あの世で働き幾星霜~自由な次元の魔女~

蒼華 スー

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生徒会

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    ……よし。【威圧】を強めるか。いや、【殺気】の方がいいか?


    という訳で、私はレジィーナ達に【殺気】を向けた。動けなくなる程の。


    ……因みに、ニッコリ顔だから余計に怖く感じるだろうね。


    やはり、レジィーナ達は青ざめ動きを止めた。……ん?少し震えているみたいだな。
    ……やりすぎた?まぁ、いいか。てか、ヴァンパイアがこの位の【殺気】で怯んでどうするんだよ!こんなん中位邪物でもできるぞ!?


    「ハイハイ、そこまでです。」


    レジィーナ達の後ろから生徒会メンバーが声をかけた。
    えーと確か……。神崎銀斗先輩と、奏月・ユラーシルだったけ?さっき声をかけた方が神崎先輩かな?

    ……とりあえず、【殺気】を解くか。あと、手も。


    手を離したらレジィーナが体勢を崩し、よろけた。それを取り巻き達の内の二人がが咄嗟に支えた。
    うん。ナイスフォロー。


    「あ、貴方!覚えておきなさいですわ!」
    

    そう言って、レジィーナ達は青ざめたまま去ろうとしたけど私は覚えておくつもりは全くないので、(まぁ、どうせ能力のおかげで、覚えているんだろうけどね……。)心の中でこう言った。


    「えっ、めんどくさいけんやだ。」


    ……おっと、つい声に出てしまったか。まぁ、いいや。


    「な、な、く、口答えしてんじゃないわよ!!」
    「それこそ無理な相談だね。だって、ちゃんと意見言わなきゃ舐められるじゃない?言われっぱなしってのも嫌だし。」
    「なっ、なっ、」


    レジィーナは口をパクパクさせながら次の言葉を言おうとしたが、神崎先輩がレジィーナの言葉を遮るようにレジィーナを睨みながらに言った。


    「そこまでですと言ったはずです。」


    そう言って、私も睨まれた。

    ……うん。私どっちかって言ったら被害者なんだけどなー。
    まぁ、いいか。


    私は気にせずにパエリアをまた食べ始めた。うん。うまい。


    あっ、レジィーナ達は顔を青くさせながら逃げていった。


    ……おい。ヴァンパイアが敵前逃亡していいのかよ。というか、幾ら神崎先輩に注意されたからって、人間との口喧嘩で逃げるヴァンパイアって……。


    とか思ってたらなにやら前方から視線が……。あぁ、紫苑か。


    「ごめんね。紫苑。騒がせちゃって。」
    「あっ、い、いや、大丈夫だよ。ってか、よく言い返せたね。……ねぇ、蒼って何者?」
    「まず、よく言い返せたねって言うけど、言い返さなかったら余計につけ上がりそうだったからね。ここらで釘を打っておかないと後々めんどそうだって思ったんだよね。あと、何者?って言うけどうーん。そうだな……。名前は蒼華月    蒼、趣味は読書に筋トレなど、えーとそれから……。あっ!ディメンション・ウィッチって店をネットで開いている来羅学園高等部主席入学者、って所かな?」
    「いやいやいや。そういう事じゃなくて……。」
    「君、蒼華月君だよね。悪いけどこの後生徒会室に来てくれるかい?」


    あっ、忘れてた。神崎先輩達がまだいたんだった。


    生徒会室か……。
    ……なんかヤダ。尋問でもされるのかな?どこまで知っている?とか、なぜあんな【殺気】を出せたんだ?とかね。


    あの【殺気】は、たしかに中位邪物なら出せるレベルだ。だが、人間で出せる者はそうそういないのだ。


    うーん。行きたくない。
    ……………そうだ!


    「すみません。私達これから学園内を一緒にまわる予定がありますので明日でもいいですか?」
    「出来れば今日がいいのだけど?」


    おっと、ニッコリ顔だが目が、目が笑ってないー!嘘でしょ。こんな顔見たの初めてだわ。しかも、ビミョーに【威圧】出してるー!
    怖ぇぇよ!
    どうしよう?何いえばいいのかな?


    とか考えていたらなんか金切り声が聞こえてきた。



    「ちょっと!なんでこんな奴に話しかけてんの!意味わかんない!ここで話しかけられるのは、わたしのはずでしょ!!??意味わかんない!なんなのあんた!モブの癖にわたしのフラグ折ってんじゃないわよ!!」



    ……はい?
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