恋をしている

瑠璃

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困惑

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やっとの思いで学校についた琴葉。
琴葉「めっっっちゃ!!疲れた」
冬花「あはは、そりゃ!!あんな全力疾走でくればね?」
琴葉「もう、そんなに笑わないでよ…!!」
冬花「だってさ目を見開きながら全力疾走だよ?もう笑うしかないじゃん!!」
琴葉「それは寝坊は焦るよ!!」
冬花「あはは、はい、はい。そうだ、今日は保健室に行くのを忘れないでよね?」
琴葉「はーい!わかってまーす!そういえば保健の先生ってどんな先生だっけ?」
冬花「えー?覚えてないの?あんなイケメンだったのに!」
琴葉「いやー?記憶力がとても悪いもので…」
冬花「まぁ、琴葉だもんね…」
琴葉「琴葉だもんね…!って何!?そこはそんなことないよ!とか慰めてくれるところじゃないの??」
冬花「あ、授業はじまるよ!」
琴葉「は、話そらすな…!!」
━━━━━昼休み━━━━━━
私は慌ててお昼を食べ保健室に向かっている。だが、見たくないものを見てしまった…
渡り廊下を歩いている途中誰かが告白していた。少し気になりチラ見をすると告白をされているのは宮野先輩だったのだ。
少し止まって聞いておけば良かったのかもしれないが、どうしてもその場から離れてしまった。
ただ、ほんの少し、宮野先輩と目が合ってしまった気がする。

私は息を切らしながら保健室に入った。
琴葉「はぁはぁ…ゴホッ失礼します…1ね」
橘先生「大丈夫かい!?体調不良か?」
琴葉「だ、大丈夫です。慌てて来ただけです…えっと、保健の先生ですか…?」
橘先生「あ、ならよかった!そうだよ!橘 春樹 って言います!皆からはるちゃん先生とかたっちー先生とか呼ばれてるよ!」
琴葉「よかったー。私は1年Aクラスの香月琴…」
ドタドタとすごい音がしてきて
勢いよくドアが開くと同時に
宮野先輩「2年Bクラスの宮野 成悟です。あ、よかったー琴葉ちゃん先に行ってたんだね!」
橘先生「あーこの子が保健委員に入ってくれる香月琴葉さんだね!よろしくな!」挨拶されたと同時に紙を渡された。
琴葉「は、はい!よろしくお願いします!」
橘先生「そこに名前と学年、入った理由を簡略に書いてくれればいいから。」
琴葉「はい!分かりました!」
ーーーーーー5分後‎‪ーーーーーー琴葉「これで、いいでしょうか?」
橘先生「はい、ありがとねー!いやー君とは話してみたくてね。」
琴葉「そうなんですか?」
橘先生「あぁ、宮野くんが1年の時よく君の事を話しててね、」
宮野先輩「ちょっ!?言わないでいいですからね!?」
琴葉「へ…?どんな話を(震え)」
宮野先輩「あ、大した話じゃないよ。」
橘先生「あー。(笑)そうだ、香月さん立ち上がってくれるかな?」
琴葉「あ、はい。」私は急に手を掴まれたと思ったらお姫様抱っこされベット運ばれた。
宮野先輩「は?…」宮野先輩も驚きの表情を隠せなていなかった。
琴葉「え?ちょっと何してるんですか??」私は訳が分からない
橘先生「はーい。まぁ、いいから体温計で熱を測ろうか?」
意味がわからなかったが言われた通りに測った。そしたら…
琴葉「え?なんで、熱が…?」
橘先生「やっぱりね。少し息苦しそうに見えたから。」
いや、それはこの空間に好きな人がいるからであって…
橘先生「まぁ、4時間目は保健室で寝てな?それで下がらなかったら早退しな?次の担当授業教師には伝えとくからさ」
琴葉「は、はぁ…?分かりました…」
宮野先輩「大丈夫…?」
琴葉「だ、大丈夫です…」私はさっきの告白を思い出してしまった。あの後、どうなったんだろうか…
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