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遅れまして
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久しぶりに会ったレオナルドだが少々お疲れのようだった。
そんなレオナルドが気になるのかラックがすぐ隣で寄り添うように横になっていた。
「お久しぶりです。長いこと来ることが出来ずすいませんでした」
「子が出来たのだろう?ならば仕方がない。無理せず暫く休んでいるよう伝えたはずだが?」
マーガレットたちに聞いていたらしく無理をしなくていいと言われてはいたのだが、それを断り今日やってきた。
「気分転換にもいいかと思いまして。それにこの子もラックと遊びたいと言ったのでいい機会かと」
ラックと名前を呼び抱きつく繋にラックも嬉しそうに顔を舐めて喜んでいた。
疲れ顔のレオナルドに話しがあるため少し休憩しようと言えばあっさり作業の手を止めてくれた。
「2人もおいで。繋は渡したいものがあったでしょう?」
「うん!これケイつくったの。どうぞ」
「君の手作りか。有り難く受け取ろう」
繋と一緒に作ったクッキーはここに来る前にマーガレットやランたちにも渡しに行っている。
すごい!嬉しい!ありがとうと凄い勢いで喜んでくれ、繋も嬉しそうだった。
レオナルドが受け取ってくれるかは分からなかったが、ダメならアル爺にでも渡せばいいかと思っていたので素直に受け取ってくれたのには少し驚いた。
「以前一緒に遊んでくれたお礼に渡したいと言ったので。あの…私も一緒に作ったので変なものは入っていません。けど無理せずダメなら食べなくてーー」
「大丈夫だ。君の子がそんなことをするなんて思ってはいない。君が一緒に作ったというなら味にも心配はないだろうから喜んでいただこう」
気を遣わず無理なら処分してくれて構わないと言おうとしたが、意外にも喜んで受け取ってくれ礼を言い繋の頭を撫でていた。
「それなら良かったです。ラックにも作ってきたのでオヤツの時にでもあげて下さい」
狼がどうかは分からないが、甘さ控えめの固めのものを作ってみた。
気に入ってくれるかは分からないがと渡しておく。
「にしても私は遊んだ覚えはないのだが……」
「一緒にご飯を食べて抱っこもしてくれたでしょ?この子は十分遊んでもらったと思っているんですよ」
マーガレットたちのように大袈裟な反応をするわけではないが、繋なりにレオナルドが自分を可愛がってくれているのは分かっているのだろう。
マーガレットたちにクッキーを作りたいと言い一緒に作っている時もーー
「そんなにいっぱい持っていくんですか?」
2人分だけかと思っていたプレゼントもそれが3個目に突入して縁も最初は驚いた。
「これはばーばの。これじーじ。これは……でっかいおじさんのなの」
でっかいおじさんとは誰だろうと思っていれば、抱っこしてくれた人ということからレオナルドが浮かんだ。
にしてもでっかいおじさんとはと笑ったものだ。
「名前を教えないのもあれかと思いレオおじさんと教えたんですけどよかったですか?」
この歳で宰相様だと教えたところで意味も発音もしにくいだろうと簡単にレオおじさんと教えたのだ。
「構わない」
怒られるかなと思ったが快く頷いてくれた。
ならば後は隊長たちにもとレオナルドも一緒に渡しに行ったのだが……
「じーじがわたさないでいいって」
「なんでだよっ!?」
にこにこと受け取ってくれたフレックに、ならば次は俺かとマルズスが待っていたのだが繋はあげないと首を振った。
どうしたのかと理由を聞いてみれば、ジンがあんなバカには繋の作った貴重なクッキーを渡すことはないと言っていたらしい。
以前繋を泣かせたのをジンは忘れていなかったのだろう。
「残念ですねぇ。これも日頃の行いですかね」
「体ばかり鍛えて頭を鍛えないからだな」
ここぞとばかりにレオナルドとフレックに嫌味を言われ笑われていた。
すごく申し訳ない。
「でもそれじゃあ1つ余ってしまうでしょ?せっかく作ったんですからあげては?」
「………じーじ」
このまま持って帰るのは勿体ないと言えば、何を思ったかじーじと言いながらレオナルドにクッキーの包みを渡していた。
何故と皆が首を傾げる中、何か気付いたのかレオナルドが受け取り分かったと頷いていた。
「ジンさんにはもう渡したんですけど……」
「たぶんだがアルバトロスのことだろう。自分で渡すのはまだ抵抗があるのではないか?」
そういうことかと納得した。
何故繋が言いたいことが分かったのかと聞いてみれば……
「じーじと呼んでいただろう?ならば私より年上で、この子が態々渡しに行くのを躊躇うのはあのジジイしかいない」
その推理は凄いがジジイとは未だに仲はよろしくないらしい。
ならばマルズスには悪いが渡しておいてほしいと頼む。
なんだか申し訳ないのでマルズスには縁の手作りを渡しておくのだった。
「そういえば繋にはアル爺の名前を教えたことがありませんでした」
じーじと勘違いする呼び方をしていたのもそのせいだろう。
「私と同じでクソジジイでいいんじゃないか?」
「ダメでしょ」
失礼な上、そんな言い方繋にしてほしくない。
繋にはちゃんと(?)あの人はアル爺だと教えておくのだった。
