14 / 21
episode4 恋という病
02
しおりを挟む
「アオイ、何されたい? オレ付き合うよ?」
ホテルについて、上目遣いでアオイにそう聞くと、アオイはあからさまに動揺して目を泳がせた。
「そ、そんなこと聞かれたら、色々言っちゃいそうなんだけど……」
「えー? 色々言っていいよ?」
面白くてクスクス笑いながら、二人でベッドに腰掛ける。
「……じゃあ」
アオイはオレを見て、そしてこう言った。
「ソラのこと抱きたい」
………………。
「へ?」
「い、いや! ごめん、やっぱなんでもない!!今のなし!!」
聞き返すと、アオイは慌てて首を横に振った。
……え、抱きたい? 本当に?
オレは思わず笑った。
「びっくりした。流石に最後までするって思ってなかった」
「ご、ごめん、俺、こういうとするのはじめてで、よくわかんなくて……」
しどろもどろになるアオイがおかしい。けれど、その提案は悪くないと思った。
「でも、いいよ、オレの事抱いて」
「……い、いいの?」
聞き返すアオイに、オレは頷く。
今まで、自分が入れる側しかしたことはなかったけど……抱かれるっていうのも興味がある。
「うん。でもオレ、男の人とするの初めてだし、自分の指以外入れたことないから、色々難しかったらごめんね?」
そう言うと、アオイは驚いたようにオレを見た。
「え……う、後ろ使って、オナニーしたことあるの?」
「…………それ、聞いちゃう?」
まあ、わりとするけどさ。
オレが首を傾げると、アオイはゴクリと唾を飲んで、そしてオレのズボンに手をかけた。
その手を、一度押さえる。
「あ、でもヤる前に、シャワー浴びよ?」
「え、ああっ、そ、そうだな!!ごめん!!」
アオイは慌てて手を離して謝った。
うわ、やっぱアオイ可愛い。童貞可愛い。
そう思いながら、一緒にシャワー室に行った。
……けど、そんなことを余裕で思ってられたのは、この時が最後だった。
「これが、ソラの……ふふ……」
「何笑ってんの?」
オレのちんこを指でつつくアオイを、ジト目で見る。
再び、白いベッドの上。お互い、シャツだけ羽織っていた。
「自分より小さいって貶してる?」
「いや、そういう意味じゃなくて……ソラ、可愛いのに、こっちはしっかりついてるから……」
そう言いながら、アオイはオレのを指先で弄りつづける。
……まあ、確かに、オレ身長が低いわりには、こっちは平均的なサイズではあるけど……。
触られているところが触られているところだから、ぞわぞわしてへんな気分になってくる。
アオイは、興奮しきった様子で言った。
「はあ……俺、これオカズにしてイけそう」
でも、そんな変態発言よりも、アオイがそう言いながら自分の手で触りだした、勃起したそのアオイ自身の大きさにオレは目を疑った。
「あ、アオイ……ちんこ、でかいね」
「え? それはほら、身長はオレの方がでかいから」
アオイは照れたように笑うけど、オレは笑えなかった。
え、ソレ、何センチあるの? デカすぎない?
……コレが、今からオレのナカに入るの?
めちゃくちゃエグくない?
