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三話
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バースデー「今回のミッションは地上の偵察、人型機械兵器との戦闘訓練だ。無理するなよ。」
無線からバースデーの少しノイズの混じった声が3つ聞こえる。
先日の会議の時寝ていた男、エイプリルはつぎはぎだらけのボロボロで大きなダボダボの服を着ていた。
前は暗かったからわからなかったが、門から差し込む光で不健康そうな白い肌、目は青と赤のオッドアイ、紫の唇、緑の後ろに流したツンツンヘアだという事がわかった。
「これから外へ出るのか~!たっのしみだなぁ!なぁ?サンディ?」
サンディと呼ばれた男は冷静に
サンディ「はしゃぎすぎるなよ。」
とはしゃぐ馬鹿を注意した。
サンディと呼ばれた男は先日エイプリルを起こそうと突いた人だ。
赤を基調としたアーマードスーツに少しだけ緑のパーツが含まれている。
今日は顔もアーマーに隠していた。
背中には白いジェットパックを装備している。
ここまではなかなかゴツい装備なのに足元だけは可愛らしいトナカイのスリッパと言うよくわからない格好だ。
名前を「サンディ・クロウズ」と言う。
「エッグシステム正常っ!準備オッケー!」
機械を通した元気な声が2人の後ろから聞こえる。
声の主は、脚が二つ付いた白い丸っこい機械に乗っていた。コックピットが本体で、その側面には丸く切れ目が入っていた。乗っている本人は小さな12歳くらいの女の子、黄色いツインテールの毛先をクルクルと巻いている。
「パンジ・イースターいつでも出撃可能ですっ!」
彼女の名前はパンジ・イースターと言う。
再び無線でバースデーの声が3人をまとめるように響く。
バースデー「相手の機械兵器との初コンタクトだ。どれほどの強さかがわからない。こちらもそれぞれについている小型カメラから常に監視して、出来る限りのサポートをする。だか、侮るなよ。全力で戦え、以上だ。」
エイプリル「ういうい、リーダーさんよ」
サンディ「わかりました。」
イースター「りょーーーっかい☆」
無線の声が一段と大きな声で言った。
「それでは、地表奪還計画を開始する!」
その声を合図に壊れた門がかたどる四角い光に3人は吸い込まれるように飛び出して行った。
今日は淘汰されてしまった全人類の復讐が始まった記念日だ。
無線からバースデーの少しノイズの混じった声が3つ聞こえる。
先日の会議の時寝ていた男、エイプリルはつぎはぎだらけのボロボロで大きなダボダボの服を着ていた。
前は暗かったからわからなかったが、門から差し込む光で不健康そうな白い肌、目は青と赤のオッドアイ、紫の唇、緑の後ろに流したツンツンヘアだという事がわかった。
「これから外へ出るのか~!たっのしみだなぁ!なぁ?サンディ?」
サンディと呼ばれた男は冷静に
サンディ「はしゃぎすぎるなよ。」
とはしゃぐ馬鹿を注意した。
サンディと呼ばれた男は先日エイプリルを起こそうと突いた人だ。
赤を基調としたアーマードスーツに少しだけ緑のパーツが含まれている。
今日は顔もアーマーに隠していた。
背中には白いジェットパックを装備している。
ここまではなかなかゴツい装備なのに足元だけは可愛らしいトナカイのスリッパと言うよくわからない格好だ。
名前を「サンディ・クロウズ」と言う。
「エッグシステム正常っ!準備オッケー!」
機械を通した元気な声が2人の後ろから聞こえる。
声の主は、脚が二つ付いた白い丸っこい機械に乗っていた。コックピットが本体で、その側面には丸く切れ目が入っていた。乗っている本人は小さな12歳くらいの女の子、黄色いツインテールの毛先をクルクルと巻いている。
「パンジ・イースターいつでも出撃可能ですっ!」
彼女の名前はパンジ・イースターと言う。
再び無線でバースデーの声が3人をまとめるように響く。
バースデー「相手の機械兵器との初コンタクトだ。どれほどの強さかがわからない。こちらもそれぞれについている小型カメラから常に監視して、出来る限りのサポートをする。だか、侮るなよ。全力で戦え、以上だ。」
エイプリル「ういうい、リーダーさんよ」
サンディ「わかりました。」
イースター「りょーーーっかい☆」
無線の声が一段と大きな声で言った。
「それでは、地表奪還計画を開始する!」
その声を合図に壊れた門がかたどる四角い光に3人は吸い込まれるように飛び出して行った。
今日は淘汰されてしまった全人類の復讐が始まった記念日だ。
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