それは名前じゃないとレオナルドが背後で笑っていたのに気付かなかった。
そんなレオナルドが気になるのかラックがすぐ隣で寄り添うように横になっていた。
「お久しぶりです。長いこと来ることが出来ずすいませんでした」
「子が出来たのだろう?ならば仕方がない。無理せず暫く休んでいるよう伝えたはずだが?」
マーガレットたちに聞いていたらしく無理をしなくていいと言われてはいたのだが、それを断り今日やってきた。
「気分転換にもいいかと思いまして。それにこの子もラックと遊びたいと言ったのでいい機会かと」
ラックと名前を呼び抱きつく繋にラックも嬉しそうに顔を舐めて喜んでいた。
疲れ顔のレオナルドに話しがあるため少し休憩しようと言えばあっさり作業の手を止めてくれた。
「2人もおいで。繋は渡したいものがあったでしょう?」
「うん!これケイつくったの。どうぞ」
「君の手作りか。有り難く受け取ろう」
繋と一緒に作ったクッキーはここに来る前にマーガレットやランたちにも渡しに行っている。
すごい!嬉しい!ありがとうと凄い勢いで喜んでくれ、繋も嬉しそうだった。
レオナルドが受け取ってくれるかは分からなかったが、ダメならアル爺にでも渡せばいいかと思っていたので素直に受け取ってくれたのには少し驚いた。
「以前一緒に遊んでくれたお礼に渡したいと言ったので。あの…私も一緒に作ったので変なものは入っていません。けど無理せずダメなら食べなくてーー」
「大丈夫だ。君の子がそんなことをするなんて思ってはいない。君が一緒に作ったというなら味にも心配はないだろうから喜んでいただこう」
気を遣わず無理なら処分してくれて構わないと言おうとしたが、意外にも喜んで受け取ってくれ礼を言い繋の頭を撫でていた。
「それなら良かったです。ラックにも作ってきたのでオヤツの時にでもあげて下さい」
狼がどうかは分からないが、甘さ控えめの固めのものを作ってみた。
気に入ってくれるかは分からないがと渡しておく。
「にしても私は遊んだ覚えはないのだが……」
「一緒にご飯を食べて抱っこもしてくれたでしょ?この子は十分遊んでもらったと思っているんですよ」
マーガレットたちのように大袈裟な反応をするわけではないが、繋なりにレオナルドが自分を可愛がってくれているのは分かっているのだろう。
マーガレットたちにクッキーを作りたいと言い一緒に作っている時もーー
「そんなにいっぱい持っていくんですか?」
2人分だけかと思っていたプレゼントもそれが3個目に突入して縁も最初は驚いた。
「これはばーばの。これじーじ。これは……でっかいおじさんのなの」
でっかいおじさんとは誰だろうと思っていれば、抱っこしてくれた人ということからレオナルドが浮かんだ。
にしてもでっかいおじさんとはと笑ったものだ。
「名前を教えないのもあれかと思いレオおじさんと教えたんですけどよかったですか?」
この歳で宰相様だと教えたところで意味も発音もしにくいだろうと簡単にレオおじさんと教えたのだ。
「構わない」
怒られるかなと思ったが快く頷いてくれた。
ならば後は隊長たちにもとレオナルドも一緒に渡しに行ったのだが……
「じーじがわたさないでいいって」
「なんでだよっ!?」
にこにこと受け取ってくれたフレックに、ならば次は俺かとマルズスが待っていたのだが繋はあげないと首を振った。
どうしたのかと理由を聞いてみれば、ジンがあんなバカには繋の作った貴重なクッキーを渡すことはないと言っていたらしい。
以前繋を泣かせたのをジンは忘れていなかったのだろう。
「残念ですねぇ。これも日頃の行いですかね」
「体ばかり鍛えて頭を鍛えないからだな」
ここぞとばかりにレオナルドとフレックに嫌味を言われ笑われていた。
すごく申し訳ない。
「でもそれじゃあ1つ余ってしまうでしょ?せっかく作ったんですからあげては?」
「………じーじ」
このまま持って帰るのは勿体ないと言えば、何を思ったかじーじと言いながらレオナルドにクッキーの包みを渡していた。
何故と皆が首を傾げる中、何か気付いたのかレオナルドが受け取り分かったと頷いていた。
「ジンさんにはもう渡したんですけど……」
「たぶんだがアルバトロスのことだろう。自分で渡すのはまだ抵抗があるのではないか?」
そういうことかと納得した。
何故繋が言いたいことが分かったのかと聞いてみれば……
「じーじと呼んでいただろう?ならば私より年上で、この子が態々渡しに行くのを躊躇うのはあのジジイしかいない」
その推理は凄いがジジイとは未だに仲はよろしくないらしい。
ならばマルズスには悪いが渡しておいてほしいと頼む。
なんだか申し訳ないのでマルズスには縁の手作りを渡しておくのだった。
「そういえば繋にはアル爺の名前を教えたことがありませんでした」
じーじと勘違いする呼び方をしていたのもそのせいだろう。
「私と同じでクソジジイでいいんじゃないか?」
「ダメでしょ」
失礼な上、そんな言い方繋にしてほしくない。
繋にはちゃんと(?)あの人はアル爺だと教えておくのだった。
それは名前じゃないとレオナルドが背後で笑っていたのに気付かなかった。
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