天界アイドル~ギリシャ神話の美少年達が天界でアイドルになったら~

B-pro@神話創作してます

文字の大きさ
1 / 295

プロローグ

しおりを挟む
約1万3千年前ーー

古代に実存していた古代アトランティス大陸は、大陸ごと水没し、文明も存在も消滅した。


古代アトランティス大陸が存在し、現代より高い科学文明により繁栄していた「アトランティス時代」において。


地球外の惑星から地球に飛来した人間型の地球外生命体(ET存在)は人類に宇宙の叡智を授け、人類と暮らしながら人類の進化発展を助け、尽力していた。

その人間型のET存在は、自らをこう名乗ったという。

「僕たちは『神』というんだよ」とーーー




アトランティス消滅から約1万3千年後
地球時間 西暦20XX年ーー



「天界」とも呼ばれる宇宙銀河。
この天界には様々な惑星があり、神、天使、精霊、魔族などの様々な地球外生命体が生きている。

その惑星の一つである、シリウスへと舞台は移る。





「なぁ~ この世界って何なんだ?」


「この世界? それはどういう意味?」
「いやさ、俺は気が付いたら、このシリウスにいたんだよね。それで、いろいろあって、今はこの世界で生きているわけだけど……. でも、やっぱり変だろ? だって、俺が元々いた地球では考えられない事が起きたわけだしね」

「あぁ~そういう事! まぁ確かに、普通に考えればおかしいよねぇ」

「そうなんだよ!まず最初に驚いたのが、死んでなかったことだよ。これに関してはマジで助かったけど、目を覚ましたら見覚えがない場所にいて、変なカプセルの中に入ってて。まぁ、そうじゃなかったら俺は今頃何も分からないまま、路頭に迷っていたかもしれないけどね」

「クスッ、そうだね。僕も君と同じで最初驚いたよ。まさか生きてたと思わなかったし、その上地球じゃない星で目を覚ますなんてね…」



そう言って、少年の姿をした彼は、苦笑いを浮かべる。
そしてもう一人の少年は彼に言った。
少年が何故こうして彼と一緒にいるのか……


それは彼らが同じ境遇、そして



少年の名は、ヒュアキントス。
そして目の前にいるもう一人の少年の名は、アドニス。


彼らは2人とも地球人ではない。
地球以外の惑星で生まれたET存在であり、地球の言葉で言えば『宇宙人』ということになる。


しかし、彼らの姿形はさほど地球人と変わらない。
見た目は普通の地球人と何ら変わりはないのだ。

ただ違うところがあるとすれば、彼らは二人とも地球人ではお目にかかれないほど見目麗しい美少年だということだ。


髪の色は、片方は白に近い金色。もう片方は明るい茶色の髪をしている。

そして、肌の色もまた、地球人とは違い透き通るような白い色をしている。
そんな彼ら二人がどうして地球外の惑星シリウスで出会ったかと言うと・・・


時は少し前の時間へと遡る。

第1話に続く・・・
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...