すっごく痛かったらどうしよう、というオレの不安をよそに、アオイはその綺麗な顔で微笑む。
「後ろ慣らすの、俺がやってみていい?」
「ん……いいよ、やり方わかる?」
体勢を変えて、オレは座っているアオイの上に、向き合って立て膝をついた。
「一応……」
アオイは、不慣れな手つきでゴムの袋を破る。
それを指にはめて、ローションを絡めると、アオイは照れ笑いを浮かべて、
「えっと……痛かったり、間違ってたりしたら教えてほしい」
「わかった」
そんなアオイのしぐさが可愛くてきゅんとしながら、そう言ってアオイの肩に顎を乗せた。
すると、ローションをつけたぬるぬるした指が一本、急につるりと中に入った。
「んっ……?!」
オレは思わず声を上げてしまって、それを聞いたアオイは指を止める。
「ご、ごめん、痛かった?」
「い……痛くないよ」
答える声が、少し上擦った。
それに気づいたのか、アオイは優しく言う。
「強がらないでいいからな?」
……痛いのを、強がっているわけじゃなかった。
つぷつぷとその指が動いて、感触にビクビクと足が震える。
けれどさらに奥へ指が入って、耐えきれず、喉から声が溢れた。
「っ、ぁ」
「痛いか?」
「いっ、痛くないよ」
痛いんじゃない。
気持ちいいんだ。
自分の指以外のモノが入るのははじめてで、でも、こんなに気持ちが良いなんて、思わなかった。
どうしよう……オレ、リードする気だったのに。
これ、ヤバイかもしれない。
快感を逃すため、ぐっとアオイのシャツを掴んだ。
しかし、アオイは流石に察したのか、質問を変えてきた。
「なあ……俺の指、気持ちいい?」
「…っ………」
「ソラ?」
「……き、きもちいい」
「そうか」
嬉しそうな声が聞こえた。
指が二本になって、ぐちゅぐちゅと出し入れされる。
「んんっ…!!」
さっきよりも強い快感。足を捻っても、シャツを握っても、その快感は逃げなくて、腰がビクビクと痙攣する。
そもそも、アオイの指がオレより長いのがいけないんだ。
今まで触ったところがない場所に、ずっと指が触れてる。
「ここだよな、前立腺って」
「っあ……?!」
奥の気持ちいい場所を当てられて、また体がびくつく。
そこをぐりぐりと指で攻められるのが良すぎて、声が我慢できなかった。
「あ、んあッ、あっ…!」
肩に縋り、身をよじって喘ぎ始めると、アオイは一度指を止めた。
「……ソラ、声めちゃくちゃえろい……」
「んっ…う、うるさい……!」
「……なあ、もう、俺の入れていい?」
アオイの、切迫詰まった声が聞こえる。
それに答える前に、急に視界が反転した。
「っえ?」
ホテルについて、上目遣いでアオイにそう聞くと、アオイはあからさまに動揺して目を泳がせた。
「そ、そんなこと聞かれたら、色々言っちゃいそうなんだけど……」
「えー? 色々言っていいよ?」
面白くてクスクス笑いながら、二人でベッドに腰掛ける。
「……じゃあ」
アオイはオレを見て、そしてこう言った。
「ソラのこと抱きたい」
………………。
「へ?」
「い、いや! ごめん、やっぱなんでもない!!今のなし!!」
聞き返すと、アオイは慌てて首を横に振った。
……え、抱きたい? 本当に?
オレは思わず笑った。
「びっくりした。流石に最後までするって思ってなかった」
「ご、ごめん、俺、こういうとするのはじめてで、よくわかんなくて……」
しどろもどろになるアオイがおかしい。けれど、その提案は悪くないと思った。
「でも、いいよ、オレの事抱いて」
「……い、いいの?」
聞き返すアオイに、オレは頷く。
今まで、自分が入れる側しかしたことはなかったけど……抱かれるっていうのも興味がある。
「うん。でもオレ、男の人とするの初めてだし、自分の指以外入れたことないから、色々難しかったらごめんね?」
そう言うと、アオイは驚いたようにオレを見た。
「え……う、後ろ使って、オナニーしたことあるの?」
「…………それ、聞いちゃう?」
まあ、わりとするけどさ。
オレが首を傾げると、アオイはゴクリと唾を飲んで、そしてオレのズボンに手をかけた。
その手を、一度押さえる。
「あ、でもヤる前に、シャワー浴びよ?」
「え、ああっ、そ、そうだな!!ごめん!!」
アオイは慌てて手を離して謝った。
うわ、やっぱアオイ可愛い。童貞可愛い。
そう思いながら、一緒にシャワー室に行った。
……けど、そんなことを余裕で思ってられたのは、この時が最後だった。
「これが、ソラの……ふふ……」
「何笑ってんの?」
オレのちんこを指でつつくアオイを、ジト目で見る。
再び、白いベッドの上。お互い、シャツだけ羽織っていた。
「自分より小さいって貶してる?」
「いや、そういう意味じゃなくて……ソラ、可愛いのに、こっちはしっかりついてるから……」
そう言いながら、アオイはオレのを指先で弄りつづける。
……まあ、確かに、オレ身長が低いわりには、こっちは平均的なサイズではあるけど……。
触られているところが触られているところだから、ぞわぞわしてへんな気分になってくる。
アオイは、興奮しきった様子で言った。
「はあ……俺、これオカズにしてイけそう」
でも、そんな変態発言よりも、アオイがそう言いながら自分の手で触りだした、勃起したそのアオイ自身の大きさにオレは目を疑った。
「あ、アオイ……ちんこ、でかいね」
「え? それはほら、身長はオレの方がでかいから」
アオイは照れたように笑うけど、オレは笑えなかった。
え、ソレ、何センチあるの? デカすぎない?
