからしょうがないでしょうよ
何自分達は普通のように言っているのさ…
そう思っても師匠を止めることは不可能だから
俺はされるがままオピオスに乗せられ振り落とされそうなスピードでカルムの街へ向かった。
乗って1時間位だろうか
俺達は今カルムの街の前にいる。
もう着いたというか、やっと着いたと言うべきか…
乗り心地としてはモフモフした毛があるから不快感はないけど、とにかく早かった!
少しでも気を抜いたらスピードに耐えきれず飛ばされそうな感じで
ネフリティスさんに乗った時と同じくらいか、いやそれ以上の怖さがあった気がする
いや、何よりも驚愕だったのは他の仲間達だ
リノンは俺と同じで必死にしがみついていたが意外と平気そうだった慣れたのかな?
問題は他の奴らだ…
つばさはいつもながら楽しんでいて、
ネフリティスさんはなぜか悠然と座っていたんだが、もしかしたら風の魔法を使って負担を減らしていたのかな?
いや、むしろあの人は何でこうゆう時助けてくれないの?無碍にしてしまってるからか?
後イメラとミナスだけどこの2人ちゃっかりネフリティスさんの後ろにいて防いでいやがった!
おぉい!お前達もか!?
助けるという概念はないのか?
俺は今ショックを受けているよ…
いや何よりも師匠だ…
何でこの人はあのスピードで仁王立ちで腕組みしながら立っていられるんだ?
可笑しいでしょ、もはや人間じゃないよあの人は…
結局俺だけが被害を被った形になった訳だが、師匠を含め皆どんどん街の方に向かってるから休む事もできない…
あ、俺達を乗せてくれたオピオスは街に入る前に小さくなり今は少し大きい猫位のサイズだ。
こうやってみると普通のかわいい黒猫って感じだが実物を見た後だと素直にかわいいと思えないな。
まぁとりあえず師匠やオピオスも含め無事に街に入る事が出来てまずは家の様子を見ようと思ったが、師匠が冒険者ギルドに行くと言うので案内したのだが…それがいけなかった…
まさかギルドが倒壊する事になるなんて…
いきなり夫とか言うから師匠はまたキレ出すし、しかもその理由が
「まだ未婚の私に対する当てつけか…?」
とか言ってくるし言いがかりもいいところだ!
師匠は確かに美人だがその性格や行動が災いして、お眼鏡にかなう相手がいなかった
師匠曰く「自分より弱い男と一緒になどなれるか!」と言ってたが、
よく考えてほしい、素手で魔物を殴り倒す女性に見合う男が一体どれだけいるだろうか?
そもそも一応師匠はSランク冒険者というていでこの世界にいるのだそれに見合う人間は同じSランク冒険者かそれこそ神様レベルじゃないと無理だろうと思ったけどそんな言葉は絶対に口に出してはいけない。
言ったら最後今度こそ俺は殺られる!
幸いにもそこからは師匠の逆鱗にも触れず問題なかったがそこからの展開が早かった。
結果的に師匠も俺達と共にカルムの街へ行く事になった。
行ってとりあえず冒険者ギルドに出向き抗議をするらしい。
ヘイルダンさんが取り敢えず無事生き残れる事を祈ろう。
後俺はヒンガーブのエレイン様の事も師匠に話した。
国の王様には会えないけどエレイン様は王族の1人直接文句は言えないけどエレイン様経由で伝わるかもしれないし、
何より整体の依頼も来ているしもしかしたら師匠もエレイン様なら大丈夫かと思い話したが、
話のわかる人間がいるのなら会うという事で俺と一緒に行く事になった。
色々バタついてしまったがまだ昼過ぎだしこのまま師匠と一緒にカルムに行く事になったがいくつか問題があった。
この家だ。
このまま放置するとまた盗賊や魔物が来て荒らされそうだし
かといってアイテムボックスには入れられるっぽいが置く場所がなければそのままアイテムボックスの肥やしになってしまうがまぁ師匠だから大丈夫か。
そして一番の問題は外にいる魔物オピオスだ…
かなり強い魔物で師匠に殴られてから大人しく従っているとの事だが師匠がいなくなった後放置して大丈夫なのだろうか?
そんな俺の不安を尻目に師匠はさっさと家をアイテムボックスにしまうとオピオスが突然巨大化し始めた!
師匠曰くこれに乗って街の近くまで行くみたいだ
いきなり何が起きたのかと思ったら、なんとこのオピオスという魔物は自分の身体を自由自在に大きさを変えられるというではないか!
今がの状態が一番大きくて小動物位までなれるみたいだ。
戦闘力は前後するみたいだがこれで問題なく街に入れるとの事だが果たしてそれは大丈夫なのか?
わかる人にはわかるような気がして恐いんだが…
「し、師匠?本当に大丈夫なんですか?これは?」
「大丈夫に決まっているだろ?何を恐れる必要がある?」
「い、嫌なんかその振り落とされたらどうしようみたいな…」
「何心配してんねん?お前はいつまでたっても怖がりやな」
「んなっ!そんなこと言ったって怖いものは怖いだろ!お前と一緒にすんなよ!」
「何だお前は?この程度の事で恐れているのか?情けない」
いや情けない以前に苦手なんだからしょうがないでしょうよ
何自分達は普通のように言っているのさ…
そう思っても師匠を止めることは不可能だから
俺はされるがままオピオスに乗せられ振り落とされそうなスピードでカルムの街へ向かった。
乗って1時間位だろうか
俺達は今カルムの街の前にいる。
もう着いたというか、やっと着いたと言うべきか…
乗り心地としてはモフモフした毛があるから不快感はないけど、とにかく早かった!
少しでも気を抜いたらスピードに耐えきれず飛ばされそうな感じで
ネフリティスさんに乗った時と同じくらいか、いやそれ以上の怖さがあった気がする
いや、何よりも驚愕だったのは他の仲間達だ
リノンは俺と同じで必死にしがみついていたが意外と平気そうだった慣れたのかな?
問題は他の奴らだ…
つばさはいつもながら楽しんでいて、
ネフリティスさんはなぜか悠然と座っていたんだが、もしかしたら風の魔法を使って負担を減らしていたのかな?
いや、むしろあの人は何でこうゆう時助けてくれないの?無碍にしてしまってるからか?
後イメラとミナスだけどこの2人ちゃっかりネフリティスさんの後ろにいて防いでいやがった!
おぉい!お前達もか!?
助けるという概念はないのか?
俺は今ショックを受けているよ…
いや何よりも師匠だ…
何でこの人はあのスピードで仁王立ちで腕組みしながら立っていられるんだ?
可笑しいでしょ、もはや人間じゃないよあの人は…
結局俺だけが被害を被った形になった訳だが、師匠を含め皆どんどん街の方に向かってるから休む事もできない…
あ、俺達を乗せてくれたオピオスは街に入る前に小さくなり今は少し大きい猫位のサイズだ。
こうやってみると普通のかわいい黒猫って感じだが実物を見た後だと素直にかわいいと思えないな。
まぁとりあえず師匠やオピオスも含め無事に街に入る事が出来てまずは家の様子を見ようと思ったが、師匠が冒険者ギルドに行くと言うので案内したのだが…それがいけなかった…
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