6 / 295
第一章 出会い
第1話‐3 2人の植物神
しおりを挟む
「あれ?ここでいいんだよな?」
外見年齢は他の3人と近い16、17歳くらいの、そして同じくらい美しい少年が部屋に入ってきた。
身長は180cm位で、背が高く大人びた雰囲気を持っていた。
一見少年らしい細身だが、しっかりした骨格と筋肉を持ち、服の上からも男性美と色気を醸し出している。
顔立ちは精悍で整っており、どことなく野性味を帯びた美しさがある。
女性であれば誰でも好きになってしまいそうな、匂い立つようなセクシーさを持つ美少年だった。
「ア、ア、アドニスーーー!!!!!!」
ヒュアキントスは感極まったように、目の前の少年、アドニスに駆け寄り抱きついた。
「ああ~、アドニス、会いたかったよ~!!」
そう言って嬉しそうに抱きつき頬ずりをする。
そんなヒュアキントスの様子に戸惑いながらも、優しい笑みを浮かべて頭を撫でているアドニスの姿があった。
その様子を見ていた残りの二人は呆然としていたが、すぐに我を取り戻し、二人に質問を投げかけた。
先に口を開いたのはガニュメデスの方だった。
少し訝しげに尋ねる。
その表情には若干の警戒が見て取れた。
なぜなら初対面であるはずの二人が、さも親しい友人のように親しげに会話していたからだ。
それもごく自然に。
明らかにおかしい状況であることは明らかだ。
「ねえ、二人は知り合いなの?」
再会を喜んでいた二人は、我に返ったような顔をした。
「あ、ごめん。驚いたよね。うん、僕たちは旧知の仲なんだよ」
「そうそう。ごめんねー?驚かせて。ていうか、君ら二人ともすごい美形だねー。これってなんの集まりなんだろな?」
「やあ、諸君。全員集まったようだね」
「!!??」
唐突に部屋の中を響く大人の男の声に少年たちは驚きと警戒を露わにした。
なぜなら、自分達以外は誰もいないのに、声が聞こえたからだった。
「おや、驚かせてしまったね。姿は見えないのに声がすれば驚くのも無理はないな。訳あって私は今は姿を見せることができない。目の前のスクリーンを見てくれないかな?」
声の主がそう言うと、少年たちの目の前に巨大な投影型スクリーンが映し出された。
そこには机に座り、肘をついて手を組んでいる紳士的な容貌の男の姿が映っていた。
だが、顔は隠されている。
低く堂々とした声で、その男は少年たちに語りだした。
「私のことは『マスター』と呼んでくれればいい。済まないが今は正体を明かすことはできない。君たちに集まってもらったのは、君たちにあるプロジェクトを遂行してもらいたいからだ」
「プロジェクト…?」
顔を隠す男の正体については言及せず、男はそのまま話を続けた。
そして男はいきなり本題に入ったのだった。
男の話を聞いて、少年達は動揺を隠しきれない様子だったが、同時に興味深そうに話を聞いていた。
男が告げた言葉は衝撃的であった。
それはまるで信じられない事であり、到底理解し難いことだったからである。
「そのプロジェクトとは…この天界に、アイドルを誕生させることだ!!」
外見年齢は他の3人と近い16、17歳くらいの、そして同じくらい美しい少年が部屋に入ってきた。
身長は180cm位で、背が高く大人びた雰囲気を持っていた。
一見少年らしい細身だが、しっかりした骨格と筋肉を持ち、服の上からも男性美と色気を醸し出している。
顔立ちは精悍で整っており、どことなく野性味を帯びた美しさがある。
女性であれば誰でも好きになってしまいそうな、匂い立つようなセクシーさを持つ美少年だった。
「ア、ア、アドニスーーー!!!!!!」
ヒュアキントスは感極まったように、目の前の少年、アドニスに駆け寄り抱きついた。
「ああ~、アドニス、会いたかったよ~!!」
そう言って嬉しそうに抱きつき頬ずりをする。
そんなヒュアキントスの様子に戸惑いながらも、優しい笑みを浮かべて頭を撫でているアドニスの姿があった。
その様子を見ていた残りの二人は呆然としていたが、すぐに我を取り戻し、二人に質問を投げかけた。
先に口を開いたのはガニュメデスの方だった。
少し訝しげに尋ねる。
その表情には若干の警戒が見て取れた。
なぜなら初対面であるはずの二人が、さも親しい友人のように親しげに会話していたからだ。
それもごく自然に。
明らかにおかしい状況であることは明らかだ。
「ねえ、二人は知り合いなの?」
再会を喜んでいた二人は、我に返ったような顔をした。
「あ、ごめん。驚いたよね。うん、僕たちは旧知の仲なんだよ」
「そうそう。ごめんねー?驚かせて。ていうか、君ら二人ともすごい美形だねー。これってなんの集まりなんだろな?」
「やあ、諸君。全員集まったようだね」
「!!??」
唐突に部屋の中を響く大人の男の声に少年たちは驚きと警戒を露わにした。
なぜなら、自分達以外は誰もいないのに、声が聞こえたからだった。
「おや、驚かせてしまったね。姿は見えないのに声がすれば驚くのも無理はないな。訳あって私は今は姿を見せることができない。目の前のスクリーンを見てくれないかな?」
声の主がそう言うと、少年たちの目の前に巨大な投影型スクリーンが映し出された。
そこには机に座り、肘をついて手を組んでいる紳士的な容貌の男の姿が映っていた。
だが、顔は隠されている。
低く堂々とした声で、その男は少年たちに語りだした。
「私のことは『マスター』と呼んでくれればいい。済まないが今は正体を明かすことはできない。君たちに集まってもらったのは、君たちにあるプロジェクトを遂行してもらいたいからだ」
「プロジェクト…?」
顔を隠す男の正体については言及せず、男はそのまま話を続けた。
そして男はいきなり本題に入ったのだった。
男の話を聞いて、少年達は動揺を隠しきれない様子だったが、同時に興味深そうに話を聞いていた。
男が告げた言葉は衝撃的であった。
それはまるで信じられない事であり、到底理解し難いことだったからである。
「そのプロジェクトとは…この天界に、アイドルを誕生させることだ!!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

