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な、なにそれ!
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恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい!!
「エルが嫌じゃないなら良かったです。いつも頼りきりで、なのにほとんど文句を言わないでしょ?何かしてあげたくとも何も言ってくれないので申し訳なく思ってたんです」
「バ、バカじゃないの?そんな…オレ、別に何も出来てないし…ア、アンタがそんなこと思う必要ないし!オレはやりたいことしかやってないから!」
なに言い出すんだよ!
突然帰りたくないのかと聞かれた時は帰れと言われているのかとショックだったが、まさかそれが自分を心配して言ってくれたのだと分かるとホッとした。
もうこの場所はエルにとっても帰るべき家で、家族なのだ。
なので問題ないと言えば、今度はエルのために何かしてあげたいと言われ、そこまで想ってくれているのが嬉しいのと、自分がしたことでエニシが喜んでくれているのが嬉しく、しかし素直にそれを伝えることが出来ず恥ずかしさに変な喋り方になってしまった。
実の家族にですらそんなこと言われたことはなく、自分でも親でもある両親に何かしてあげたいと思ったことなどない。
なのにも関わらず、エニシに限っては出来ることがあれば何でもしてあげたいと思える。
それはエニシがエルのことを本当の家族のように想ってくれているからで、それを隠すことなくちゃんと伝えてくれているからでもある。
大事な弟であるアズライトを育ててくれているだけでなく、エルのことも家族だと言ってくれた。
まだ完全に兄弟元通りとはいかないが、普通に接してくれるぐらいには進歩しているのもエニシのおかげだ。
エルにとってエニシは友であり、兄弟であり、母であり、家族なのだ。
身長で負けたと兄弟のように騒いだり、美味しいご飯を友達のように仲良く一緒に食べ、ツライことはないかと母のように心配してくれる。
貰い過ぎるほど貰っているのはエルの方なのに、エニシは自分ばかり申し訳ないと、何か返したいのだと言ってくれる。
アズライトを買ってくれたのがエニシで良かった。
エニシに出会えて良かった。
彼のおかげで自分は自分らしくいられ、毎日楽しく愉快に暮らせる。
あの冷たい血の繋がった家族などより、血が繋がっていなくても温かいエニシのそばにいたい。
「べ、べつに欲しいもの、はないけど、ア、アンタがそう思ってくれてる、のは、その……うれしい」
「私もエルが私のことを想って色々してくれるのがとても嬉しいです。ありがとう」
あー!あーー!あーーー!!
なんでそう簡単に言えるかなぁ!?
愛を伝えたことなど今までなかったエルには想いを伝えることがとても難しく、家族になってくれたエニシがエルのことを想ってくれているのに上手いこと伝えられない。
恥ずかしさに真っ赤になりながらも、エルもありがとうと言えば嬉しそうに笑ってくれた。
「また今度ケーキ作りますね。もちろんお酒を入れたものを」
「……うん、楽しみにしてる」
嬉しさにニヤつきそうになりながらも、しかしそれをバレるのが恥ずかしく俯けば優しく頭を撫でられる。
こうして子どものように撫でられるのも、他のヤツがすればガキだとバカにしてんのかと手首を捻ってやるところだが、エニシにはしない。
そんなことを思っていないのを分かっているし、彼にとってそれが大切な人にする愛情表現だと分かっているから。
「それにしても未成年が飲んでいいんですか?」
「酒に弱い魔族なんていないよ。まぁ、オレも自由に飲み始めたのはこっちに来てからだけど。その内アズライトも飲むようになるんじゃない?」
「……ダメです!」
「……ダメだわ」
酒瓶片手に飲むアズライトの姿を想像し、これはないと自分で言って自分で否定した。
「アズには成人するまで飲ませません。というかそんな姿見たくない」
「だね」
「……それに私は飲めないのに、アズが飲めるなんて悔しい上に悲しいです」
「大人げなっ!」
「またまたエルに裏切られましたからね。お酒が強いなんて反則です。私にもその才能半分ください」
「ムリでしょ!」
こうして戯れるのが楽しく、ズルいズルいと服を掴まれ揺さぶられてもケラケラと笑って許せてしまう。
「ずーるーいー、私にだってもっと何かあってはいいはずです!」
「あるある。きっとあるから」
「言い方!私がこんなに真面目に考えているというのに!」
「真面目にって…言ってることかなりガキっぽいよ」
「身長は男にとって大事なことでしょう!……仕方ない、身長は諦めるので筋肉のつけ方を一緒に考えて下さい」
切り替え早っ!!
しかもその代わりが筋肉ってどうなの?