……コレが、今からオレのナカに入るの?
めちゃくちゃエグくない?
すっごく痛かったらどうしよう、というオレの不安をよそに、アオイはその綺麗な顔で微笑む。
「後ろ慣らすの、俺がやってみていい?」
「ん……いいよ、やり方わかる?」
体勢を変えて、オレは座っているアオイの上に、向き合って立て膝をついた。
「一応……」
アオイは、不慣れな手つきでゴムの袋を破る。
それを指にはめて、ローションを絡めると、アオイは照れ笑いを浮かべて、
「えっと……痛かったり、間違ってたりしたら教えてほしい」
「わかった」
そんなアオイのしぐさが可愛くてきゅんとしながら、そう言ってアオイの肩に顎を乗せた。
すると、ローションをつけたぬるぬるした指が一本、急につるりと中に入った。
「んっ……?!」
オレは思わず声を上げてしまって、それを聞いたアオイは指を止める。
「ご、ごめん、痛かった?」
「い……痛くないよ」
答える声が、少し上擦った。
それに気づいたのか、アオイは優しく言う。
「強がらないでいいからな?」
……痛いのを、強がっているわけじゃなかった。
つぷつぷとその指が動いて、感触にビクビクと足が震える。
けれどさらに奥へ指が入って、耐えきれず、喉から声が溢れた。
「っ、ぁ」
「痛いか?」
「いっ、痛くないよ」
痛いんじゃない。
気持ちいいんだ。
自分の指以外のモノが入るのははじめてで、でも、こんなに気持ちが良いなんて、思わなかった。
どうしよう……オレ、リードする気だったのに。
これ、ヤバイかもしれない。
快感を逃すため、ぐっとアオイのシャツを掴んだ。
しかし、アオイは流石に察したのか、質問を変えてきた。
「なあ……俺の指、気持ちいい?」
「…っ………」
「ソラ?」
「……き、きもちいい」
「そうか」
嬉しそうな声が聞こえた。
指が二本になって、ぐちゅぐちゅと出し入れされる。
「んんっ…!!」
さっきよりも強い快感。足を捻っても、シャツを握っても、その快感は逃げなくて、腰がビクビクと痙攣する。
そもそも、アオイの指がオレより長いのがいけないんだ。
今まで触ったところがない場所に、ずっと指が触れてる。
「ここだよな、前立腺って」
「っあ……?!」
奥の気持ちいい場所を当てられて、また体がびくつく。
そこをぐりぐりと指で攻められるのが良すぎて、声が我慢できなかった。
「あ、んあッ、あっ…!」
肩に縋り、身をよじって喘ぎ始めると、アオイは一度指を止めた。
「……ソラ、声めちゃくちゃえろい……」
「んっ…う、うるさい……!」
「……なあ、もう、俺の入れていい?」
アオイの、切迫詰まった声が聞こえる。
それに答える前に、急に視界が反転した。
「っえ?」
10
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
悪夢の先に
紫月ゆえ
BL
人に頼ることを知らない大学生(受)が体調不良に陥ってしまう。そんな彼に手を差し伸べる恋人(攻)にも、悪夢を見たことで拒絶をしてしまうが…。
※体調不良表現あり。嘔吐表現あるので苦手な方はご注意ください。
『孤毒の解毒薬』の続編です!
西条雪(受):ぼっち学生。人と関わることに抵抗を抱いている。無自覚だが、容姿はかなり整っている。
白銀奏斗(攻):勉学、容姿、人望を兼ね備えた人気者。柔らかく穏やかな雰囲気をまとう。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる