70 / 295
第八章 TV出演編
第22話-3 アルテミスのプロデュース
しおりを挟む
それはスポンサーを納得させる推薦状が必要なこと、それも番組の主な視聴層である女性向け商品の広告塔になっているような有名人の推薦が必要とのことだったのだ・・・。
(女性向け商品…)
アドニスはそのことで心当たりがあった。
(みんなのためだもんな…。本当はこういう手は使いたくないが…)
アドニスは覚悟を決めた様子でこう思っていた。
そして彼はその夜、ある神に電話をかけるのだった・・・。
***
数日後、再び呼び出された美少年達が会議室に入るとそこには1人の女性がいた。彼女はこう言ったのだ。
「あなた方に、推薦状を差し上げます」
彼女の名はカリストといい、女性に人気のカリスマモデルだそうだ。
彼女が着ている服やメイク用品などのブランド品はかなり売れているらしく、この女性が着用しているというだけで売り上げが上がるほどだとか・・・! そんな大物タレントからの推薦とあって、さすがのメンバー達は驚いた様子であった。
アルテミスもこれには驚いていたようだった。
美少年達は驚きのあまり言葉を失っていたのだが、その中でアドニスだけは違った反応をしていた。
「ねえ、あなたはどうして推薦してくれたの?」
アルテミスはそう尋ねた。
すると、カリストは少し考える素振りをして言った。
「私のスポンサー企業の代表であるアフロディーテ様からの依頼です。あなたならきっと、彼らの力になれるだろうと・・・」
(アフロディーテ様…?アドニスのスポンサーになってくれてたよね…)
ガニュメデスはそう考えていた。
「そうだったの!ありがとう、あなたのおかげよ!」
そう言ってアルテミスは満面の笑みを浮かべて握手を求めた。すると……。
カリストは顔を赤らめて嬉しそうに微笑んだ……。
こうして、アルテミスの助けもあり美少年達は音楽番組への出演が決まったのだった。
彼らにとって、初めてのTV出演である。
***
ーーーその夜。
アドニスはある神に呼び出され、会っていた。
その神とは・・・美の女神アフロディーテだった。
そしてアドニスは暗がりの中、アフロディーテに唇を奪われていた・・・
第23話に続く・・・
(女性向け商品…)
アドニスはそのことで心当たりがあった。
(みんなのためだもんな…。本当はこういう手は使いたくないが…)
アドニスは覚悟を決めた様子でこう思っていた。
そして彼はその夜、ある神に電話をかけるのだった・・・。
***
数日後、再び呼び出された美少年達が会議室に入るとそこには1人の女性がいた。彼女はこう言ったのだ。
「あなた方に、推薦状を差し上げます」
彼女の名はカリストといい、女性に人気のカリスマモデルだそうだ。
彼女が着ている服やメイク用品などのブランド品はかなり売れているらしく、この女性が着用しているというだけで売り上げが上がるほどだとか・・・! そんな大物タレントからの推薦とあって、さすがのメンバー達は驚いた様子であった。
アルテミスもこれには驚いていたようだった。
美少年達は驚きのあまり言葉を失っていたのだが、その中でアドニスだけは違った反応をしていた。
「ねえ、あなたはどうして推薦してくれたの?」
アルテミスはそう尋ねた。
すると、カリストは少し考える素振りをして言った。
「私のスポンサー企業の代表であるアフロディーテ様からの依頼です。あなたならきっと、彼らの力になれるだろうと・・・」
(アフロディーテ様…?アドニスのスポンサーになってくれてたよね…)
ガニュメデスはそう考えていた。
「そうだったの!ありがとう、あなたのおかげよ!」
そう言ってアルテミスは満面の笑みを浮かべて握手を求めた。すると……。
カリストは顔を赤らめて嬉しそうに微笑んだ……。
こうして、アルテミスの助けもあり美少年達は音楽番組への出演が決まったのだった。
彼らにとって、初めてのTV出演である。
***
ーーーその夜。
アドニスはある神に呼び出され、会っていた。
その神とは・・・美の女神アフロディーテだった。
そしてアドニスは暗がりの中、アフロディーテに唇を奪われていた・・・
第23話に続く・・・
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

