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第80話~え?思念?~
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竜人族の里に着いた俺達そこには事前に連絡があったのか分からんが、たくさんの竜人族の方達が既にいた。
俺達が降りるとネフリティスさんはすぐに人型に戻った。
だが未だに俺のロープがほどけていないんだがいい加減何とかしてほしいのだが、すぐにイメラとミナスがほどいてくれた。
正直この2人だけが俺にとっての味方だと思っている。
そう思っていると里長であるパーラさんが俺達の前に出てきた。
最後に会った時は杖をついていたのだが、今は杖なしでも歩いている。
「アオイ殿お久しぶりです」
「パーラさん!お久しぶりです!もう杖なしで歩けるんですか?」
「はい、まだ本調子ではありませんがおかげ様で大分身体が楽になってきました。これも全てアオイ殿のおかげです」
「そんな、僕は何も…たまたま知っていただけで…僕よりも薬師さん達の頑張りですよ」
「相変わらず謙虚ですねアオイ殿は、それに遂に娘と結婚を決意してくれたのですから」
「…ん?結婚ですか?」
何か変なワードが出たぞ
「おや?娘から思念が伝わって、遂に結婚すると聞いておりましたが?なので里の者総出で迎えに来たのですよ」
いや…いやいやいや!
何を言ってるんですか?俺はお互いを知りたいと言ったがすぐ結婚するとは一言も言ってませんよ?!
俺はゆっくりネフリティスさんに顔を向けたが彼女はただニコニコ笑顔でいた。
まさかというか、予想通りというか完全に外堀から埋めてきやがった!
おかしいと思ったんだ何故ここに連れてくるのかと、
しかもパーラさん、今思念ってさらっととんでもない事言わなかった?
竜人族にそんな能力があるのかよ…
ハッ!だから到着する時にこんなに人が集まっていたのか!
今点と点が繋がったわ!
俺が1人で考え1人ツッコミしている間に俺達は大広間に連れてかれていた。
俺とネフリティスさんは上座に座らされつばさ達は近くに座らされさらにパーラさんをはじめとした、竜人族の人達が座っていた。
この大広間一部の壁が扉みたいになっており大きな庭が広がり大広間に入りきれなかった竜人族の人達がいた。
ほぼ里の人々が集まっているようだ。
そしてそこから祝宴と言う名のドンチャン騒ぎが始まった。
皆お祝いといいながら、酒を飲みまくり、飯を食いまくっていた
皆俺達の事はそっちのけでどんどん盛り上がり、つばさはまた飲み比べ対決しリノンはイメラ達と一緒に料理を舌鼓していて、俺とネフリティスさんは完全にお飾りになっていた。
俺はゆっくりネフリティスの方を見たがその顔は心から笑っているようだった。
すると俺が見ているのに気づいたのか彼女はニコッと笑い俺に話しかけてきた。
「アオイ殿…今回は妾が勝手な事をしてしまい申し訳ない…」
「いや、確かにびっくりしましたけど…何かいつもの事かと、慣れてきましたよ」
苦笑いしながら答える俺に対して
「フフフッ確かにそうであるな。妾もアオイ殿といると全く退屈せぬ。いつの間にか楽しんでおったのかもしれぬ。やはりアオイ殿に出会えてほんとに良かった。これからもアオイ殿の傍にいてこうして笑っていたいのぅ」
そう言って笑った彼女の顔は今まで見てきた中で素敵な惹かれる笑顔だった。
俺はドキッとしてしまった事を隠すように酒をぐいっと飲み気持ちを落ち着かせようとした。
だが、すぐに彼女の顔を見てしまう。
屈託のない笑顔の彼女を見て俺は、彼女に恋をしている事に気づく。
そしてこの気持ちを伝えようと思った矢先、
突然の訪問者がやって来てこの場が荒れることになる。
俺達が降りるとネフリティスさんはすぐに人型に戻った。
だが未だに俺のロープがほどけていないんだがいい加減何とかしてほしいのだが、すぐにイメラとミナスがほどいてくれた。
正直この2人だけが俺にとっての味方だと思っている。
そう思っていると里長であるパーラさんが俺達の前に出てきた。
最後に会った時は杖をついていたのだが、今は杖なしでも歩いている。
「アオイ殿お久しぶりです」
「パーラさん!お久しぶりです!もう杖なしで歩けるんですか?」
「はい、まだ本調子ではありませんがおかげ様で大分身体が楽になってきました。これも全てアオイ殿のおかげです」
「そんな、僕は何も…たまたま知っていただけで…僕よりも薬師さん達の頑張りですよ」
「相変わらず謙虚ですねアオイ殿は、それに遂に娘と結婚を決意してくれたのですから」
「…ん?結婚ですか?」
何か変なワードが出たぞ
「おや?娘から思念が伝わって、遂に結婚すると聞いておりましたが?なので里の者総出で迎えに来たのですよ」
いや…いやいやいや!
何を言ってるんですか?俺はお互いを知りたいと言ったがすぐ結婚するとは一言も言ってませんよ?!
俺はゆっくりネフリティスさんに顔を向けたが彼女はただニコニコ笑顔でいた。
まさかというか、予想通りというか完全に外堀から埋めてきやがった!
おかしいと思ったんだ何故ここに連れてくるのかと、
しかもパーラさん、今思念ってさらっととんでもない事言わなかった?
竜人族にそんな能力があるのかよ…
ハッ!だから到着する時にこんなに人が集まっていたのか!
今点と点が繋がったわ!
俺が1人で考え1人ツッコミしている間に俺達は大広間に連れてかれていた。
俺とネフリティスさんは上座に座らされつばさ達は近くに座らされさらにパーラさんをはじめとした、竜人族の人達が座っていた。
この大広間一部の壁が扉みたいになっており大きな庭が広がり大広間に入りきれなかった竜人族の人達がいた。
ほぼ里の人々が集まっているようだ。
そしてそこから祝宴と言う名のドンチャン騒ぎが始まった。
皆お祝いといいながら、酒を飲みまくり、飯を食いまくっていた
皆俺達の事はそっちのけでどんどん盛り上がり、つばさはまた飲み比べ対決しリノンはイメラ達と一緒に料理を舌鼓していて、俺とネフリティスさんは完全にお飾りになっていた。
俺はゆっくりネフリティスの方を見たがその顔は心から笑っているようだった。
すると俺が見ているのに気づいたのか彼女はニコッと笑い俺に話しかけてきた。
「アオイ殿…今回は妾が勝手な事をしてしまい申し訳ない…」
「いや、確かにびっくりしましたけど…何かいつもの事かと、慣れてきましたよ」
苦笑いしながら答える俺に対して
「フフフッ確かにそうであるな。妾もアオイ殿といると全く退屈せぬ。いつの間にか楽しんでおったのかもしれぬ。やはりアオイ殿に出会えてほんとに良かった。これからもアオイ殿の傍にいてこうして笑っていたいのぅ」
そう言って笑った彼女の顔は今まで見てきた中で素敵な惹かれる笑顔だった。
俺はドキッとしてしまった事を隠すように酒をぐいっと飲み気持ちを落ち着かせようとした。
だが、すぐに彼女の顔を見てしまう。
屈託のない笑顔の彼女を見て俺は、彼女に恋をしている事に気づく。
そしてこの気持ちを伝えようと思った矢先、
突然の訪問者がやって来てこの場が荒れることになる。
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