天界アイドル～ギリシャ神話の美少年達が天界でアイドルになったら～

第二章 デビュー前

★閑話 美少年達のギリシャ神話の原作はどんな話か アドニス編

★このページは本編とは関係ないおまけです。

この小説はギリシャ神話中心の神話モチーフの作品です。
そしてこの小説は4人の美少年が中心キャラですが、この4人の美少年はギリシャ神話に登場する人物です。

なので、中心キャラ4人の美少年達は、原作のギリシャ神話ではどんな話なのか、おまけとして簡単にあらすじを書いてみます。

ご興味ない方は読み飛ばしてくださいm(__)m

ですが美少年達の話はギリシャ神話では有名な方なので、知っておいて損はないと思います♪


今回はアドニス編です☆

アドニスは主にアネモネの花の由来になっている話に登場します。


《あらすじ》

王女ミュラは女神アフロディーテの悪口を言ってしまい、アフロディーテの怒りを買ったことでエロスの矢で復讐され、実の父親に恋をする呪いを受けてしまいます。
想いが抑えられないミュラは姿を隠して父親と肉体関係を持ちますが、ある日バレてしまい、罪の意識から木に姿を変えてしまいました。


ですがミュラは父親の子を妊娠していて、木からアドニスが生まれました。アドニスは匂い立つほど美しい赤ん坊だったので、アフロディーテはすっかり夢中になってしまいました。


他の神に見つからぬよう、箱に入れて冥界にいる女神ペルセポネに預けますが、ペルセポネは箱の中身を見てしまい、同じくアドニスに熱中したため、アフロディーテとペルセポネはアドニスを取り合うことに。


裁判の結果、1年の1/３をアフロディーテ、ペルセポネがそれぞれアドニスと過ごすことが決まり、残り1/3はアドニスの希望でアフロディーテと過ごすことになりました。


アドニスは成長して美少年になり、アフロディーテと暮らしていましたが、狩猟に熱中するようになりました。
アフロディーテそっちのけで狩猟を楽しむほど…。


そんなある日、嫉妬したペルセポネにけしかけられた、アフロディーテの愛人であるアレスは、猪に変身して、狩猟しているアドニスを殺してしまいました。


アフロディーテは嘆き悲しみ、アドニスは亡くなった後アネモネの花になったそうです。


ちなみに、アドニスは死んだ後再生したともいわれてますが、これは花として再生したという説もあり、はっきりわかりません。