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吸血鬼の王登場

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春風創真と剣聖裳神は、結界のおかしさに気づき引き返すことにした。

剣聖裳神の能力で割れた血の池の地面を走った。
結界のところまできた。

悠輝と狼城、結界師まで吸血鬼になっているではないか。

急いで結界を次元崩壊(あらゆるものを破壊する)で破壊した。

狼城は剣聖裳神に襲い掛かり、悠輝は春風創真に襲い掛かった。

狼城の爪が振り下ろされる。
剣聖裳神は剣でしっかりと防いだが、
後ろから血の池でできた吸血鬼に殴られ吹っ飛ばされかすり傷ができていた。

激痛を覚えて手を見ると、いつの間にか狼にかまれていた。
吸血鬼狼城が
「もうきずいたと思うが俺の変異した能力は、相手の出た血を狼にしてかんだ状態で出現させる能力だ
しかもかまれると離れないし、血が止まらない」

剣聖裳神は狼の首をすぐさま切断した。
白目をむいているが剣聖裳神の血がさらに垂れると狼が復活した。

魔力で覆っているが、狼のかむ力の方が強い、どんどん血が出てきて、血にあたり狼が強くなってきている。
「絶対切断」自分の腕を切り、さらに反発する能力を使った。

狼が狼城に向かった。凄まじい勢いで激突する。
「剣聖憑依」剣聖裳神の姿が消えて狼城の前に現れた。
狼の顎を蹴り上げる。
心臓付近なので切り取れない。
そのまま狼城を気絶させた。

血の池でできた吸血鬼に「重殺」を使い破裂させた。あたりはこい血の霧となった。

春風創真は時間フリーズを使った。
結界師を5億年封印パンチで時を止める。

悠輝も5億年封印パンチで時を止める。

その時だった自分も動けなくなってしまった。
血のけが引いて、意識がもうろうとする。

全身に力を入れて止まった時を破壊した。

悠輝も止まった時を早送りした。
吸血鬼悠輝が

「俺の能力は初めは相手の能力をコピーする能力だったが、コピーして血を使い、時を止める能力になった」
「お前は後10回時を止めたら血液がなくなり死ぬ」

「封印派」春風創真が光線を放った。
悠輝が時を早送りする中、さらにパンチをお見舞いしまくり気絶させた。

剣聖裳神を見てよくやられたなと言って回復術を使いなおした。

その時だった。怒りがこみあげてきてどちらも吸血鬼になってしまった。
血の霧を吸いすぎると吸血鬼になってしまうのだ。

そこに新たな吸血鬼が現れて


「実は主はここにいません。お二人が感じていた吸血鬼の王の気配は能力によるものです。
私の深手を負わされた相手のところにあらゆるものを送り付ける能力で主の元へ案内しましょう」

赤い光がひかり、2人は吸血鬼の王と対面した
春風創真さえも強敵だと感じた」

「ハハはやっと春風創真を手に入れたぞ…世界征服してやる。
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