確かに遺伝である身長より、頑張れば出来るかもしれない筋肉を考えた方がいいにはいいが……
「そのお腹でなに言ってんの。そんなこと産んだ後で考えればいいじゃん」
「そんなこと!?」
またもや胸ぐらを掴まれたエルは、今度は身長の時の比ではないくらい激しく揺さぶられるのであった。
エニシに筋肉の話しは禁句なのであった。
「エルが嫌じゃないなら良かったです。いつも頼りきりで、なのにほとんど文句を言わないでしょ?何かしてあげたくとも何も言ってくれないので申し訳なく思ってたんです」
「バ、バカじゃないの?そんな…オレ、別に何も出来てないし…ア、アンタがそんなこと思う必要ないし!オレはやりたいことしかやってないから!」
なに言い出すんだよ!
突然帰りたくないのかと聞かれた時は帰れと言われているのかとショックだったが、まさかそれが自分を心配して言ってくれたのだと分かるとホッとした。
もうこの場所はエルにとっても帰るべき家で、家族なのだ。
なので問題ないと言えば、今度はエルのために何かしてあげたいと言われ、そこまで想ってくれているのが嬉しいのと、自分がしたことでエニシが喜んでくれているのが嬉しく、しかし素直にそれを伝えることが出来ず恥ずかしさに変な喋り方になってしまった。
実の家族にですらそんなこと言われたことはなく、自分でも親でもある両親に何かしてあげたいと思ったことなどない。
なのにも関わらず、エニシに限っては出来ることがあれば何でもしてあげたいと思える。
それはエニシがエルのことを本当の家族のように想ってくれているからで、それを隠すことなくちゃんと伝えてくれているからでもある。
大事な弟であるアズライトを育ててくれているだけでなく、エルのことも家族だと言ってくれた。
まだ完全に兄弟元通りとはいかないが、普通に接してくれるぐらいには進歩しているのもエニシのおかげだ。
エルにとってエニシは友であり、兄弟であり、母であり、家族なのだ。
身長で負けたと兄弟のように騒いだり、美味しいご飯を友達のように仲良く一緒に食べ、ツライことはないかと母のように心配してくれる。
貰い過ぎるほど貰っているのはエルの方なのに、エニシは自分ばかり申し訳ないと、何か返したいのだと言ってくれる。
アズライトを買ってくれたのがエニシで良かった。
エニシに出会えて良かった。
彼のおかげで自分は自分らしくいられ、毎日楽しく愉快に暮らせる。
あの冷たい血の繋がった家族などより、血が繋がっていなくても温かいエニシのそばにいたい。
「べ、べつに欲しいもの、はないけど、ア、アンタがそう思ってくれてる、のは、その……うれしい」
「私もエルが私のことを想って色々してくれるのがとても嬉しいです。ありがとう」
あー!あーー!あーーー!!
なんでそう簡単に言えるかなぁ!?
愛を伝えたことなど今までなかったエルには想いを伝えることがとても難しく、家族になってくれたエニシがエルのことを想ってくれているのに上手いこと伝えられない。
恥ずかしさに真っ赤になりながらも、エルもありがとうと言えば嬉しそうに笑ってくれた。
「また今度ケーキ作りますね。もちろんお酒を入れたものを」
「……うん、楽しみにしてる」
嬉しさにニヤつきそうになりながらも、しかしそれをバレるのが恥ずかしく俯けば優しく頭を撫でられる。
こうして子どものように撫でられるのも、他のヤツがすればガキだとバカにしてんのかと手首を捻ってやるところだが、エニシにはしない。
そんなことを思っていないのを分かっているし、彼にとってそれが大切な人にする愛情表現だと分かっているから。
「それにしても未成年が飲んでいいんですか?」
「酒に弱い魔族なんていないよ。まぁ、オレも自由に飲み始めたのはこっちに来てからだけど。その内アズライトも飲むようになるんじゃない?」
「……ダメです!」
「……ダメだわ」
酒瓶片手に飲むアズライトの姿を想像し、これはないと自分で言って自分で否定した。
「アズには成人するまで飲ませません。というかそんな姿見たくない」
「だね」
「……それに私は飲めないのに、アズが飲めるなんて悔しい上に悲しいです」
「大人げなっ!」
「またまたエルに裏切られましたからね。お酒が強いなんて反則です。私にもその才能半分ください」
「ムリでしょ!」
こうして戯れるのが楽しく、ズルいズルいと服を掴まれ揺さぶられてもケラケラと笑って許せてしまう。
「ずーるーいー、私にだってもっと何かあってはいいはずです!」
「あるある。きっとあるから」
「言い方!私がこんなに真面目に考えているというのに!」
「真面目にって…言ってることかなりガキっぽいよ」
「身長は男にとって大事なことでしょう!……仕方ない、身長は諦めるので筋肉のつけ方を一緒に考えて下さい」
切り替え早っ!!
しかもその代わりが筋肉ってどうなの?
確かに遺伝である身長より、頑張れば出来るかもしれない筋肉を考えた方がいいにはいいが……
「そのお腹でなに言ってんの。そんなこと産んだ後で考えればいいじゃん」
「そんなこと!?」
またもや胸ぐらを掴まれたエルは、今度は身長の時の比ではないくらい激しく揺さぶられるのであった。
エニシに筋肉の話しは禁句なのであった。
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