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序章《あの世での仕事》
あの世での出来事とドッグタグ
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部屋にあった備え付けの、本人しか絶対開けられない鍵付きクローゼットの中から小さな紅茶缶を取り出した。
紅茶缶をテーブルに持っていき、テーブルの上に紅茶缶の中身を取り出した。
取り出したドッグタグは全部で4つ。
『そんなにたくさん持ってたの?ドッグタグ。』
「まぁね。これがこの前使ったやつだから……。あっ。やっぱり少ないな。」
『どれくらいそれにはポイント貯まってたの?』
「1286億8026万2586ポイント。」
『へ?多くない?』
「えっ?そうなの?だってさ、能力とか高いからこれくらいはみんな持っているかと思ったんだけど。」
『だって閲覧許可のポイントとか支払って残高それって結構稼いでいる方だと思うよ。』
そうなんだ。あれ?完全記憶のおかげで覚えているんだけどこのドッグタグの内2つが確か……。
何かドッグタグがもうすぐ容量一杯だから、新しいドッグタグを発行して貰って変えてってお知らせがあったから発行して変えんだよね。
最大容量っていくらだったんだろう?
……まぁとりあえず今来世用に貯めている方を確認するか……。
「えっと、こっちが確か今来世用に貯めている方で……。
2568万7758ポイント貯まってた。」
『そっかー。他のは貯まってないの?』
「いや、確か何かお知らせが届いたから変えたやつ。」
『お知らせ?』
「そう。何かドッグタグの容量がもうすぐ一杯になったから変えてねって。」
『容量が一杯にって……え?ちなみに、どれくらいポイント貯まってるの?』
「待って。私も調べてないから今どれくらいポイント貯まってるか調べる。」
……あれー?何かおかしいぞー?
思わずドッグタグが示した数字に固まってしまった。
『……どうしたの?』
ハッ!
「ごめんごめん。出た数字に驚いちゃって……。」
『で?いくらだったの?』
「えっと……。」
言いづらいなー。現実味の無い数字だし。
でも、いつかはバレるよなー。
「……9999不可思議9999那由多9999阿僧祇………………9999万9687ポイント。」
『……は?えっちょっと待って。それ見せて。』
私は、フィーに先程のドッグタグの数字が出ている方を向けた。
『……ホントジャン。』
「……片言になっているよ。」
『そりゃなるよ!!!だってこんなにポイント貯まってるドッグタグなんてはじめましてみたよ!!!』
「紅茶のんで少し落ち着いてー!」
身を乗り出しているフィーが興奮と困惑が混ざった様に点滅していた。
『……ごめん。興奮と困惑がごっちゃになって。…』
フィーは、そう言うと紅茶を飲み、フーと一息ついた。
『……それで、もう一つのドッグタグの方はどれくらいあるの?』
ドッグタグの数字が書いてある方をフィーに向けて私は言った。
「……9999不可思議9999那由多9999阿僧祇………………9852兆2682億0424万1387ポイント。」
『お前もう転生しろーーー!!!』
紅茶缶をテーブルに持っていき、テーブルの上に紅茶缶の中身を取り出した。
取り出したドッグタグは全部で4つ。
『そんなにたくさん持ってたの?ドッグタグ。』
「まぁね。これがこの前使ったやつだから……。あっ。やっぱり少ないな。」
『どれくらいそれにはポイント貯まってたの?』
「1286億8026万2586ポイント。」
『へ?多くない?』
「えっ?そうなの?だってさ、能力とか高いからこれくらいはみんな持っているかと思ったんだけど。」
『だって閲覧許可のポイントとか支払って残高それって結構稼いでいる方だと思うよ。』
そうなんだ。あれ?完全記憶のおかげで覚えているんだけどこのドッグタグの内2つが確か……。
何かドッグタグがもうすぐ容量一杯だから、新しいドッグタグを発行して貰って変えてってお知らせがあったから発行して変えんだよね。
最大容量っていくらだったんだろう?
……まぁとりあえず今来世用に貯めている方を確認するか……。
「えっと、こっちが確か今来世用に貯めている方で……。
2568万7758ポイント貯まってた。」
『そっかー。他のは貯まってないの?』
「いや、確か何かお知らせが届いたから変えたやつ。」
『お知らせ?』
「そう。何かドッグタグの容量がもうすぐ一杯になったから変えてねって。」
『容量が一杯にって……え?ちなみに、どれくらいポイント貯まってるの?』
「待って。私も調べてないから今どれくらいポイント貯まってるか調べる。」
……あれー?何かおかしいぞー?
思わずドッグタグが示した数字に固まってしまった。
『……どうしたの?』
ハッ!
「ごめんごめん。出た数字に驚いちゃって……。」
『で?いくらだったの?』
「えっと……。」
言いづらいなー。現実味の無い数字だし。
でも、いつかはバレるよなー。
「……9999不可思議9999那由多9999阿僧祇………………9999万9687ポイント。」
『……は?えっちょっと待って。それ見せて。』
私は、フィーに先程のドッグタグの数字が出ている方を向けた。
『……ホントジャン。』
「……片言になっているよ。」
『そりゃなるよ!!!だってこんなにポイント貯まってるドッグタグなんてはじめましてみたよ!!!』
「紅茶のんで少し落ち着いてー!」
身を乗り出しているフィーが興奮と困惑が混ざった様に点滅していた。
『……ごめん。興奮と困惑がごっちゃになって。…』
フィーは、そう言うと紅茶を飲み、フーと一息ついた。
『……それで、もう一つのドッグタグの方はどれくらいあるの?』
ドッグタグの数字が書いてある方をフィーに向けて私は言った。
「……9999不可思議9999那由多9999阿僧祇………………9852兆2682億0424万1387ポイント。」
『お前もう転生しろーーー!!!』
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